日本のマスコミの国際感覚のなさには…

まぁいつものことですが、日本のマスコミの国際感覚のなさには本当呆れますね。
昨日ハイチで起きたマグニチュード7.0の地震のニュースを見て改めて思ったことです。


海外のメディア、例えばCNNでは地震発生後ずっとレギュラー番組を休止し(あの「Larry King Live」も中止でした)特別編成でこのニュースを伝え続けているのに、それと比べると日本のマスコミの扱いの小ささには驚くばかりです。

日本のメディア(NHK)と海外メディア(CNN)の比較の図。
地デジ(上)と地アナ/CATV(下)を同時視聴してチェックしてみました。
昨日の「NHKニュース7」では「法律で決められていなければ何をやってもOK」とのたまった日本の影の独裁者の土地疑惑についてのニュースが約10分、大雪のニュースが約5分、そしてハイチの地震のニュースはわずか約3分。
それに引き替えCNNは地震発生当初からずっと、しつこいぐらいにこのニュースを流し続けていました。
違いは歴然。
そしてiPhoneアプリを使って産経新聞もチェックしてみましたが、同じような扱い。
こちらは国際欄でかなり大きな扱いになっていただけまだマシか。
でも普通なら一面だろ。


まぁ日本のマスコミがこれ程までに国際ニュース軽視なのは日本人に「外の世界を見る目」とか「国際的センス」といったものを持ってもらいたくない権力者の意思に忠実だからでしょうが。
「情報鎖国」しておかないと自分たちの権力基盤が崩れてしまいますからね。


このような国で暮らすことがいかに不幸なことなのか、「ガラパゴスピープル」の皆さんはいい加減気づいて欲しいものです。