今日用事で天神に行った際にビックカメラに寄ったら、明日発売のドコモ版Galaxy S2(SC-02C)の実機が置いてあったのでおさわりしてきました。
以前エントリしたGalaxy S/Tab同様、「*#0011#」のコマンドでフィールドテストモードに入れました。
手に取って最初に試したのがこれ、というのは一体何でしょうね、と思ってしまいますし、しかもスクリーンショットをBluetooth OPPを使ってぶっこ抜きして持ち帰ってきてしまう、というのもあれですし。
ちなみにスクリーンショットはHOMEキーを押しながら電源キーを押せば撮れますが、これにはコツがあり「HOMEキーを押し続け、起動アプリ履歴ウインドウが出たところでHOMEキーは押したままで戻るキーを押してそれを閉じ、電源キーを押す」とやるとうまくいきます。
Galaxy Tabではスクリーンショット撮影に戻るキーが使われていたため、状況によってはスクリーンショットが撮れない(アプリが閉じてしまう)、といったことがありましたが、これなら問題ないですね。
印象としては…
(いいところ)
画面が非常にきれい:Galaxy Sの有機ELディスプレイに比べ派手さが抑えられていて目に優しい表示品質でありながら、有機EL独特の画面のくっきり感は維持されている。
ボディーが薄い:ハイスペックな機能満載でありながらこの薄さは驚き。
カメラの画質がいい:GSMArenaでサンプル画像を見ていたので、画質の良さは既に分かっていましたが、自分で撮影した画像を見てそれを再認識できました(実はこの画像もBluetooth OPPでお持ち帰り:撮影場所的にいろいろ問題ありそうなので非公開)。
物理シャッターボタンがないのがなぁ、と思っていましたが、タッチフォーカスの使い勝手がよく(ちゃんとAFロックされる)、携帯カメラとしては非常に多機能(測光方式切り替えまである)ということもあり、これでもいいかも、と思えるようになりました。
(ダメなところ)
ワンセグの受信感度がイマイチ:伸縮式アンテナを伸ばさないと放送を受信できない、というのはいただけない(私としては要らない機能ですが)。
ディスプレイ解像度が低い:Galaxy S2のディスプレイ解像度は480x800で、480x854の解像度を持つMilestoneを常用している私にとってはダウングレードになってしまう。
幅広過ぎる:4.3インチワイドディスプレイを搭載するためどうしても幅が広くなってしまうのは分かるのですが、ここまで幅広になると電話としての使い勝手を損なっています(手の小さい人には厳しいと思う:ヘッドセットを使え、ということ?)。
というわけで個人的な評価はかなり高く、予定しているメインAndroid端末リプレースの第一候補であることは間違いないでしょう。
(ここでは「ガラケー機能のないL-07C一択」なんて書いていますけどね)
発売後しばらくは品薄になることは間違いないでしょうが、しばらく待てば在庫が潤沢になってくる上に中古でも出回るようになるし、root化などのカスタマイズ情報も集まってくるでしょうから、それまで待ちかな、と思っているところです。
そう言えばドコモ版Galaxy S2の3G対応周波数はどのようになっているのかが気になります。
ドコモのポケットカタログではこのように「800/2100MHz」となっていますが、海外版は「850/900/1900/2100MHz」となっています。
個人的には800/850/900/1900/2100MHz対応だったら最高なんだけどなぁ、と思っていますが、ドコモ版は海外版とはハードウエアが異なるため(ワンセグ搭載だけではなく、パケット通信周りも異なる:ドコモ版はDC-HSDPA 14.4Mbps対応なのに対し、海外版はHSPA+ 21Mbps対応)、違うような気がします。
以前にもエントリした通り、日本のキャリア/端末メーカーはこの手の情報を公開していないので、調べようがないんですよね。
国際ローミングでの利用だけではなく、これからはSIMロックを解除して旅行先で現地プリペイドSIMを利用する、というケースも多くなるでしょうから、このような情報は重要なはず、ということで日本の携帯キャリア及び端末メーカーには詳細な端末スペック情報を公開して欲しいものです。
この件(特にW-CDMA850/1900MHzの利用可否)に関してご存じの方がいれば情報を頂けると幸いです。
