思わずメカニカルキーボードを買ってしまう

先月FILCOのメカニカルキーボードを買いました。

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FILCO Majestouch 2 茶軸・フルサイズ・かなあり(FKBN108M/JB2)

 

なぜこれを買ったのかというと…

4月のある日北天神、もといノース天神のブックオフにあるジャンクコーナーをゴソゴソしていると、妙に重たく、これまた妙にキータッチのいいテンキーレスキーボードが500円で売られているのを発見。

気になったのでよく見てみると何とFILCOのメカニカルキーボードMajestouch 2のテンキーレスモデルでした。

FILCO Majestouch 2 HAKUA Tenkeyless 茶軸・テンキーレス・かなあり・マットホワイト(FKBN91M/JMW2)

外観は特に傷んでいるようなところもなく、問題ないコンディション、ということで迷うことなく購入。

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なぜ1万円程もする高級メカニカルキーボードが500円でジャンクコーナーに転がっていたのかが謎ですが、恐らくスタッフに商品知識がなく、このキーボードの価値を分かっていなかったからでしょうね。

この件については以前エントリしていますし。

ブックオフのジャンクの話

まぁそのおかげで激安で買えたわけですが。

たまにこのような掘り出し物が見つかるのがブックオフのジャンクコーナーのいいところですね。

 

このキーボード、メカニカル式だけあってキータッチは最高、ということで当然これをメインPCで使いたくなったのですが、テンキーレスだし、PC周りの品々は黒で揃えているのでカラーマッチングが合わないのが気になる。

それならいっそのこと同じCherry MX茶軸のFILCO Majestouch 2テンキーあり黒を買ってしまうか、と思いまずは当時ポイント増量(13%)キャンペーンをやっていたヨドバシカメラをチェックしてみると既に取り扱い終了…

ポイントを1000ポイント程持っていたのでそれを使うと実質4ケタ円で買えたのですが残念。

次にAmazonをチェックしてみると、Amazon直販(=マケプレではない)で扱いがあるのを発見。

それなら慌てて買わなくてもいいかな、ということで少し考えることにしたのですが、その後OnePlus 5Tや中古富士通Windowsタブレットを買ったりしたため必然的に後回しに。

そして先日別件でAmazonを見ていた時にふとメカニカルキーボードのことを思い出し、改めてチェックしてみると残り在庫数が1ケタになっていて、しかも1000円程値下がりしている(在庫数が減ってたのはそのせい?)。

このタイミングで買わないと在庫切れになった後Amazon直販での取り扱い終了、ということにもなりかねないな(当時Amazonプライムセールが控えていたこともあり)と思い少し悩んだ後結局注文することに。

消費増税もあるし、メカニカルキーボードといえばキー周りがピカピカ光るゲーミングキーボードばかりになってしまった今そうではないメカニカルキーボードは希少なので、後から欲しくなってもディスコンになってしまい入手できない、といったことにもなりかねないですからね。

Amazonプライム会員ではないので送料無料になるタイミングを生かさないと、ということでついでに以前「2018年に買ってよかったもの」の一つに挙げたUSBバスパワー昇圧ケーブル(5→12V)を2本追加購入することにしました。

 

私はAmazonで買い物する際基本的にコンビニ受け取りにするのですが、今回近所のローソンでの受け取りを指定しようとするとなぜかメカニカルキーボードだけが指定できない。

なので最初コンビニ受け取り非対応? と思ったのですが、ファミマには指定できる。

ファミマはスマホ一つで受け取りできるローソンとは異なり受け取り時に店内の端末(Famiポート)で受け取りに必要なバーコードの付いた紙を印刷する必要があり手間がかかるのが嫌なのですが、ローソンで受け取りできない品があるなら仕方ない。

ということで2つとも近所のファミマでの受け取りを指定しました。

そしてメカニカルキーボードは元箱での発送(=Amazonによる梱包はなし)なのでコンビニ受け取りだと店員に何を買ったのが分かってしまうのが… ということでギフトラッピング(無料)を追加していたのですが、なぜかそれが無視されていました。

コンビニ受け取りだとギフトラッピングは適用できないのか、それともファミマでの受け取りだとダメなのかは分からないのですが、そう言えば注文時に「この発送方法を指定するには注文個数を増やす必要があります」というエラーが出ていたもののそのまま注文できたのですが、もしかするとそのせいかもな…

 

購入した経緯が長くなってしまいましたが、メカニカルキーボードだけあってやはりキータッチが素晴らしく、キーボードを使った作業(文字入力など)が捗ります。

この前に使っていたジャンクゲーミングキーボードメンブレン式なのですが、ゲーミングキーボードらしく最上級のメンブレンスイッチを採用していることもありキータッチは決して悪くはなかったのですが、キー入力のカッチリ感が段違い。

やはりメカニカルスイッチにはかないません。

 

とは言え気になったのが…

メディアプレーヤー操作ボタンがない

上記のジャンクゲーミングキーボードにあったメディアプレーヤー操作ボタンはメディアプレーヤーソフトがフォアグラウンドになくても各種操作が可能なので便利だったのですが、それがなくなったのはやはり不便。

パームレストがない

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これについてはまぁなくてもいいかな、とも思ったのですが、やはり長時間の文字入力作業の際にはあった方がいいので結局100均で手に入る材料でパームレストを自作しました。

本当はこんなに上下に長くなくてもいいのですが、パームレストを自作する前にクッションとしてサイズに合わせてカットして敷いていたマウスパッドのサイズに合わせたらこうなりました…

・起動が遅くなった

このキーボードに変えてから電源を入れ「Windowsを起動しています」の画面が消えた後すぐにログオン画面にならず、しばらく(10秒弱)黒い画面のまま待たされるようになりました。

