新型ダイソー1100円フルワイヤレスイヤホンを買ってしまう

今年6月にダイソーで見つけた1100円フルワイヤレスイヤホン(と1000円切り虚偽スペックイヤホン)についてエントリしましたが

 

激安フルワイヤレスイヤホン2機種を比較してみた

 

先日ダイソーでそれとは違うデザインのフルワイヤレスイヤホンを発見。

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上記過去エントリの教訓から音質には期待できない、という事が分かっていたので最初は買うつもりはなかったのですが、パッケージを見てみるとAAC対応とのこと。

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しかしパッケージのスペック表記にAAC対応と書いてありながら実際はそうでない虚偽スペックのフルワイヤレスイヤホンを掴まされた事もあり「本当にAAC対応なの?」と気になってしまい結局購入してしまいました。

 

ということで購入後それを確かめるためにOnePlus 5Tとペアリングしてみると…

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するとこのようにペアリング済デバイスの設定にちゃんと「HDオーディオ:AAC」と出ていますし(画像左)、開発者オプションでもAACで接続されていることが確認できます(画像右)。

しかし音質的にAAC対応である必要性が全くと言っていい程ありませんが…

そしてその音質は全域に渡ってクリアさに欠け、奥に引っ込んだようなモヤッとした感じの音で価格相当、と言える予想通りのもの。

前回のダイソーフルワイヤレスイヤホンは低音域が強めに出る特性を持っていましたが、今回のものはそれよりもフラットな特性を持つと感じます。

とは言え(何とか許容できる)まともな音で聴くにはイコライザーでの音質調整が必須ですが、Poweramp標準搭載のイコライザープリセットはどれもしっくりきませんし、手動でイコライザーをいじってもこれという音にならない。

むしろ中高音域を調整すればそれなりにまともな音になる旧型の方が個人的には好みですね(とは言えどんぐりの背比べでしかないですが…)。

上記の通りこの程度の音質であればAAC対応の有無は全く関係ないですし。

 

購入してそれ程長時間使っていないのでバッテリーの持ちなど分からない事もいくつかありますが、音質以外の特徴や気になったことを箇条書きしてみると…

接続安定性、付け心地は特に問題なし。

左右いずれも片耳用として動作。

イヤーピースは通常サイズのものを交換用として使用可(イヤーピースのサイズによっては充電ケースにきちんと収まらない可能性もあるので要注意ですが)。

充電ケースにストラップ取り付け用の穴が付いている。

バッテリー残量インジケーターはバッテリー残量を4段階で示すようになっている点は旧モデルからの改善点ですが、それが充電ケースの内側にあるのでバッテリー充電状態、残量が分かりづらい(確認のためだけにフタを開ける必要がある)。

コスト的な要因等でType-Cにするのは厳しいのかも知れませんが、今時充電ポートがmicroUSBなのはマイナスポイント。

 

といったところでしょうか。

上記の激安フルワイヤレスイヤホン比較のエントリで「この程度の値段でまともな音質のフルワイヤレスイヤホンを入手するのは無理。予算を増やすべき」という結論が出ていますから、購入する価値はあまりありませんね。

厳しいようですが、1100円という値段ですから仕方ありません。

とは言えとにかく一度はフルワイヤレスイヤホンを使ってみたい、バックアップ用にしたい、といった用途には向くと思います。

余談ですが最初に買ったダイソー1100円フルワイヤレスイヤホンはGalaxy Note 3(SM-N9005)用にしているのですが、今回買ったやつは何に使うことにしよう…

 

そう言えば今回買ったフルワイヤレスイヤホン、上の画像にある通りパッケージ右下に1という番号が書かれているのですが、2や3もあるのか(もしくは今後発売予定なのか)気になります。

もしあっても(今のところは)買うつもりはありませんが…