2019年変わったこと変えたこと

2019年もあと10日を切り、今年一年を振り返る云々といった話が様々なところで聞かれる頃になりました。

というわけで今回は今年一年の私にとっての様々な変化について書いてみることにします。

 

キャッシュレス生活化

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元々小銭がジャラジャラするのが大嫌いなこともあり以前からキャッシュレス決済が利用できるところではそれを利用することが多かったのですが、GW前後に食料品の買い出しで利用頻度の高いスーパーとディスカウントストアでクレジットカード決済が利用できるようになったことで現金を使う必要があるシチュエーションが大幅に減り、日常生活をほぼキャッシュレス決済だけで過ごせるようになりました。

それ故時に1ヶ月以上もの間交通系ICカードへのチャージ以外で現金を全く使わず生活してしまうことも。

意図的にそうしているわけではないのですが、手持ちの1円玉をきれいに使い切って1円玉が一枚もない状態になるとできるだけその状態を維持したいと思ってしまうんですよね。

上記のように小銭がジャラジャラするのが大嫌いな私としては1円玉なんかさっさと廃止してしまえばいいのに、と思う程1円玉が嫌いなので、手元に1円玉がないというのは素晴らしいことですから。

そういう生活をするようになると現金払いのみの店は意図的に避けるようになり、キャッシュレス決済が使える店でばかり買い物するようになりました。

このようにこれまで現金払いのみだった店舗が急にキャッシュレス決済に対応するようになったのはやはり消費増税の影響を緩和するためのキャッシュレス決済に対する還元措置が大きいでしょうね。

そうなると当然キャッシュレス決済に対応せず現金払いのみのままだと客を失う可能性がありますから、企業としては当然の対応でしょう。

しかし今年になってクレジットカード決済に対応した上記のスーパーとディスカウントストア、キャッシュレス決済還元措置の対象店舗じゃないのが…

それ目当てにキャッシュレス決済対応したんじゃないのか? と思ってしまうのですが、還元がなくてもクレジットカードが利用できるようになっただけでもありがたいのであまり気にしていません。

恐らく全店舗がキャッシュレス決済対応になっていないと還元措置の対象にならないからでは、と思っています。

 

そうやって現金を使わないキャッシュレス生活をしていると疑問に感じたり、気付かされることがいくつか出てくるのですが、個人的に一番気になるのが100均のキャッシュレス決済対応率が低いこと。

基本的に商業施設のオーナーが入居店舗にキャッシュレス決済対応を義務付けている商業施設(WAON対応が必須のイオン系の商業施設など)に入っている店舗や店舗を運営するのがキャッシュレス決済サービスを提供する企業(JR九州(SUGOCAの発行元)系列であるドラッグイレブン内にあるキャンドゥとか)であるといった店舗でしか利用できない印象で、商業施設にテナントとして入っているものではない路面の独立型の店舗では大規模な店であってもまず現金払いオンリー。

最近ダイソーがPayPayに対応し、小規模店舗であっても現金払いのみ、ということはなくなりましたが…

これはそのビジネスモデル上利ざやが小さく、それ故キャッシュレス決済対応のための初期投資、そして手数料負担が重たいから、ということで分からなくはないのですが、今や100均業界は全てチェーン展開している大手になり、昔のような非チェーンの個人経営や小規模な店舗は(ほぼ)なくなりましたから、それがキャッシュレス決済対応へのハードルになるとは思えないのですがねぇ。

そして私が欲しい、買わないといけないと思う商品を現金払いのみの店舗で発見し「キャッシュレス決済対応の店舗でも売ってるだろ」と思いそこでは買わず改めてキャッシュレス決済対応の店舗に行ってみたら扱いがない、といったことを何度も経験するのですが、これは本当謎。

これは店舗規模は関係なく、小規模の店舗であっても現金払いのみの店舗にはあり、大規模な店舗であってもキャッシュレス決済の店舗にはないのですからよく分かりません。

そのせいで後から改めて現金払いのみの店舗に行って現金払いで購入するハメになることもあるので、この現金払いのみの店舗とキャッシュレス決済対応の店舗との品揃えの差は何とかして欲しいところです。