様々な機能があるゲーミングキーボードの方が起動に時間がかかりそうなものですが、実際は逆なのが不思議だし、そもそもなぜ起動が遅くなるのかが謎です。
・折りたたみ式の足

縦方向に開くのでキーボードを後に動かすと折りたたまれてしまうことがあるのが難。

これまた上記のジャンクゲーミングキーボードだと横方向に開くのでそういったことは起こらなかったのですが、これはキーボードを動かす際に気をつければ済む話なのでそれ程問題ではありません。

とは言えこういった些細な欠点もメカニカルキーボードならではのキータッチの良さで許せてしまいますから、1万円オーバーと安くはなかったですがやはり買ってよかったですね。

NHKから国民を守る党の参院議席獲得は既存政党への不満の証

当初参院選ネタの話を書くつもりは全くなかったのですが、驚くべきことが起こったのでエントリすることに。

それは…

 

NHKから国民を守る党議席を獲得したこと 

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政見放送は「NHKをぶっ壊す」「カーセックス」を連呼してるだけの内容のないものだったし(それにしてもよくこんな内容の政見放送が「NHKで」放送されたよな、としか言いようがない…)、

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NHKから国民を守る党の選挙区候補者のポスターが貼られた選挙ポスター掲示板を見かけることが極めて稀だった(私が見かけた限りでは3ヶ所しかなかった)。

そして掲げる政策は「NHKをぶっ壊す」「NHKスクランブル放送化」しかなく、どう考えても泡沫政党でしかなかったのですが…

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それにもかかわらず比例代表で100万票弱を得て1議席を獲得。

それにしても売国党2号、もとい社民党と6万票程しか差がないというのは驚きです。

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そして選挙区でも既存政党以外からの立候補者の中でトップの得票を獲得。

選挙戦中は「こんな滑稽無双な政策を掲げる泡沫政党、大した票を得ることもなく消えるだろ」と思っていて、そういうこともあり比例代表は完全なネタのつもりでNHKから国民を守る党に投票したのですが、まさかこんなことになるとは…

 

この予想外のNHKから国民を守る党の躍進、個人的には既存政党に対する不満の大きさの現れではないかと思っています。

つまり既存の与党にも野党にも投票したくないと思い、それなら… と半ば投げやりな気持ちで投票した有権者が予想以上に多かったことがこの結果につながった、というわけです。

アベノミクスで戦後最長の好景気などといった大本営発表とは裏腹に庶民の所得は大して増えず、それなのに税、社会保障費の負担が増えたことで実質賃金は減少し、しかも物価は上昇すると暮らしは苦しくなる一方。

その上米中貿易摩擦Brexitなど国際経済の不安定要素もあり、そんな中消費増税を強行し日本経済を奈落の底に叩き落とそうとする与党。

このような与党の愚行に対してきちんとした対案となる政策を掲げれば政権交代の可能性もあるのに、実際はただ「はんたーい」「アベ政治を許さない」とか言ってるだけで対案といったものが全くない野党。

既存政党が与野党共に国民の方を向いていないのですから、彼らに幻滅し見切りをつける有権者が増えるのも当然で、その結果そのような有権者の票が既存政党がまともであれば投票するに値しないようなNHKから国民を守る党やれいわ新選組といった新興勢力に流れた、というわけです。

このような泡沫政党に投票する有権者が増え、その結果実際に議席を獲得したのは投票行動の劣化だ、という意見もありますが、私は違うと思っています。

「NHKから国民を守る党」の議席獲得は投票行動の劣化 公共放送としてのNHKを守ろう
むしろそんな政党に投票してしまいたくなる程既存政党に魅力がないことの証なのですが…

 

このように既存政党への不満を持つ国民が増え、彼らの投票によって新興勢力が議席を獲得した、という事実が二匹目(三匹目?)のドジョウを狙った新たな勢力が出てくる事ができる素地を作ったのは間違いないでしょうね。

個人的に出てくるんじゃないかな、と思うのが日本国民の利益を第一にというトランプ的な政策を掲げる「ジャパニーズファースト党(仮)」。

もちろんキャッチフレーズは"Japanese first" "Make Japan great again"。

与党は外国人労働力を安易に受け入れる政策に舵を切るという愚行に走りましたが、その結果日本人の雇用が奪われ、賃金水準が下がり、外国人との軋轢が生じて治安が悪化するといったことになれば「日本人の利益が第一、低賃金外国人労働者を排斥しろ」といった意見が出てくるのは必然で、そうなるとそういった人たちの支持を得ようとする政治勢力が間違いなく出てくるでしょう。

トランプはそのような不満を持つアメリカ国民の支持を得たことでアメリカ大統領になったのですから、日本でも同じことが起きないとは言えませんからね。

そして私としてはNHKから国民を守る党的なノリの「財務省から国民を守る党(仮)」が出てきて欲しいところ。

バブル崩壊後長期に渡って経済低迷が続き、その結果日本という国の国際的な地位が低下し没落してしまった(そして所得格差が拡大し、庶民が貧しくなった)最大の理由は財務省の存在なので、日本経済を立て直し、国民を豊かにするために「財務省をぶっ壊す」という政策を掲げる政党が出てきて欲しいと思っていて、実際に財務省をぶっ壊して欲しいと思っていますからね。

私は20ン年前に参政権を得た時からずっと既存政党には何も期待しておらず、真の意味で国民国家のことを考えた政策を持ち、全ての層が経済成長を享受でき、庶民の暮らしを豊かにしてくれる政党が政権を取ることが必要だと思っているのですが、今回の参院選で新興勢力が議席を得たことでその可能性が出てきたのは喜ばしいことですし、実際にそうなって欲しいところです。

メモのクラウド共有問題はOneSyncで解決(修正、追記あり)

