MilestoneにGingerBreadを食べさせる


Galaxy S IIを導入したことで、メインAndroid端末としての役割を終えた私のMilestone。
予備端末に回ったことによりリスクのあるカスタマイズも可能、ということで「Android 2.3にアップデートしたいな」という欲が出てきました。
そこでMilestone向けAndroid 2.3カスタムROMを探してみると、やっぱりありました。
というわけで導入してみることに。


今回導入したカスタムROMは「CyanogenMod 7 for Milestone」
ROM焼きしようとするとOpenRecoveryが起動しないトラブルが発生し、しばらく放置していたのですが、改めて調べてみるとすんなり解決し、無事ROM焼きができました。

(左)ロック解除画面が変わり、円弧を描く形でロック解除スライダーを滑らせてロック解除します。
初期に出荷された(Android 2.0プリインストール)Milestoneと同じスタイルです。
(右)Androidバージョンを確認してみると、最新バージョンである2.3.5になっています。
もちろん日本で発売されているAndroid端末にはまだ搭載されていないバージョンです。

(左)標準状態で日本語に対応しているのには驚き(ただし日本語IMEは別途必要)。
Google Mapsの絡みで私は通常スマートフォンの言語設定は英語にしていますが、そういうこともあり日本語設定で使うことにしました。
(右)日本語フォントも入っているようで、海外版Android端末に入っているCJKフォントだと漢字の形が違う「直」の文字もきちんと表示されます。
しかしsystem/fonts/に"DroidSansJapanese.ttf"は入っていなかったので、"DroidSansFallback.ttf"に日本語フォントが含まれているのかな?

(左)標準状態でADWLauncherが組み込まれています。
手持ちのAndroid端末のホーム画面をADWLauncherに統一している私としては嬉しい限り。
(右)通知領域をスライドさせるとWiFiBluetoothなどのON/OFFを切り替えられるボタンが出現(切り替え項目の追加/削除も可能)。
この機能、Samsung Galaxyシリーズなど最近の端末には搭載されることが多くなっていますが、非常に便利なのでこれまた嬉しい限り。
これ以外にもカスタムROMということもあり様々な追加機能が搭載されていて、搭載する機能ではGalaxy S IIと遜色がなくなりました。
そして最初からrooted、というのもさすがはカスタムROM、といったところでしょうか。


もちろんカスタムROM、しかも開発中バージョンということで動作に不安定なところもありますが(例えばホーム画面にSMS Unread CountのGMailウィジェットを置こうとするとSMS Unread Countが落ちる、とか)、今のところ実用に支障が出る程ではないので、SoftBankポストペイド回線SIMを挿してしばらく使ってみることにします。