Optio W80はドナドナ

先日(もう半月も前ですね)のお台場ガンダムのエントリの最後に「ダメすぎる」と書いたOptio W80ですが、あまりの画質のひどさに結局手放すことに決めました。
それにしてもこれでよく製品としてOKを出したなぁ、と思う程ひどい。
明るいところで、適正露出で撮影された画像はまだマシな画質なのですが、暗いところや露出アンダーだともうボロボロ。
非常にザラつくし、色もおかしくなるしと見ていられない。
それを端的に表しているのがこの画像

宇都宮に行った際に乗った新幹線(2階建て車両の2階席)の車内で撮影したものです。
これぐらい縮小してしまうと画質の悪さがよく分かりませんが…

原寸大で切り出すとご覧の通り。
イマイチ、どころの話ではない画質です。
素数が2倍あるにもかかわらず、画質を比較すると明らかにOptio W10の勝ち。
そんなの有り得ないだろ!! と思ってしまいます。


これは明らかに「高画素化の弊害」としか言いようがありませんね。
まさかここまでひどくなっているとは思わなかった…
もしかすると他社の同クラスのコンパクトデジカメもこのような画質だったりするのかな?
もしそうだとこの程度の画質でも製品化OK、ということでしょうね。


それがOptio W80を手放すことにした理由です。
いいところもたくさんあるのに、画質が悪いばかりにこのような不遇な扱いを受けてしまった「悲劇のデジカメ」と言えるかも知れません。


そういうわけでただ今Optio W80に代わる新しいデジカメの購入を検討中。
当初の候補はキャノンから10月発売予定のPowerShot S90
画質重視で画素数を抑えた大きめサイズのCCDを搭載し、開放F値2.0スタートの28〜105mm(相当)レンズを搭載。
しかしパナソニックから新しいマイクロフォーサーズマウントカメラが出るとのことで、そちらに心が動いています。


世界最小最軽量のコンパクト一眼、「DMC-GF1」登場


同じようなコンセプトのカメラとしてOlympus Pen E-P1がありますが、それよりも小型のボディーに内蔵フラッシュ搭載。
E-P1は内蔵フラッシュ非搭載、というのが私としては不満だったのですが、こいつはよさそう。
デザイン、色も私好みで、同時発売される20mm(40mm相当)F1.7のパンケーキレンズも魅力的。
E-P1向けに用意されている17mm(34mm相当)F2.8のパンケーキレンズにはこれまたあまり魅力を感じなかったのですが(焦点距離的にはいいのですが、F2.8という明るさは平凡すぎる)、それよりも絞り1段以上明るいレンズ、ということで非常に気になります。
9/18発売とのことで、実機を触りに行かないと、と思っているところです。
もし買うのならパンケーキレンズキットかな(ダブルレンズキットはないの?)。