以前Dropboxの改悪によって無料アカウントでリンクできる端末数が3台に制限され、複数端末間のメモの共有がやりにくくなる、ということで代替策を考えないと、というエントリをしましたが

 

Dropboxが改悪されたので対策を考えるが… - 昔モバイルをバックパックにつめこんでた人のブログ(仮)

 

その後何もしないでいたらGWが終わってしばらくした頃私が意図的に更新を止め維持していたDropboxアプリの旧バージョン(2.3.12.10)からのアクセスができなくなってしまいました。

この件に関しては少し前からDropboxからの警告メールが何度か届いていましたし、いつかはそうなる日が来るのは必然なので仕方がないことですが…

そこでこれはよさそうと思ってNexus 5にインストールしていながら放置していたOneSync(Autosync for OneDrive)を試すことに。

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端末上のローカルフォルダとOneDrive上のフォルダとの間でファイルを同期するためのアプリです。

ちなみに同じ機能をDropbox/Google Driveで利用するための姉妹アプリもあります。

無料版では同期設定を1つしか作成できませんが、メモをクラウド経由で共有する目的にだけ使うのであればそれでも問題なし。

最初のアプリ起動時にメモ同期用に使うOneDriveのあるMicrosoftアカウントでログインし、端末上のメモファイル保存フォルダとOneDrive上のそれを同期する設定を作成。

そして自動同期をON、同期間隔を最短の5分に設定、インスタントアップロード(端末側で変更があるとそれを即OneDrive側に反映させる)をONにするといった設定変更をして準備完了。

するとOneSyncをインストールした端末で同期フォルダ内のファイルを変更するとそれがOneDriveに反映され、逆にOneDriveクライアントをインストールしたPCやスマホのOneDriveアプリ上で変更するとOneSyncをインストールした端末にそれが反映されるようになります。

つまりOneSyncをインストールした端末とOneDriveとの間で指定したフォルダ内のファイルが同期されるようになるわけで、これでOneDriveを利用した新しいクラウド経由のメモ共有環境が完成しました。

 

このOneSyncを使いOneDriveにメモファイルを保存し共有する方法、以前のDropboxを利用した方法とは異なりスマホ側で扱うのはローカルファイルなので、ネットワークに接続されていなくてもファイルを開け、待ち時間もゼロなのが最大のメリット。

私が食料品の買い出しに行く某スーパーはどのキャリアも店内の電波状況が悪く、圏外にはならないものの3Gに落ちたりして(こうなるとUQ Mobileではデータ通信できない)買い物リストを開くのに時間がかかったりしてイライラさせられることが多かったのでこれは嬉しい。

そしてファイルのショートカットをホーム画面に作成できるのも便利です(使用するファイルマネージャアプリによりますが)。

クラウドストレージサービスの公式クライアントアプリだとクラウド上にあるフォルダのショートカットは作れてもファイルのショートカットは作れませんからね。

しかし同期間隔の関係でファイル変更時に競合を起こしやすいため複数の端末で同じファイルを扱う際には注意が必要ですし、メモファイルを保存しているフォルダをPINコードなどでロックすることができないため(つまり端末のロック機能が頼り)セキュリティー的に劣る、といったところが欠点かな、と思うところ。

 

一定間隔でローカルフォルダとOneDriveとの間でファイルを同期し、変更をそれぞれに反映させるという動作をすることもありデータ使用量やバッテリーの持ちが気になりますが、データ使用量は同期フォルダ内のファイルの変更頻度やWiFiにつながっている時間によって変わってくるでしょうが今のところ1MB/日程。

つまり計算上は1ヶ月で30MB程消費する、ということになるわけですが、この程度なら許容範囲内です。

出先でネット動画を観たりはしないので従量データはたっぷり余ってますし。

そしてバッテリーの持ちですが、少なくともOnePlus 5Tでは気にならないですね。

これは購入して2ヶ月にもならないためバッテリーの劣化がほとんどないためでしょうが、Nexus 5ではちょっとバッテリーの減りが早くなったかな、と感じるのでやはり影響はあるようです。

そういったこともあり同期間隔はもっと長くてもよさそう、ということで10分に設定しようかと思ったらOneSyncの設定に10分がなく、5分の次は15分…

なので結局同期間隔は5分のままにしています。

 

これでメモファイルのクラウド同期の問題は解決、ということになりますが、そのために使うクラウドストレージサービスをOneDriveに切り替えたことでスマホでメインで使うクラウドストレージサービスもOneDriveに切り替えることにしました。

改悪されたDropboxとは異なり今のところはリンクできる端末数に制限がないですからね。

というわけで改めてOneDriveアプリをインストールしましたが、指紋認証に対応する端末だと指紋認証でロック解除する機能が追加されていました。

って言うか私がこれまで指紋認証機能のない端末を使っていたので気づかなかっただけかも知れませんが…f:id:sgrmatha:20190622230725j:plain

OneDriveはロック解除画面にPIN入力用のテンキーパッドがなく、そのためPINをIMEのキーボードで入力しないといけないのが不満なのですが(そもそもPINロック機能がないGoogle Driveよりはマシですが…)、少なくとも指紋認証対応の端末であればその不満が解消されます。

しかしOneDriveアプリの最新版はAndroid 5.x(Lollipop)以降にしか対応せず、4.4.x(KitKat)に対応する旧バージョンの提供も終了しているので、仕方なくApkMirrorからKitKat対応の最終バージョン(4.15)をダウンロードしてインストールすることに(もちろん自己責任です)。

そう言えば上記過去エントリでOneDriveアプリの「内蔵ビューアでテキストファイルの日本語表示ができない」というクソ仕様を叩いていましたが、その時からバージョンが上がり(更新は結構頻繁になされている)修正されているのかと思いきや何とそのまま…

