10時間近い飛行機の旅を終えて、ようやくバリに到着です。
とは言っても既にもう2日も経っていますが。
今回メルボルンからバリまで2社の航空会社を利用しました。
メルボルン→シンガポールがシンガポール航空、シンガポール→デンパサールが
ガルーダインドネシア航空です。
つい最近まで「所詮エコノミークラスなんぞどこも同じ、エコノミークラスのサービスが
どうのこうの言ってるのは飛行機に乗ることが特別なことだと未だに思ってる連中だ」
と思っていたのですが、今回シンガポール航空に乗って考え方を改めました。
「やはり一流と言われる航空会社はエコノミーでもサービスがいい」と。
とにかくシンガポール航空は客室乗務員が乗客を常に気づかっていて、何かを必要と
していそうな乗客にはすぐに声をかける。
そして機内サービス時の動きがてきぱきとしていて、見ていて気持ちがいい。
特にメルボルン→シンガポールを飛んだ時の出来事がとても印象に残りました。
機内食配布が最後に近かったので、2種類ある昼食メニューのうち1つが品切れ。
残っていたのはラム(羊肉)のメニューのみでした。
私はラムがあまり好きではないのですが、仕方なくそれをもらったものの、
やはりおいしくなく一口食べただけで残りは全て残しました。
食後客室乗務員がやってきて「ラムはいかがでしたか?」と声をかけてきたので、
「もう一品が品切れだったので仕方なかったが、やはりおいしくなかった」と
言うと「申し訳ありませんでした、しばらくお待ちください」と言って立ち
去ってゆき、しばらくするとビジネスクラス用の皿に乗せて別の品を持ってきて
くれたのです。
おそらくメニューを選ぶことができず、強制的にラムを食べさせられた乗客に
一人ひとり声をかけて回り、不満のある乗客には個別に対応していたのでしょう。
こういう対応ができるのがやはり一流航空会社だなぁ、と思いました。
好きな番組を好きな時に見ることができ、早送り、巻き戻し、一時停止もできる
ビデオオンデマンドシステムを採用するパーソナルTVなど、機内設備も充実し、
これまた一流航空会社らしさを感じます。
今回7年ぶりにシンガポール航空に乗りましたが、やはり一流航空会社のよさを
実感させられました。
また機会があればシンガポール航空に乗りたいですね。
できればエアバスA380。
それに引き換えガルーダは…
まず機内が暗い、飛行機が小さい(B737)だから狭苦しさを感じる、機内食が
イマイチ、機内設備も古びた感じがするし、客室乗務員の動きもノロノロ、
ダラダラしていてあまりいい印象がない。
ついでに事故が多く危ない、というおまけ付き。
所詮は二流航空会社だなぁ、と思ってしまいます。
まぁこれでも以前よりはマシ。
11年前初めてガルーダに乗った時は客室乗務員がギャレー(機内食等を準備するところ)
でタバコを吸っていて(しかも禁煙席にあるギャレーで!!)唖然とさせられました。
今回の旅はここまでけっこう飛ばし気味なので、バリではのんびり過ごすつもりです。
とは言えそうもいかないんだろうなぁ。