Rakuten MiniをAndroid 14(crDroid)にした後ふと「Nexus 5のカスタムROMないかな」と思ったので調べてみるとAndroid 13のそれ(LineageOS 20)があるのを発見。
[CLOSED] [ROM][UNOFFICIAL] LineageOS 20.0 for Nexus 5 (hammerhead) [DISCONTINUED] | XDA Forums
Nexus 5向けのLineageOS公式ビルドはLineageOS 14.1(Andorid 7.1.2 Nougat)で終了しているし、(Google謹製端末なのに)カスタムROMにも恵まれていなかった事もあり私のNexus 5はずっとそのLineageOS公式ビルドのままだったのですが、そこから一気にAndroid 13になるのなら、とROM焼きする事に。
このROMを焼くには/systemパーティションサイズを拡大する必要があるので、最初にその機能を持つTWRPをインストールしてパーティションサイズを拡大し、その後ROM焼きするという手順になります。

というわけで無事Android 13になりました。
明確な不具合はモバイルデータ使用量表示がおかしい(データ使用量がカウントされず0のままになる)ぐらいで、それ以外は特に問題なく動作。
嬉しいのはGPSがまともに動作するようになった事。
私のNexus 5は購入当初からGPSの調子が悪く、ストックROMの状態でもGPS測位に有り得ない程の時間(5分以上)がかかったり、全く測位できないといった事が多発し、それはカスタムROM(LineageOS 14.1)でも変わらなかったのですが、このROMにしたらこれまでの調子の悪さが嘘のようにGPSを掴むようになりました。

対応する測位衛星はGPSとGLONASSのみなので捕捉/受信できる衛星数が少なく(上記の画像では捕捉している衛星数が20に対し受信できているそれは9)、それ故今時の端末に比べ精度の面では劣り、実際GPSログを取ってみると軌跡の実際の経路とのズレ、ジグザグ具合が大きいですが、これまで正常に動作していなかったものがまともに動くようになったわけですから不満はありません。
それでもA-GPSデータのダウンロードをmineoマイそくスーパーライト回線(32Kbps)で行っているにもかかわらず測位完了まで15秒なら悪くないですし。
ところがアドブロックrootedアプリAdAwayをインストールすると問題発生。
UIが気に入らないなどの理由で私は今でもAdAwayの旧バージョン(3.3.3) を使っているのですが、Android 13だと正常動作しない事に気づき仕方なく最新版(この時のバージョンは6.1.1、現在の最新版は6.1.3)にアップデートしたのですが、すると動作が極端に重くなってしまったのです。

AdAway 3.3.3、Android 14だとhostsファイルの書き換えに失敗というエラーが出るので非対応であるとはっきり分かるのですが(画像左)、Android 13では正常にhostsファイルが更新された旨の表示が出るので(画像右)てっきり動作していると思っていたのですが…
しかし同じバージョンのAdAwayを使っている(使わざるを得ない)Android 14のRakuten Miniでは動作が重くなるといった事はなくスムーズに動作。

もしかして登録しているhostsファイルのソース数が多過ぎるからでは、と思いそれを必要最低限に減らしてみたのですが(画像左)、禁止エントリ数が画像右のRakuten Miniのそれに比べ1/3程にまで減っているにもかかわらず動作速度は多少マシになった程度で、問題解消とは言えない状態。
結局のところ端末スペックの差でしょうが、10年程前のハイエンドSoC(Snapdragon 800)が2021年のエントリー端末向けSoC(Snapdragon 480)に完敗するという現実を見せつけられると…
というわけで動作が重くなってしまい実用は辛いですが(それはAdAwayのせいですがね)、Android 13になっただけでもよしとしましょう。
対応周波数バンド的にSoftBank回線以外では使い勝手が悪いので(au系SIMに至っては認識すらしない)、mineo SoftBank回線SIMを挿して使う事にします。
とは言えSoftBankは3G停波により音声通話にVoLTEが必須となったため、電話としては使えませんが…
最後に余談ですが、Android 13にして久しぶりにいじっていたらトラブル発生。
何と電源ボタンが埋没してしまい押せなくなってしまったのです。
これでは電源ON/OFFすらできないので実用になりません。
そこで分解してみると電源ボタン裏側の電源スイッチに接する部分が欠けていました。
これにより電源ボタンの高さが低くなり、埋没してしまったというわけです。
そこで電源ボタンの裏にサイズに合わせて切った厚手のプラ板を両面テープで貼り付け、ボタンの高さを元に戻す方法で修理。
すると無事元通りに。
Nexus 5は分解が比較的容易な端末なので修理がうまくいき助かりました。
とは言えSIMスロット周りなどのサイドフレームに欠けができてしまうなど外装の痛みが目立つようになってきました。
バッテリーは以前Qi充電パッドに乗せっぱなしにして使っていたら劣化が進み妊娠してしまったので互換バッテリーに交換してあるのですが、Android 13化で動作も重くなったしそろそろ寿命ですかね。