あまりにも初歩的な機能の欠如で、やる気あるのかマイクソソフト、としか言いようがありません。

私はテキストファイルの文字エンコードUTF-8に統一しているため問題のテキストファイルも当然UTF-8なのですが、もしかしてそのせいかと思いきやShift-JISのテキストファイルもNGとのことで、本当呆れる他ありません。

(追記)

ところがAndroid 4.4.x(KitKat)対応の最終版であるVer.4.15ではテキストファイルは外部テキストエディタアプリで開く仕様で、しかも編集可能な状態で開く。

なぜこれ程までに改悪したのかが本当謎で、本当有り得ないとしか言いようがありません。

OneDrive 4.15の公開日は2017/9/8で、それからの1年9ヶ月余りの間にAndroidアプリのAPI絡みの仕様が変わったせいで改悪せざるを得なくなったのでは、と思っています。

って言うかあの日本語を表示できないテキストビューアは全く不要で、たとえ読み取り専用であっても外部テキストエディタアプリで開く仕様を維持して欲しかったところです。

あんなクソゴミを実装した状態で正式版としてリリースし、アプリのバージョンアップでも修正しないマイクソソフトには呆れる他ありません。

 

 そしてDropboxですが、OnePlus 5Tを購入し、Galaxy Note 3(SCL22)の調子が悪く動作がもっさりしすぎて耐えられなくなったのでファクトリーリセットして再セットアップしたことで結局再リンクする必要が出てきましたし、それ以前にアプリを最新版にアップデートしないとサービス自体が利用できないので諦めてこの2つの端末以外のリンクを解除して再リンクし直しカメラアップロードで利用するのと(OneDriveのカメラアップロード機能は静止画のみアップロード(=動画はアップロードしない)という設定ができないのがクソなので)、PC関係のファイル置き場として使うのをメインにしようと思っています。

(修正)

最新版のOneDriveアプリでも動画をカメラアップロードの対象から除外することは可能。

カメラアップロードをONにしないとそのための設定切り替え項目が出てこないため、気づかなかったんですよね…

というわけでカメラアップロードも全てOneDriveに任せることにしました。

Dropboxのカメラアップロード機能とは異なりアップロードされたファイルのファイル名が変更されず維持され、元のファイル名のままでアップロードされるというメリットもありますし。

 

そう言えばOneSyncをセットアップする前にGalaxy Note 3(SCL22)のDropboxアプリを最新版に更新してみましたが、動作が全般的にもっさりしていますし(これは端末のせいかも知れませんが)、フォルダのショートカットを戻るボタン1回で閉じられなくなった(ホームディレクトリまで戻らないと閉じられない)といった細かい仕様変更がウザいし、それ以前に…

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テキストファイルが読み取り専用で開く仕様に改悪されてる!!

テキストファイルが書き込み可能な状態で開くためDropboxに保存したテキストファイルを編集し、その変更をクラウド上のファイルに反映させることができるのが他のクラウドストレージサービスにない最大のメリットだったのに、なぜそれを潰す…

つまり他のクラウドストレージサービスと同じ仕様になってしまったわけで、これはAndroidアプリのAPI周りの仕様が変わり、クラウドストレージ上のファイルの内容を外部アプリから変更する機能を実現できなくなってしまったためではないかと思っています。

ですから上記過去エントリで試した際旧バージョンのDropboxアプリ以外のクラウドストレージ公式クライアントアプリ全てでテキストファイルを外部アプリで開くと読み取り専用になる仕様になっていてNGだったのも当然だった、ということになりそうです。

ということはメモ同期問題解決のための選択肢にあったDropboxを有料版にしリンクできる端末数の制限をなくす、という方法は単なる金のムダにしかならず、選んではならない選択肢だったし、今回サードパーティアプリを使う方法を選んだのは正解だった、ということになります。

とは言えサードパーティアプリを使う方法にもクラウドストレージサービス提供側がサードパーティアプリを締め出す、サービスの仕様変更にサードパーティアプリがどこまで追随できるか、アプリ開発者がいつまでアプリの更新を続けるかといった不安要素がありますが、公式クライアントアプリであってもダメな時はダメなので、その際は新たな方法を見つけるしかないのかな、と思っています。

イオシス天神店がオープン。でオープン特価品の中古Windowsタブレットを買ってきた

天神西通り、西鉄グランドホテル向かいに九州初となるイオシス天神店が6/7オープン。

 

福岡の天神にイオシスがオープン、地域最大の海外SIMフリー端末の取扱店が誕生 - AKIBA PC Hotline!

 

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(オープン3日前に撮影)

新規開店ですから当然オープン記念セールが行われるとのことで、その告知のチラシをもらってきて眺めていると、目を引いたのが目玉商品となる7980円の中古Windowsタブレット

とは言え実は既にネット経由の情報で知っていたのですが…

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Windowsタブレットは以前から何となく欲しいと思っていたものなので、7980円で手に入るというのはまたとないチャンスであり非常にありがたい、ということでこれを狙うことにしました。

商品の説明を見る限り安いからといってスペックが低いわけでもなく、十分使えそうな品物ですし。

ということで売り切れてしまうと嫌だな、ということで開店当日のお昼前に行ってきました。

11:00の開店からそれ程時間が経っていなかったこともあり特価品を求める人の列に並ぶ必要がありましたが、無事購入することができました。

並んでいる人を観察しているとSIMロック解除済未使用品のiPhone(上のチラシ画像右上)を求める人が多かったですね。

そして特価品のWindowsタブレットですが、私が購入した7980円の防水キャップ外れ品ではなく、9980円の通常品を購入する人もいました。

元々防水仕様の端末なのでやっぱり浴室などで使いたい、といった理由でしょうか。

あと客層もガジェット好きの男性、といった感じの人ばかりではなく一般の女性も多く、上記特価品のiPhoneを普通に買っていく姿が見られたのは意外でした。

 

