平成最後、そして令和最初の新品スマホ購入

先日5年ぶりに新品スマホを購入しました。

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今回購入したのはOnePlus 5T(128GBストレージ/8GB RAM、白)。

購入はパンツ、もといEXPANSYSからで、価格は端末本体が42635円、送料が1400円、税金が1900円の合計45935円でした。

 

今回このOnePlus 5Tを購入することにした経緯はというと…

メインスマホをリプレースする必要性は2年程前から感じていたのですが、これという端末(とお金)がなくダラダラと先延ばしになっていました。

金があれば最新のGalaxy Note海外モデル(Exynos版)を購入すれば解決するので悩むことはないのですが、10万近い値段はとてもじゃないが今の経済状況では手を出せない。

1年半程前にHuawei Mate 9にしようか、といったことを書いていますが、これは結局手頃な価格のタマが見つからず、そうこうしているうちにHuaweiが公式Bootloader Unlockサービスを止めてしまいrootが取れなくなってしまったことでボツに。

そして以前から「ほとんどのユーザーにはハイエンド端末は不要、ミドルレンジの端末で十分」といったことをブログやTwitterで書いていることもあり実際にそれを自分で確かめたい、ということでXperia XA3 Ultraのリーク情報が出てきた際に「これはよさそう」と思いroot化できればリプレース候補になり得るな、と思っていたものの後にXperia 10 Plusという名称で発表/発売されたそれはアスペクト比21:9の縦長ディスプレイ搭載と改悪されてしまっていてこれもボツに。

しかもその間にノッチディスプレイだのヘッドホンジャックの廃止だのといったiPhoneの悪いところを真似たAndroid端末がドンドン増えてきて、選択肢が更に狭まっていく始末。

さすがに消費増税前にはリプレースしないと、と思っていたのですが、このままだとその実現が危ぶまれるかも、といった状況の中偶然OnePlus 6/6Tが値下がりしている、という情報をネットで見つけました。

OnePlusの端末はカスタマイズの自由度が高いこともあり(もちろんroot化可能)以前から気になっていたのですが、OnePlus 6/6Tいずれもノッチディスプレイ採用だし、後者はヘッドホンジャックなしだし、できればOnePlus 5Tがいいよな、と改めて思ったものの、2世代前の端末なので(当時。先日OnePlus 7 Pro/7が発表されたことで3世代前に…)さすがにもう新品では手に入らないだろう、と思いつつダメ元でEXPANSYSを覗いてみると、何とまだ売られていました。

しかも個人的にいいなと思っていた白の128GBストレージ/8GB RAMモデルもあり。

価格も予算内(5万円以下)に収まるし、 このチャンスを逃すと恐らく新品のOnePlus 5Tを手に入れることはできないだろう、と思い改めてあれこれ調べて納得した後翌日購入しようと思ったら何と在庫切れ。

私が見つけた時の在庫は残り1台だったので、私が悩んでいたり、あれこれ調べたりしているうちに売れてしまったようです。

しかしまだ注文は可能だったので「どうせ今在庫があったところでGWの10連休が挟まるので届くのはその後になるし、もし商品を確保できなければキャンセルになるはずだし」とダメ元で購入手続きをしたところ、何と2日後に商品が入荷し、そしてその翌日に発送されました。

でも「GW中は税関が休みになるから日本に届いてもそこで止まってしまい、手元に届くのは10連休明けだよな」と思っていたら通関完了しましたというメールが届きびっくり。

「あれっ、GW中は税関は休みじゃないの」と思ったのですが、以前土日祝日に税関が止まってしまって云々言ってたのは国際郵便(EMS)で、クロネコヤマト国際宅急便は休みに通関が止まることはないようです。

でも通関業務は国の仕事だから、そんなことはないような気がしますが…

そして平成最後の日(4/30)にクロネコの人が届けに来たものの、受け取りのために税金1900円を払おうとすると運悪く1万円札しかなくそのため釣り銭が足りず、しかもキャッシュレス決済非対応で現金払いのみのため支払いできないというハプニングが。

そのため後で営業所へ受け取りに行くことにしたのでこの日は受け取れず。

結局令和最初の日である翌日(5/1)に営業所へ行って荷物を受け取り、ようやくOnePlus 5Tを手にすることができました。

それ故「平成最後、そして令和最初の」になったわけです。

そう言えば営業所でも現金払いのみの対応で、キャッシュレス決済非対応だったので聞いてみると、税金なので現金払いのみとのこと。

政府はキャッシュレス決済の普及を推進するとか言いながら税金の支払いに現金しか受け付けないって言ってることとやってることが一致してないだろ、と思ったのは言うまでもありません。

ついでに言うと去年運転免許を更新した際も更新費の支払いは現金のみで、やはり同じことを思ったんだよな…

 

 そして届いたOnePlus 5Tの箱を開けてみると、おかしなことに気づきました。

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EXPANSYSから購入したのに付属の充電器は香港で使われるイギリス式プラグのものではなく、日本でも使われるアメリカ式だし(それ故かEXPANSYSスマホを購入すると付いてくるイギリス式プラグの変換アダプターが付属してなかった)…

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本体背面には中国の認証シールが貼られているし、説明書きは簡字体中国語のみ。

これってもしかして… と思いインボイスを見てみると… 

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 [China]って書いてある!!

やはり私が購入したOnePlus 5Tは中国版だったようです。

それにしてもEXPANSYSから中国版の端末が届くとは思っていなかったので(もちろん販売ページにその旨の記載はなかった)驚きでした。

ということはもしかしてファームウェアGoogle関連アプリ/サービスがプリインストールされていない中国版(HydrogenOS)じゃないだろうな、と思い充電した後電源を入れてみると…

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初期設定の言語選択画面に中国版にはないはずの日本語があるし(中国版だと中国語と英語のみ)

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Googleサービスの設定項目も出てきます。

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そしてOSバージョンを見てみると国際版ファーム(OxygenOS)になっています。

つまり中国版にEXPANSYS側で国際版ファームを書き込んで出荷された品、ということのようですが(そう言えば箱に封印やシュリンクラップがなかった:ファーム書き込みのために一度開封したため?)しかし疑問点がいくつか。

まずバッテリーが完全に空になっていて、しばらく充電しないと電源すら入らなかったこと。

そしてAndroidバージョンが7.1.1(Nougat)だったこと。

出荷前に国際版ファームを書き込んだのならバッテリーが空というのは有り得ないし、既にAndroid 9(Pie)が公開されているのにOSバージョンがNougatというのも有り得ないですからね。

とは言え後者はAndroid 8.x(Oreo)で使いたかった私としては都合が良かったのですが…

ということはOnePlus 5Tの発売からそれ程経っていない頃に中国版を仕入れて国際版ファームを書き込み、それを今まで在庫として持っていた、ということになりそうですが、もしそうだと「そんなに売れてなかったのか」という疑問が湧いてきますから、結局真相は謎のまま…

 

GW中あちこち出かけたりしていたのでセットアップする時間が取れなかったりしたものの、ようやくセットアップをほぼ済ませて本格利用し始めましたが、3世代落ちとは言えやはり久々の新品ハイエンド端末は動作が快適で(もちろん不満点もありますが)満足度は高いですね。

これからメインスマホとしてバリバリ活躍してもらうことになりそうです。