そしてキャッシュレス決済に対応しているのになぜかその旨を店内に掲示していない店舗があるのもあれ。

特にドラッグストアにその傾向が強く、交通系ICカード/電子マネーが使えることはちゃんと掲示してあるのに、クレジットカードのそれはない、というドラッグストアがなぜか多い(ドラッグイレブンお前だよ)。

以前クレジットカードのアクセプタンスマークがなく、クレジットカードは使えないんだと思っていたとあるドラッグイレブンの店舗でクレジットカードで支払いしている客を見かけ「クレジットカード使えるんだ。ならなぜその旨を店内に掲示しない?」と思ったことがありますし。

「そんなにキャッシュレス決済を使って欲しくないのか」と穿った見方をしてしまいますし、それならキャッシュレス決済対応なんか止めて現金払いのみにすればいいのに、と思ってしまいます。

そういったこともありドラッグストアで買い物する必要がある際は確実にキャッシュレス決済(クレジットカード)が使えるセガミ(ココカラファイン)に行くことが多くなりました。

 

それにしてもこれだけキャッシュレス決済が使いやすくなり、それを利用することによる還元制度もあるのに未だに現金払いをする人が大多数であることには驚く他ありません。

それ故未だに休日にATMで現金を引き出す人を多く見かけるのですが、私としては「キャッシュレス決済を使えば済む話なのになぜわざわざ手数料を払って現金を引き出し現金払いするの?」としか思えない。

しかもキャッシュレス決済の利用で還元が受けられる店舗で現金払いする人を見かけることも多く「わざわざ自分から損するなんてこいつバカなの?」と呆れてしまいます。

この手のことをTwitterでつぶやくと「クレジットカードを持てない人もいる」とか「高齢者がついて行けない」といった反論を受けることもあるのですが、私からすればそんなの「自分から社会の変化に適応しようとしないバカ」としか言いようがない。

クレジットカードが持てなくてもデビットカードやクレジットカードブランドのプリペイドカードなら持てますし、交通系ICカードなどの電子マネーQRコード決済もあるのですから「何甘えてるんだよ」の一言で終了ですし、高齢者であってもキャッシュレス決済を使いこなしている人はいますからね。

実際たまに「絶対に現金払いだろ」と思うような高齢者がクレジットカードやQRコード決済で払うシーンに出くわすことがありますし。

というわけで個人的には時代に合わせて変わろうとしない現金払い派の人達のことなどガン無視して更なるキャッシュレス化を推進して欲しいものです。

 

余談ですがここ数年次々とサービスが乱立し、ユーザーにとっては不便極まりない状態だったQRコード決済ですが、今年はようやくそれに決着が付いた一年になったようです。

しかしアンチSoftBankの私にとっては残念なことにPayPayがその勝者になってしまったのですが。

とは言えこれは理解できることで、PayPayは多くの個人経営の小規模な店を対応店舗としている、つまり専用の決済端末が不要で少ない初期投資で導入できるという店舗側におけるQRコード決済の最大のメリットをよく理解していて、それ故個人経営の小規模店舗を積極的に開拓した上にチェーン展開する大規模店舗にも強い、つまり利用できる店舗が他の競合するQRコード決済サービスよりも圧倒的に多いことが勝因。

実際キャッシュレス決済はPayPayのみに対応、という店舗を街中で本当よく見かけますし、PayPay以外のQRコード決済を利用している人を見かけることもほとんどないですからね。

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例えばこの花屋はキャッシュレス決済5%還元対応ですが、キャッシュレス決済はPayPayのみに対応。

こういう店が本当多くて、アンチSoftBankでPayPayなんか絶対に使いたくない私としては本当腹が立つ。

QRコード決済は以前からキャッシュレス決済のカバー率を上げるために導入したいと思っているものの、サービスが乱立しているせいでどれを導入すべきか判断できずにいたら結局一番嫌いなPayPayが天下を取ってしまい導入できないということになってしまいました。