店内を一周りしてみた印象としてはやはり海外スマホの品揃えは圧倒的。

福岡にこれ程の海外スマホの品揃えを誇る店ができるというのは本当感慨深いですね。

とは言え一昨年の名古屋行きの際に行った大須店に比べアクセサリーなどの小物の品揃えはちょっとイマイチかな、という気もしましたが(このへんはじゃんぱらが優位なところ)、これは今後よくなることを期待したいところ。

とにかく今後定期的に立ち寄ることになるのは間違いないですね。

今回イオシス天神店ができたことで新天町にあるゲオモバイルの存在意義が微妙になるな…

ジャンク品ワゴンもなくなったし。

 

話は変わって今回購入したWindowsタブレットはこちら。

 

富士通 Xi対応 防水タブレット ARROWS Tab Q506/ME 製品詳細 -FMWORLD(法人):富士通

公式ページによると文教向けのWindowsタブレットのようです。

WWAN(4Gモデム)搭載のモデルもあるとのことですが、イオシス天神店でオープン記念セール品になっていて、今回購入したのはWiFiモデル。

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付属品はACアダプターとスタンドにもなるフリップカバー。

それにしても「デブ」って書いたシールが貼ってあったのが気になってしょうがない…

当然"FAT"じゃないだろうし。

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しかしそのフリップカバー、本体を留める爪が一つ(右下)が欠けていて、本体をきちんと固定できないのがあれなのですが(そしてそれなりに傷んでいる)、そもそもフリップカバーは使うつもりがなかったのでそれ程問題ではありません。

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でも本体の程度はよく非常にきれい。

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防水キャップ外れとのことですが、それは電源ジャック部分の防水キャップ(右端)だけで、USBなど他のポートのそれは付いていました。

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驚いたことにこのWindowsタブレット、何と日本製。

この手の品物は"Made in China"なのが普通ですから意外でした。

それと電源がDC12Vというのは純正ACアダプターの代替品、予備の確保がしやすい(プラグをどうにかしないといけませんが)ということですからこれまた嬉しいところ。

もちろん自己責任行為ですけどね。

ってことでACプラグのパーツを電子パーツ店で探してこよう…

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上に書いた通りWWAN搭載モデルもあるためmicroSDカードスロットの隣にSIMスロットと思われるスロット(右側)がありますが、ダミーカードのようなものが挿さっていてフタがされていました。

余談ですがスペック表に「アンチグレア液晶」と書いてあるのにディスプレイの映り込みがひどいのはいただけません。

この画像でも窓際に置いた扇風機が映り込んでいます。

専用のアンチグレア仕様のディスプレイ保護シートってあるのかな?

 

今回購入したWindowsタブレット、フリップカバーの痛み以外は不満のないコンディションで、これで7980円というのは本当お得でした。

本体をクリーニングして一度電源を入れ、その後充電しただけとまだほとんどいじっていないのですが、2/3程バッテリーが残った状態で残り動作時間が5時間半程と計算上は8時間以上動作することになり、バッテリーもそれ程へたってなさそうです。

このWindowsタブレットの使い道ですが、TV録画PCに接続したTS抜き地デジチューナーをネットワーク共有できるようにしてあるので、それを利用したワイヤレスTV端末として使うなど動画視聴端末としての利用がメインになりそう。

OSがWindows 10なので(しかもPro 64ビット)AndroidiOSに比べ自由度の高さは圧倒的ですから、それ以外にも様々な用途に使えそうで楽しみです。

OnePlus 5Tで使うSIMをどうするかで悩む…

先日購入したOnePlus 5Tには現在IIJmio音声回線SIMを挿していますが、本当のことを言えば通信パフォーマンスに優れたUQ MobileのSIMを挿したいところ。

OnePlus 5Tが対応するauの周波数バンドはBand1、18/26、28、41とほとんど使われていないBand 11以外は全て対応と何ら問題なく、キャリアアグリゲーション(CA)の面でもドコモ回線よりも有利ですからね。

ドコモは東名阪以外でBand3を利用していないため九州ではBand1+19の2CA(計25MHz幅)までの対応になってしまいますから。

しかし私が持っているVoLTE非対応端末向けのUQ Mobile回線SIMをOnePlus 5Tに挿すと…

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この通りauCDMA2000 1xネットワークに接続され(OnePlus 5TはCDMA2000にも対応)、そのためデータ通信をLTEでしか行えないau回線を利用するMVNO/サブブランドのSIMでは音声通話しか利用できません。

そこでネットワーク設定を「LTE only」に設定すると…

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今度は全く電波を掴まなくなってしまう。

つまりau回線を利用したければVoLTE端末向けSIMが必要ということになり、しかも標準状態ではVoLTE通話が利用できないため、au回線音声SIMを利用するにはそれを有効にするゴニョゴニョが必要。

 

Oneplus 5/5T/6/6TのVoLTE有効化手法の公開 | ガジェットファン

とは言えそうすることによりプライマリSIMスロットにUQ Mobile音声SIM(VoLTE端末向け)、セカンダリSIMスロットにIIJmio音声SIMを挿すことでOnePlus 5T一台でメインとサブ2つの音声回線を運用できるようになり、UQ Mobileの優れた通信パフォーマンスを活かすことも可能になる理想の組み合わせなのですが、au回線SIMではVoLTEを有効にできても動作が不安定という話があるのが気になるところ。

