モバイル in BKK その1:AIS編

今回のバンコクへの旅ではモバイル環境がとても充実していました。
それもスワンナプーム空港で購入したAISのプリペイドSIMが非常に使い勝手がよかったからこそ。


端末にSIMを挿して電源を入れるだけで回線がアクティベートされ、GPRSもすぐに使えるようになります。
SIMをE90に挿してすぐにGPRSパッケージ(20hrs/100B)を申し込んでカオサン行きのエアポートバスの車内からバリバリ使い始めました。
そしてE90上でOpera MiniGoogle Maps Mobileの利用、PCからBluetoothダイヤルアップでネット接続とバンコク滞在中大活躍。
2泊3日の旅で20時間パッケージですからほぼつなぎ放題で利用できる、ということでムダにネットにつないで遊んでいました。

それでも接続時間の残りは14時間余り残っていますし、利用パケット量も20MBちょい。
「使ったなぁ」と思っていたのですが、実際にはそれ程ではなかったですね。
これだと6hrs/50BのパッケージでもOKだったわけですが、余分に払ったことになる50Bは安心料、というわけで。


2Gサービスであるため、通信速度という面では3G/HSDPAに比べ劣りますが、それでも100Kbps程度は出ていたので健闘しているといっていいでしょう。
遅くてイライラするということもなく、大容量ファイルのダウンロードや動画視聴をしない限りはそれ程不満はなさそうです。
3GではないためPCでの利用には厳しいかな、と思っていたのでこれは嬉しい誤算でした。
特にOpera Miniでの利用は回線速度の割にはサクサクとデータを読み込み、スムーズに動作します。
b-mobile 3GのSIMを使うよりもはるかに快適ですし、HSDPA非対応エリアでSoftBank SIMを使うのと遜色ない。
これまた嬉しい誤算でした。


そしてAISのプリペイドSIMはそれ以外にも使い勝手のよさが光ります。
申し込みなしでGPRSがすぐに使えますし、お得なGPRSパッケージも充実。
国際ローミングも端末からコマンド入力だけで利用できるようになりますし、ローミングでもGPRSが使えるのもいい(高いけど)。
ローミングGPRSですが、意外とこれができるプリペイドSIMは少ないですから貴重な存在です。
ただSIMの有効期限が短く、回線を維持するにはマメにリチャージしないといけないのが欠点かな、と思います。
まぁこれに関しては毎回新しいSIMを買えばいい話ですが、現地携帯番号を維持したい、という人には不便な仕様です。


今回WN-G54/DCRを持っていったので、それでもAISのプリペイドSIMを使ってみました。
まずはb-mobile 3GのUSBモデム(ZTE MF626)で試してみます。

しかしこのようにWN-G54/DCRの「データカード」のインジケーターランプ(真ん中)は緑点灯なのですが、USBモデム側のインジケーターランプは赤点灯で、ネット接続できず。
そこで3reedom USBモデム(Huawei E169G)にSIMを挿し替えて試すとちゃんとネット接続できました。
b-mobile 3G USBモデムはGSMに対応せず、3G/HSDPAのみ対応なのかな、と思ったのですが、中国で使えている、ということなのでそうではないはずですから、動作しないのはどういうわけか。
まぁ3reedom USBモデムがありますから、この件に関しては深く考えないことにします。


モバイル in BKK ですが、その2 True Move編に続きます。