いっそのことPayPayだけでなくQRコード決済自体が滅んでしまえ、と思ってしまいます。

 

メインで使うクラウドストレージサービスをOneDriveに変更

Dropboxが改悪されたので対策を考えるが…

メモのクラウド共有問題はOneSyncで解決(修正、追記あり)
今年春Dropboxが改悪され無料アカウントでリンクできる端末数が3台に制限されたことでメモを同期する環境をどうにかしないと、ということでメインのクラウドストレージサービスをOneDriveに変更したわけですが、その後も特に問題なく使えています。

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たまにメイン端末(OnePlus 5T)以外の端末でこのような「OneDriveからログアウトしました」というOneSyncのエラー通知が出るのですが、実際にはログアウトされておらずこの状態でもOneDriveとのファイル同期は問題なくできるのが謎。

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あとOneDriveから大量のファイルを削除するとこのようにいちいちその旨をメールで通知してくるのがウザい。

私はDropbox時代から毎月カメラアップロードフォルダから古い画像を削除し、そこには3ヶ月分の画像だけを保存する運用をしているのですが、その際にこの通知メールが来ることがあるんですよね。

アプリの通知だけでいいのに…

とは言え致命的な欠陥、大きな不満もないのでDropbox→OneDriveのクラウドストレージサービスの乗り換えはうまくいった、ということになりそうです。

 

サブ音声回線の変更

OnePlus 5Tで使うSIMをどうするかで悩む…

DSDS端末であるOnePlus 5Tを購入したことで回線運用を見直すことにし、今年9月でUQ MobileのVoLTE非対応端末向けSIMの新規契約ができなくなる(なった)こともあり結局UQ Mobile音声回線をIIJmioの音声専用回線とUQMobileのデータ回線(VoLTE非対応端末向けSIM)に分割することにしました。

UQ Mobileから転出するためのMNP予約番号は電話でしか取得できない(実店舗でもNG)というのが不便だな、と思ったもののMNP予約番号の取得自体は特に引き止めもなくスムーズに完了。

引き止めがなかったのは手続きの際担当したコールセンタースタッフにデータ回線を再契約する、と言ったからかも知れませんが…

そしてIIJmio音声専用回線へのMNP転入は初期費用を抑えるためエントリーパッケージを利用することにしてAmazonで購入しようとしたらエントリーパッケージの値段(324円)よりも送料の方が高く、Amazonで買う気が失せてしまったのですが、それでも普通に申し込む場合の1/4程の値段で済むので注文。

この際Amazonプライム1ヶ月無料体験を利用してもよかったかな、と後から思ったのですが遅かった…

IIJmioのエントリーパッケージが届いてからIIJmio音声専用回線へのMNP転入とUQ Mobileデータ回線の再契約を行ない、無事UQ Mobile音声回線を音声/データの2つの回線への分離が完了。

ちなみにUQ Mobileデータ回線の再契約には以前ゲオで安売り(540円)している時に購入しておいたエントリーパッケージを利用しました。

これでようやくOnePlus 5TのDSDSを活かせる、と思ったらセカンダリSIMスロットに挿したSIMの認識がおかしい、ということが分かりがっかりしたのですが…

OnePlus 5TでDSDSできない…
とは言え上記のブログエントリに書いた通りセカンダリSIMスロットに挿したSIMから発信/SMS送信ができないだけで、着信/SMS受信はできるので使っていてそれ程支障があるわけではないのですが、不便ではあるので何とかしてこの問題を解決したいところです。

 

ビックカメラを見直し

いずれもカメラ店から事業をスタートし、ターミナル駅近くに大型店舗を構え家電全般を扱う、という事業展開をしているライバル同士であるヨドバシカメラビックカメラ

どちらを贔屓にしているかでヨドバシカメラ派とビックカメラ派がいるわけですが、私は前者。

そういうこともあり元々ビックカメラで買い物することはあまりなかったのですが、ここ数年ビックカメラの劣化ぶりが激しく、買い物することがなくなっただけでなく店舗を訪れることも少なくなっていました。