そのためいきなり今持っているUQ MobileのSIMをVoLTE端末用に変更するのはリスクが高く躊躇してしまいます。

って言うかau回線のSIM周りの仕様にうんざりしてきているので、音声回線をUQ Mobileで運用するのは止めようかな、と思い始めています。

VoLTE対応の有無でSIMが分けられており利用する端末に合ったSIMでなければサービスを利用できないためSIMの使い回しがしずらいし、そもそも対応周波数バンドの関係などでau及びその回線を利用するMVNO/サブブランドが販売した端末以外での利用がしにくいと使い勝手が悪いですからね。

しかしUQ Mobileの通信パフォーマンスの高さは他のMVNOでは代替できませんから、そこが悩みどころ。

 

代替案としてUQ Mobile音声回線をau以外の回線を利用するMVNOMNPし、代わりにUQ Mobileデータ回線(VoLTE端末向けSIM)を契約し直して前者のSIMをセカンダリSIMスロット、後者のSIMをプライマリSIMスロットに挿してDSDSで利用するのがいいかな、と思うのですが、SIMが2枚、つまり回線契約も2回線になるためコストが嵩むのが難。

UQ Mobile音声回線のMNP先をIIJmioの音声専用SIMにすればデータ通信ができない分月額料金を抑えられますが、auが圏外の場所でもデータ通信が使えるようできればセカンダリの音声SIMもデータ通信ができるものにしたいところ。

データ通信もできて安く、というのであればSo-netの0SIMに音声通話オプションを付けるのが一番安上がりなのですが、このブログにも何度か書いている通り0SIMは通信パフォーマンスが悪すぎるし、YouTubeなど動画サービスの利用がブロックされていたりするので使い物にならない代物だし(非常用にはなるでしょうが)、そもそも私は既にデータ専用の0SIMを持っているので契約不可。

そして音声回線がドコモ回線に偏ってしまうのも気になるのでUQ Mobile音声回線のMNP先をSoftBank回線利用のMVNOにするというのもあり、と思うのですが、SoftBank回線利用のMVNO回線は割高。

例えばmineoの一番安い音声プラン(従量データ500MB)で比較するとSoftBank回線はau回線よりも税別400円以上も高いですし。

MVNOがキャリアに払う接続料が高いからですが、カバレッジ、回線品質でドコモ、auに劣るくせに料金は高い、というのはやはり納得がいかない。

余談ですがmineoはドコモ回線もau回線に比べ税別90円高く(つまりau回線が一番安い)、恐らくこれはmineoがau回線からスタートしたためでしょうね。

それ以前にアンチ禿の私としては可能な限りSoftBankとの関わりは避けたいと思っているので、間にMVNO事業者が挟まるため直接的ではないとは言えSoftBankの利益になるようなことはしたくないですし。

 

ということでOnePlus 5TでUQ Mobile回線をどう使うかをあれこれ悩んでいるのですが、今のところは現状のUQ Mobile回線契約から音声を分離してデータ専用にする方に傾いているものの、OnePlus 5T一台でメイン(IIJmio)、サブ(UQ Mobile)の2つの音声回線を運用するのが理想とも思っているし…

mineoの音声回線は解約時に違約金がかからないので(MNP転出の場合は1年以内だと違約金がかかる)、試しに一番安いプランでau回線利用の音声回線(VoLTE対応端末向けSIM)を契約し、それを使ってデータ通信、VoLTEの利用可否といったことをテストしてみるのもいいかも(そして回線は1、2ヶ月で解約)、と思っています。

ただ初期費用がな…

新規契約用のエントリーパッケージが安く手に入ればいいのですが。

 

そう言えば最近UQ Mobile回線SIMを運用しているGalaxy Note 3(SCL22)の調子が悪く、ロック解除後フリーズしたようになり10秒程操作を受け付けなくなる(その後は普通に使える)症状が出るようになってしまいました。

原因不明なのでファクトリーリセットしてすっきりさせるしかないかな、と思っていますが、古い端末なのでOSバージョン的にもアレ(未だに4.4 Kitkat)、ということで本当のことを言えばいい加減引退させたい。

そのためにもOnePlus 5Tで運用するSIMをどうするか、そしてUQ Mobile回線をどうするかについては早くケリを付けたいところです。

平成最後、そして令和最初の新品スマホ購入

先日5年ぶりに新品スマホを購入しました。

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今回購入したのはOnePlus 5T(128GBストレージ/8GB RAM、白)。

購入はパンツ、もといEXPANSYSからで、価格は端末本体が42635円、送料が1400円、税金が1900円の合計45935円でした。

 

今回このOnePlus 5Tを購入することにした経緯はというと…

メインスマホをリプレースする必要性は2年程前から感じていたのですが、これという端末(とお金)がなくダラダラと先延ばしになっていました。

金があれば最新のGalaxy Note海外モデル(Exynos版)を購入すれば解決するので悩むことはないのですが、10万近い値段はとてもじゃないが今の経済状況では手を出せない。

1年半程前にHuawei Mate 9にしようか、といったことを書いていますが、これは結局手頃な価格のタマが見つからず、そうこうしているうちにHuaweiが公式Bootloader Unlockサービスを止めてしまいrootが取れなくなってしまったことでボツに。

そして以前から「ほとんどのユーザーにはハイエンド端末は不要、ミドルレンジの端末で十分」といったことをブログやTwitterで書いていることもあり実際にそれを自分で確かめたい、ということでXperia XA3 Ultraのリーク情報が出てきた際に「これはよさそう」と思いroot化できればリプレース候補になり得るな、と思っていたものの後にXperia 10 Plusという名称で発表/発売されたそれはアスペクト比21:9の縦長ディスプレイ搭載と改悪されてしまっていてこれもボツに。

しかもその間にノッチディスプレイだのヘッドホンジャックの廃止だのといったiPhoneの悪いところを真似たAndroid端末がドンドン増えてきて、選択肢が更に狭まっていく始末。

