住信SBIデビットカードを再々発行

今年のGW前に住信SBIネット銀行(住信SBI)のデビットカードをナンバーレスカードに交換しましたが、そのカードを再び(今度はガチのカード不良で)再発行、交換するハメに。

というのも11月下旬頃から特定の店舗でICチップを読み込めずカードが使えなくなってしまったから。

しかしそのような症状が出るのは特定の店舗のみで、それ以外では普通に利用でき、NFC Pay(タッチ決済)も問題なし。

なので最初は決済端末との相性かも、と思ったのですが、ATMで利用しようとするとカード読み取り不良で使えず。

よって上記の症状はカード不良が原因である事が確定。

NFC Payは問題なし、という事はICチップは正常だが、それを読み取る接点がダメになってしまったようです。

メインカードとして日々ヘビーユースしている事もありカードのICチップ接点が擦り切れているだけでなくカード自体にも決済端末側の接点が擦れてできたキズが付いてしまいましたが、交換してまだ7ヶ月程しか経っていないのにカード不良で使えなくなってしまう、というのは接点がひ弱過ぎないか、と思ってしまいます。

というわけで住信SBIにカードの再発行を依頼し、新カードが届くまでの間旧カードが利用できない店舗ではKyash実カードを使って乗り切る事に。

そして前回のカード再発行時同様1週間程で新カードが到着。

ICチップ接点周りがキズだらけの旧カード(左)とピカピカの新カード(右)。

まさか同じデザインのカードを2枚手にする事になるとは…

カードが新品になったので当然旧カードが使えなくなってしまった店舗でも問題なく利用でき、これで一件落着。

しかし最初にナンバーレスカードに切り替えた際は(有効期限とセキュリティーコードが変更になったにもかかわらず)そのまま使えたモバイルPASMOへのチャージ、今回のカード再発行後はできなくなってしまい、カード情報を更新し3Dセキュアの再認証をする必要がありました。

最近住信SBIデビットカードを使ったRevolutへのチャージができなくなったので(これに関する住信SBIからのアナウンス等は全くなし…)、プリペイドカードへのチャージ全般を全てブロックするようになったのかと思ったのですが杞憂でした。

Revolutへのチャージがブロックされたのはそれを使った「錬金術」ができるからだろうな…

 

今回のICチップ接点破損、カード再発行についての話をTwitterでつぶやいていたら、「ICチップ付きカードをヘビーに使っていると有効期限が来る前にICチップ/接点がダメになるのでPIN/サインなしで決済できる店舗では磁気ストライプ(MS)オンリーのカードブランドプリペイドカードを使うべき」という意見をフォロワーから頂きました。

確かに磁気ストライプはカードを磁石に近づけたりさえしなければICチップよりも長持ちするでしょうが(実際これまで磁気ストライプ不良でクレジットカード等を再発行した事はないですし)、そもそも磁気ストライプからICチップへの移行が進んだのはスキミング等によりカード情報が盗まれる事を防ぐためなのですから、これって本末転倒では、と思ってしまうんですよね。

そして今後セキュリティーの関係で磁気ストライプ決済を取り扱わない店舗が出てきたり(既にあるらしい…)、それ自体が法律/規制により禁止される可能性もありますし。

それ以前に私自身がそもそもプリペイドというキャッシュレス決済サービス形態が好きではない。

チャージや残高管理が煩わしいですし、利用を止める際のプリペイド残高の処理、払い戻し手続きが面倒ですからね。

以前一時Kyashの利用を止めたのもプリペイド残高を常時ゼロにしておき、支払い時にその額をデビットカードから自動チャージして決済する、という方法が使えなくなったのが理由ですし。

その解決策がNFC Payなんでしょうが、対応が遅れていた日本でも利用可能な店舗が増加傾向ではあるもののまだまだですし、なぜかスーパーでの対応が遅れているのが不満。

しかも福岡では楽天推しのスーパーチェーンが増え、当然これらの店舗ではEdy推ししている事もありNFC Payの導入が見込めないのが…

 

余談ですが上に「7ヶ月程の利用でダメになってしまうICチップ接点がひ弱すぎる」と書きましたが、デビットカードだけでなく最近クレジットカードでも増えてきたエンボスレス/ナンバーレスカードはエンボスありカードよりもICチップ/接点の痛みが早いよなぁ、と思ってしまいます。

実際Kyashや住信SBIデビットカードを使うようになる前にメインカードとして使っていたエンボスありクレジットカードはヘビーユースしていたにもかかわらずICチップ接点やカードへのキズが少ないですし。

エンボスレスカード(ナンバーあり住信SBIデビットカード:左)とエンボスありカード(セゾンVISA:右)の比較。

左はICチップ接点部のキズが目立ちますし、カード自体にも決済端末側の接点が擦れてできたキズがあるのに対し右は利用期間が左よりも長いにもかかわらず接点部のキズが目立たず、カードにはキズがない。

エンボスレスカードはエンボスありカードに比べ薄く、そのため決済端末のICチップ読み取りピンが強く当たってしまうのでカードにキズを付けてしまいがちなのかも知れません。

エンボスレス/ナンバーレスカードはデザインがスッキリする、カード情報が印字されていないのでカード情報漏洩リスクが減る、といったメリットが喧伝され私もそれに影響され「エンボスありカードは時代遅れでダサい」と思っていたのですが、ICチップ接点やカードが痛みやすいというデメリットがあるので一長一短だよなぁ、と思います。

ですから理由の如何を問わずカード再発行に手数料を取るところ(Kyash、ソニー銀行など)のカードをヘビーユースするのは避けるべきでしょうね。

それに気付かされたのが今回のICチップ接点不良による住信SBIデビットカード再発行、という事になりそうです。

 

今回のデビットカード再発行もナンバーレスカードに交換した際と同様手数料はかからず無料だったのですが、今後ICチップ接点不良で頻繁にカード再発行しているといずれカード再発行手数料を取られるようになるのでは(年1回は無料だがそれ以降は手数料が発生するとか)と思っているので、何らかの対策を取らないといけないかなぁ、と思っています。

カードを抜き差しする時「カードを削ってるよね」という感触を感じる決済端末を使っている店舗があったりしますし。

そのような店舗で再発行直後、未使用状態の住信SBIデビットカードを使ったら一発でこのザマ…

上に書いたその解決策としての磁気ストライプのみのカードブランドプリペイドカードは既にdカードプリペイドを持っていますが、使い勝手が悪いので使ってないし、有効期限切れで無効にしたいのでそもそも使う気がない。

そのアドバイスを頂いたフォロワー氏が勧めてくれたカードブランドプリペイドカードB/43を作ってもいいかな、と思っていますが、まだ決めかねています。

インビテーションが不要になり、(今のところは)住信SBIデビットカードからのチャージもできるとの事なので悪くはないのですが、今新たにカードブランドプリペイドカードを作るのなら(1枚も持っていない)JCBがいいかな、と思っていたりもしますし(B/43のカードブランドはVISA)。

って言うかNFC Payが利用できる店舗が更に増え、特にスーパーでの対応が進めばこんな事をする必要はなくなるのですが…