eeePC901-X購入時からの懸案であったセキュリティーソフトの入れ替えが完了。
今回選んだのはこれ
F-Secure Internet Securityです。
今回のセキュリティーソフト選びの基準はというと
1:ウイルス検知性能が高いこと
当然ですね。
ウイルス検知能力が低いセキュリティーソフトなんていりません。
2:ウイルス定義ファイルの自動更新をOFFにできること
意外に思う方もいると思いますが、モバイルで使うには実はこれが重要。
従量課金制のパケット通信でネットにつなぐ際、自動更新がONになっているとそれによって
余計なパケット通信料が発生してしまいます。
ちなみに私はやっちゃったことがあります。 しかも香港プリペイドSIMのローミングで。
あっという間に1000円近く(HK$60以上)飛びました。
自動更新をOFFにできれば、モバイルでネット接続をする際には自動更新をOFFにすることに
よってこのような事態を防げます。
どのソフトでもできそうですが、意外とこれができないものが多い(特にフリーのもの)。
3:複数のPCへのインストールが可能なこと
複数台のPCを持っている人にとってはこれはコストを抑える上で重要です。
私の場合はメインのデスクトップPC、Thinkpad X61、eeePC901-Xの3台分が必要なので、
3台までのインストールが可能なライセンス付きのソフトが必要。
4:リーズナブルな値段
いくら性能がよくても、値段が高いとねぇ。
これらの条件を満たしたのが今回選んだセキュリティーソフトです。
F-Secureはフィンランドのセキュリティーソフトメーカーで、一般向けよりはむしろ企業向け
セキュリティーソフトで有名なメーカーです。
F-Secureのセキュリティーソフトを採用する企業の中にはノキアの名もあります。
どちらもフィンランド企業だからでしょうか。
このF-Secure Internet Security、メーカー側では特に情報を出していませんが、アンチウイルス
エンジンに世界最強の呼び声が高いKasperskyエンジンを採用しています。
それに加え自社開発アンチウイルスエンジンも搭載し、より強固なセキュリティーを実現しています。
実際に各種セキュリティーソフトのベンチマークでは非常に高いウイルス検出結果を出しています。
コンピューターセキュリティーの専門家の間でも評価の高い「知る人ぞ知る」セキュリティーソフト
だったりします。
それにもかかわらず値段は非常にリーズナブル。
一年有効、PC3台までインストールが可能なライセンスがオンライン販売で4560円。
一台当たりにすると1520円になります。
Kasperskyエンジンを採用してこの値段というのはどう考えても安く(本家KasparskyのPC1台分よりも
安いなんて…)お得度は非常に高いです。
おそらく一般向けの知名度が低いのを挽回するために価格で勝負しているのだと思います。
ユーザーにとってはうれしい限りです。
そしてこれは良心的だな、と思ったのが新バージョンへのアップデート。
一般的なセキュリティーソフトの場合新しいバージョンへアップデートするためには新バージョンを
改めて購入する必要があります。
しかしF-Secure Internet Securityの場合はライセンスが有効であれば無料で新バージョンへの
アップデートが可能。
私の場合当初2008年版の体験版をインストールして使っていたのですが、製品版ライセンスを購入すると
ちょうど2009年版がリリースされていました。
そこで2009年版をダウンロードして2008年版に上書きインストールすることに。
これで問題なく2009年版にアップデートされました。
ライセンスを更新し続ければ常に最新版のソフトを利用できる、というのはこれまたリーズナブルで
いいですね。
個人的にはファイヤーウォール周りの設定が少々分かりづらい(Windowsファイル共有を許可するのに
けっこう苦労した)のが欠点かな、と思いますが、アンチウイルス性能とコストパフォーマンスは
抜群で、お勧めできるセキュリティーソフトです。
ノキアも認めたセキュリティー性能を体感してみてはいかがでしょうか。
それにしてもセキュリティーソフトの新バージョンってどのメーカーもこの時期に出してきますが、
何か理由があるのでしょうか?
気になります。