さすがに消費増税前にはリプレースしないと、と思っていたのですが、このままだとその実現が危ぶまれるかも、といった状況の中偶然OnePlus 6/6Tが値下がりしている、という情報をネットで見つけました。

OnePlusの端末はカスタマイズの自由度が高いこともあり(もちろんroot化可能)以前から気になっていたのですが、OnePlus 6/6Tいずれもノッチディスプレイ採用だし、後者はヘッドホンジャックなしだし、できればOnePlus 5Tがいいよな、と改めて思ったものの、2世代前の端末なので(当時。先日OnePlus 7 Pro/7が発表されたことで3世代前に…)さすがにもう新品では手に入らないだろう、と思いつつダメ元でEXPANSYSを覗いてみると、何とまだ売られていました。

しかも個人的にいいなと思っていた白の128GBストレージ/8GB RAMモデルもあり。

価格も予算内(5万円以下)に収まるし、 このチャンスを逃すと恐らく新品のOnePlus 5Tを手に入れることはできないだろう、と思い改めてあれこれ調べて納得した後翌日購入しようと思ったら何と在庫切れ。

私が見つけた時の在庫は残り1台だったので、私が悩んでいたり、あれこれ調べたりしているうちに売れてしまったようです。

しかしまだ注文は可能だったので「どうせ今在庫があったところでGWの10連休が挟まるので届くのはその後になるし、もし商品を確保できなければキャンセルになるはずだし」とダメ元で購入手続きをしたところ、何と2日後に商品が入荷し、そしてその翌日に発送されました。

でも「GW中は税関が休みになるから日本に届いてもそこで止まってしまい、手元に届くのは10連休明けだよな」と思っていたら通関完了しましたというメールが届きびっくり。

「あれっ、GW中は税関は休みじゃないの」と思ったのですが、以前土日祝日に税関が止まってしまって云々言ってたのは国際郵便(EMS)で、クロネコヤマト国際宅急便は休みに通関が止まることはないようです。

でも通関業務は国の仕事だから、そんなことはないような気がしますが…

そして平成最後の日(4/30)にクロネコの人が届けに来たものの、受け取りのために税金1900円を払おうとすると運悪く1万円札しかなくそのため釣り銭が足りず、しかもキャッシュレス決済非対応で現金払いのみのため支払いできないというハプニングが。

そのため後で営業所へ受け取りに行くことにしたのでこの日は受け取れず。

結局令和最初の日である翌日(5/1)に営業所へ行って荷物を受け取り、ようやくOnePlus 5Tを手にすることができました。

それ故「平成最後、そして令和最初の」になったわけです。

そう言えば営業所でも現金払いのみの対応で、キャッシュレス決済非対応だったので聞いてみると、税金なので現金払いのみとのこと。

政府はキャッシュレス決済の普及を推進するとか言いながら税金の支払いに現金しか受け付けないって言ってることとやってることが一致してないだろ、と思ったのは言うまでもありません。

ついでに言うと去年運転免許を更新した際も更新費の支払いは現金のみで、やはり同じことを思ったんだよな…

 

 そして届いたOnePlus 5Tの箱を開けてみると、おかしなことに気づきました。

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EXPANSYSから購入したのに付属の充電器は香港で使われるイギリス式プラグのものではなく、日本でも使われるアメリカ式だし(それ故かEXPANSYSスマホを購入すると付いてくるイギリス式プラグの変換アダプターが付属してなかった)…

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本体背面には中国の認証シールが貼られているし、説明書きは簡字体中国語のみ。

これってもしかして… と思いインボイスを見てみると… 

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 [China]って書いてある!!

やはり私が購入したOnePlus 5Tは中国版だったようです。

それにしてもEXPANSYSから中国版の端末が届くとは思っていなかったので(もちろん販売ページにその旨の記載はなかった)驚きでした。

ということはもしかしてファームウェアGoogle関連アプリ/サービスがプリインストールされていない中国版(HydrogenOS)じゃないだろうな、と思い充電した後電源を入れてみると…

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初期設定の言語選択画面に中国版にはないはずの日本語があるし(中国版だと中国語と英語のみ)

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Googleサービスの設定項目も出てきます。

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そしてOSバージョンを見てみると国際版ファーム(OxygenOS)になっています。

つまり中国版にEXPANSYS側で国際版ファームを書き込んで出荷された品、ということのようですが(そう言えば箱に封印やシュリンクラップがなかった:ファーム書き込みのために一度開封したため?)しかし疑問点がいくつか。

まずバッテリーが完全に空になっていて、しばらく充電しないと電源すら入らなかったこと。

そしてAndroidバージョンが7.1.1(Nougat)だったこと。

出荷前に国際版ファームを書き込んだのならバッテリーが空というのは有り得ないし、既にAndroid 9(Pie)が公開されているのにOSバージョンがNougatというのも有り得ないですからね。

とは言え後者はAndroid 8.x(Oreo)で使いたかった私としては都合が良かったのですが…

ということはOnePlus 5Tの発売からそれ程経っていない頃に中国版を仕入れて国際版ファームを書き込み、それを今まで在庫として持っていた、ということになりそうですが、もしそうだと「そんなに売れてなかったのか」という疑問が湧いてきますから、結局真相は謎のまま…

 

GW中あちこち出かけたりしていたのでセットアップする時間が取れなかったりしたものの、ようやくセットアップをほぼ済ませて本格利用し始めましたが、3世代落ちとは言えやはり久々の新品ハイエンド端末は動作が快適で(もちろん不満点もありますが)満足度は高いですね。

