ASUS UL20AにWindows XPをインストールするTips - 昔モバイルをバックパックにつめこんでた人のブログ(仮)

右肩から首にかけての痛みはようやく収まってきました。
仕事は結局3日休むことになってしまいました。
来月分の給与明細を見るのが怖いな…

話は変わってASUS UL20Aネタです。
購入からもう一ヶ月も経ってしまいましたが、ASUS UL20AにWindows XPをインストールする際のTipsです。

(Windowsインストール前の準備)
UL20AのWindows XP用ドライバはASUSのドライバダウンロードサイトからダウンロードできます。
チップセットとグラフィックカードのドライバはここではなく、インテルのドライバダウンロードサイトからダウンロードする方がより最新のドライバを入手できます。
「チップセット→ラップトップチップセット→モバイルインテル4シリーズ Express チップセットファミリー」と進み、検索結果から「INFアップデートユーティリティー（Intel 5,4,3,900シリーズチップセット用)」と「Intel Graphics Driver for Windows XP」をダウンロードすればOKです。
そしてASUSのドライバダウンロードサイトからダウンロードしておくドライバは

サウンド
LAN
WiFi
Bluetooth
タッチパッド
ACPI(ATKDrv Driver)
Wireless Console
ホットキーユーティリティー

が最低限必要です。
メモリーカードリーダーとWebカメラはWindows XP標準ドライバで動作します。
その他のドライバ、ユーティリティーはお好みで。
ASUSのドライバダウンロードサイトからダウンロードできるドライバ、ユーティリティーはZIP圧縮になっているので、あらかじめ解凍しておきましょう。

(Windows XPのインストール)
Windows XPのインストールを始める前に、まずはBIOS設定を変更します。
ここに書いた通り、これを行なわないとWindows XPのインストーラが内蔵HDD/SSDを認識できません。
電源を入れてすぐにF2キーを押すとBIOS設定画面が開きます。
そこで「Advanced→IDE Configuration→SATA Operation Mode」を開き、設定を「Enhanced」(SATAネイティブ)から「Compatible」(IDE互換)に変更します。
そしてBIOS設定を変更したら「Save & Exit Setup」で設定を保存してBIOS設定を終了します。
その後外付け光学ドライブからブートしてWindows XPをインストールします。

(Windows XPインストール後の作業)
Windows XPのインストールが終わったら、事前にダウンロードして準備しておいたドライバ、ユーティリティーをインストールします。
まずはチップセットとグラフィックカードのドライバをインストール。
その後ACPIドライバ(ATKDrv Driver)をインストールします。
これをインストールしておかないとWireless ConsoleやPower 4 Gear(電源管理ユーティリティー)といったユーティリティーがインストールできないので注意。
そして残りのドライバ、ユーティリティーをインストールすれば内蔵デバイスのドライバ、ユーティリティーのインストールは完了です。

最後にSSDに換装し、Windows XPがインストールされた私のUL20A SSD/XPのベンチマーク結果をEeePC1000H-Xと比較してみます。
(HDBench)

UL20A SSD/XP

EeePC1000H-X SSD(OCZ社製128GB SSD搭載時)
超低電圧版デュアルコア CeleronとAtomというCPUの違いが如実に出ています。
総合的に見て約2倍の性能差があり、実際の動作感も明らかに違います。
(CrystalDiskMark)

左がUL20A SSD/XP、右がEeePC1000H-X SSD2。
どちらも搭載するSSDは同じ(サムスン製64GB)ですが、ディスクアクセス速度が明らかに違います。
特に読み込みが高速で、実際EeePC1000H-X SSD2よりもWindowsの起動が速い。
採用するチップセットがEeePC1000H-Xはインテル945GSE/ICH7M、UL20AはインテルGS45/ICH9Mとノースブリッジが3世代、サウスブリッジが2世代の違いがあり、それがディスクアクセス速度の違いとして出ているのでしょう。
CPUパワーの差もあるかも知れませんが。