100円(税別)ショップで買えるモバイルグッズ(4):324円5V2.4A出力USB充電アダプター

100円(税別)ショップで買えるモバイルグッズとしてのUSB充電アダプターは以前からダイソーiPhoneの付属品もどきのもの(5V1A出力)が216円で売られていましたが、新たに5V2.4A出力のものが324円で出てきた、という情報が先日Twitterで流れてきて気になったので買ってみました。

Android端末向け(左:黒)とiOS端末向け(右:白)の2種類があります。


サイズはiPadの純正充電器(右)とほぼ同じ。
電源プラグが折りたたみ式というのは持ち歩き時に便利なので評価できるポイント。
しかし質感が安っぽくイマイチで、しかもAndroid端末向けのものは最初から傷がついていたのですが、324円という価格を考慮すればそこまで追求するのは酷でしょう。
余談ですがUSBポートの上下がiPad純正充電器とは逆になっています。


では実際に手持ちのいくつかの端末を充電してみます。

5V2A給電対応のAndroid端末(Galaxy Note 3)を充電してみるとこのように0.7A程しか給電されず、しかもかなり電圧降下する。

iOS端末向けのものでも同じ傾向。

しかしCheeroのモバイルバッテリーを充電するとこのように1.8A程で給電されます。
上記の結果からするとこの324円USB充電アダプター、充電する端末の相性がきつく相性のいい端末だと5V2.4A出力らしい充電パフォーマンスを示すものの、相性の悪い端末だと5V1A対応のUSB充電アダプター以下のパフォーマンスしか出ないこともある、ということのようです。
これはちょっと微妙だなぁ、と思わざるを得ません。
5V2.4A出力だけでなく折りたたみ式電源プラグといった利点があるので、216円の5V1A対応のものを買うよりは+108円してこちらを買う方がいいとは思うのですが、それなら中古のiPad純正充電器を買った方がいいだろ、と思ってしまうのです。
Apple純正品ですから質感が高く、端末の相性による充電パフォーマンスのバラつきは少ないですし、信頼性も上。
初期のiPhone付属品もどきダイソーUSB充電アダプターは壊れやすく、私が持っていたものは2個壊れました。
その後出たモデル(Android/iOS端末向けに分かれ、複数の本体色で展開されているヤツ)は改良されたのか初代モデルに比べ信頼性が上がったのですが、今回の5V2.4A対応USB充電アダプターも初物ということで信頼性が低い可能性がありますし。
とは言えiPad純正充電器の中古はいつでもどこでも手に入るわけではないですから、ダイソーへ行けば即手に入る、というメリットも考慮しないといけませんが。


その中古のiPad純正充電器、たまにリサイクルショップ等で300〜500円で見つかります。
とは言えそれ程多く出回っているわけではないですし、足が早い(=すぐ売れてしまう)のが欠点ですが…

先日西新のゲオで中古Apple純正iOS端末向けアクセサリー各種が売られているのを見つけたのですが、iPad純正充電器(10W仕様=5V2A出力)は518円で売られていました。
個人的には10W仕様でこの値段は高いなぁ、と思うのですが、許容範囲ではあります。

ジャンク扱いだったのですが、216円で手に入ったりしますし。
iPadの純正充電器には10W仕様と12W仕様(5V2.4A出力)がありますが、買うなら言うまでもなく後者がおすすめです。
しかし価格は高めで(とは言え10W仕様と同じ値段のこともある)、10W仕様よりも見かけることが少ない、というのが欠点ですが。
中古のiPad純正充電器を見つけたら買う、を繰り返していたら手持ちが6個にも増えてしまいましたが、12W仕様が税別500円以下で見つかればもう1個買おうかな、と思っていたりします。


最後に余談ですが上記のゲオ、iPhone純正充電器(5V1A出力)がiPadのそれと同じ値段というのはいかがなものかと…