これからメインスマホとしてバリバリ活躍してもらうことになりそうです。

そこまでして元号にこだわる理由が分からない…

今月1日に新元号「令和」が発表され、今日で平成が終わるわけですが、それ絡みのニュースを観ていると違和感しか感じませんし、うんざりさせられることしきりでした。

それはなぜかと言うと…

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西暦の利用に統一すれば効率的で、合理性を考えればそうすべきなのに日本人はなぜかそうせず、元号にやたらとこだわることが理解できない

から。

それなのに…

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政府からの通達で公的な文書には元号を使うことを要請し、西暦を使うとわざわざそれを元号に訂正させるというバカなことをする。

逆に西暦の利用を義務化し、元号を使うと西暦に訂正させるようにすべきなのに本当呆れます。

とは言え民間企業では元号を使わず西暦の利用に統一されてきていますが、相変わらず役所ときたら…

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その結果水道料金の通知に「令和31年」と元号を間違えて印刷してしまうといった元号絡みのミスがあちこちで発生。

こんなの元号の利用を止め西暦の利用に統一すれば起こり得ないミスなのにバカだねーー、としか言いようがない。

よって普通に考えれば「日常生活での元号の使用は止めて全て西暦を使うようにする」という結論に達するのが当然なのに、日本人はなぜかそういう発想に至らず、元号の使用に固執してしまう。

何事にも効率や利便性、合理性を追求する「合理性至上主義」の私にとっては有り得ないし、呆れる他ありません。

 西暦の利用に統一すれば改元に際して元号で記載された書類を作り直したりといった作業も(永久に)不要になりますし、当然そのためのムダな労力やコスト(役所関係のものだと当然税金)もかからない。

俺はこんな非効率なことのために税金を払ってるんじゃねぇんだぞ、と怒りを覚えます。

しかも既に改元が決定しているにもかかわらず平成35年といった存在しないことがはっきりしている年号が書類に記載されるような事態を放置するというアホなことをする。

私は去年運転免証を更新して有効期限が「平成35年~まで有効」とだけ書かれたゴールド免許(福岡に移って車を運転することがなくなったのでいわゆるペーパーゴールド)を取得したのですが、私が運転免許を更新した時には既に改元が決定していて、有効期限の年は新元号の年になることがはっきりしているのになぜ西暦を使うといったことをせずこんな表記を放置しているんだろう、と思わずにはいられませんでしたし、警官に「平成35年は絶対に来ないから、これって永久に有効なんですよね」と嫌味を言いたくなってしまいます。

その後運転免許証の有効期限の記載は元号と西暦の併記という形になりましたが、西暦だけでいいだろ、と思わずにはいられません。

 

それにしても平成時代になってITの利用が更に進み、何事もコンピューターシステム上で動く世の中になったのに元号の利用を止め、全て西暦で処理するといった対策を取ることなく改元を迎えたということには驚き呆れます。

昭和→平成の改元で一度経験していることだし、対策する時間は30年もあったのに一体何をしていたのか。

普通に考えれば有り得ません。

そもそも改元日が今年の5/1になったということ自体がIT時代となった今有り得ないこと。

年の途中に改元日があれば1つの西暦の年に2つの和暦の年が存在することになり、2019/4/30までは平成31年、それ以降は令和元年とコンピューターでの処理の際に分岐処理を追加する必要があり、当然それは様々なトラブルの原因となるため避けられるものなら避けたいですから、普通に考えれば改元日は1/1以外考えられないはず、って言うかそもそも西暦の利用に統一されていればそのようなことを気にする必要はなく、対応に慌てる必要もなかったのですが。

今回は生前退位ですから改元日は自由に決めることができるのに、そういったことを全く考慮せずに改元日が決定されたのですから「何してるのバカなの?」としか言いようがありません。

 

今回の新元号騒ぎで改めて分かったのは
日本人は効率、合理性をガン無視し、歴史、伝統云々言われると思考停止してしまうバカである

ということ。

ですから今となっては時代遅れで、非効率、非合理的で海外では廃れてしまった、もしくはそもそも存在しないものなのに日本では未だに生き残っているものや、グローバルスタンダードをガン無視して日本独自のガラパゴス規格が国内標準になっているものがいくつもあり、しかも国民がそれがおかしなことであることに気づいていない。

元号の他には印鑑、貯金通帳、FAX、2G携帯のPDC(利用終了していますが…)、Felicaといったものが例として挙げられますが、こうして時代に合わせて変わろうとせず、頑なに古いやり方を続けていたのですからバブル崩壊後に日本が長期経済低迷に陥って没落したのは必然であり、そして令和時代も引き続き没落し続けるんだろうなぁ、としか思えません。

まぁ平成時代になされた数々の愚行により日本滅亡へのレールがしっかりと敷かれてしまいましたから、残念ながらそうなることは既に決定済ですが…

 

こういうことを書くと「売国奴」「パヨク」「左巻き」といったことを言う人が湧いてきそうですが、私は元号の存在自体を否定しているわけではなく、単に効率、合理性の観点から西暦の利用に統一すべき、と思っているだけなのであしからず。

 

最後に余談ですが未だに新聞の号外が発行されていることにも驚きます。

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元号を伝える号外を手に入れるために2時間待った上にそれを取り合ったりするんですから「そこまでして号外を手に入れようとするってバカなの?」としか思えません。

今では何かニュースがあればすぐにネット上に流れるので号外を手に入れなくてもスマホですぐに分かるのですから、号外なんか合理性ゼロ、単なる紙とインクのムダでしかないので全く不要なのに…

そもそも新聞の号外はTVで「号外で~す」という号外配布シーンを流すためだけに存在しているとか何とか、という話もありますから、とっとと廃止すればいいのに、としか思えません。

これもまた日本人が「効率、合理性をガン無視し、歴史、伝統云々言われると思考停止してしまうバカである」ことの証なんでしょうね。