過度にインバウンド需要にシフトした結果化粧品、美容家電や酒などの売り場を目立つところに配置し、本業であるカメラや家電製品を軽視するような店舗構成になってしまいましたし(少なくとも天神店は)、商品の価格もヨドバシカメラに比べ割高で、ヨドバシカメラの「税込」価格よりもビックカメラの「税別」価格の方が高いといったことがあったりした程。

しかし今年10月の消費増税のタイミングでヨドバシカメラと同じ税込価格に変更した際にそのへんを改善したのか以前のような価格差はなくなり、ヨドバシカメラとほぼ同じになっただけでなく逆に安くなったものも。

最近になって購入後長いこと放置プレイだった富士通Windowsタブレットを本格的に使うぞ、ということでそれで使うためのBluetoothマウスを買わないと、ということでまずヨドバシカメラに行ったのですが(上記の通りヨドバシカメラ派ですし)、Bluetoothマウスの品揃えがイマイチな上に割高で、結局買わないことに。

それならビックカメラはどうか、と思い行ってみると売り場が狭い割には品揃えがよく、値段もヨドバシカメラに比べ割安。

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そこで1030円、定価の1/4程という激安価格で売られていたBluetoothマウスを見つけそれを買うことにしました(怪しいメーカーではなくエレコム(あまり好きなメーカーではありませんが)ですし)。

そして品揃えも(博多駅前の)ヨドバシカメラに比べ店舗面積が狭い割には意外に充実していて、ヨドバシカメラにはないものが見つかったりする。

そういうこともありビックカメラを見直すようになりました。

しかしビックカメラはキャッシュレス決済のポイント還元率が8%と10%(ポイントカードをネットショッピングのアカウントとリンクさせているため)のヨドバシカメラに比べ低いのが難点。

ビックカメラも同じ手法でキャッシュレス決済のポイント還元率を現金のそれと同じにできないのかな…

あとビックカメラは商品棚にあるプライスカードに書かれた値段とPOSに登録されている実際の値段が異なることが多いし(2回買い物して2回共そうだった…)、QRコード決済のキャンペーンなどが行われた際に価格を上げる、という悪癖もあるので気をつけていないと高い買い物になることがあるのはいただけない。

そういう注意点もありますが、今後も機会があればビックカメラを利用するようにしたいと思っています。

 

IIJmioひかり/mioひかりの通信速度が改善

自宅のネット環境はIIJの光コラボサービスであるIIJmioひかり(mioひかり)なのですが、4年前の契約直後からずっと夜の時間帯などに極端に通信速度が落ち込む症状が出るのが非常に不満だったのですが、今年4月頃からその状況が大幅に改善し、夜でも100Mbps程度は出るようになりました。

一度極端に通信速度が落ち込む症状が再発したのですが、ルーターを再起動すると直って何より。

光回線転用への道(その2)

ひどい時には下り通信速度が1Mbps台にまで落ち込み、ネットがまともに使えないなんてこともありましたからね。

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昨日の夜スピードテストしてみた際の結果。

下り250Mbps近く出ていますから当然何の問題もありません。

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先程スピードテストしてみたら久々に300Mbps超え。

しかしPCで測定するとなぜか上り通信速度が遅い(スマホWiFiで測定すると下りと同じぐらい、もしくはそれ以上の速度が出る)のが謎…

なぜ突然これ程までに通信速度の大幅な改善が見られるようになったのはよく分かりませんが、単純に回線を増強しただけでなくIPv6 IPoE接続への移行が進み(しかしIIJmioひかりのIPoEオプションは有料(ただ今キャンペーン中で無料)なのですが…)IPv4 PPPoE接続の需要が減り回線が空いてきた、といったことも理由としてありそうです。

また以前のような速度低下が起こらないとも限りませんが、そうなったらそろそろIPoE接続への移行を検討しないといけないのかも知れませんね(その時はまずルーターを再起動でしょうが)。

 

今年変わった、変えたことは他にもありますが、主なものとしてはこんなところでしょうか。

何か特筆すべき事があればまた追記するかも知れません…