SoftBank X02NKが発売されましたが

4/25にSoftBankからNokia N95ベースのスマートフォンであるX02NKが発売されました。
海外メーカー端末は発売が遅れることが常の日本では珍しく予定通りの発売で、発売を
心待ちにしていた人にはうれしいところでしょう。
既にネット上ではあちこちで購入者によるレビューが出ていますね。


SoftBankスマートフォンブランド、Xシリーズとして発売されたこともあってPCサイト
ダイレクト(OpenSoftBankアクセスポイント)を使ったパケット定額が利用でき、対応
アプリケーションのインストールも可能、ということもあり日本国内で使う分にはいい
携帯だと思います。
個人的にはGoogle Maps Mobileを定額でガンガン使えるのがいいなぁ。


このX02NK、日本のキャリア携帯、ということで当然SIMロックがかかっていますが、個人
的にはこういう端末はSIMロックフリーで発売、もしくはSIMロック解除のオプションが
あればいいのに、と思っています。
特にSoftBankローミング時のパケット割引制が一切なく、スマートフォンのよさを海外
で生かすことができないですから。
SIMロックフリーであれば日本国内ではSoftBankのSIMを利用し、海外ではGPRS対応のプリ
ペイドSIMを利用する、といった運用が可能になり、スマートフォンの機能を世界中で
生かすことができるのですが。
そしてSoftBankにはドコモ対抗のローミングパケット割引、定額制の導入を期待したい
ところです。
前にも書きましたが、元ボーダフォン、ということを生かして海外のVodafone系キャリア
との提携でこのようなサービスを行なえばいい、と思うのですがねぇ。
「アジアに強いドコモ、ヨーロッパに強いSoftBank」といった具合に差別化もできますし。


それにしてもITMediaのこの記事


パケット定額でオープンなインターネットを楽しみ放題――ノキアの「X02NK」がやってきた


にあるような「最新機能を搭載しない携帯はダメ携帯」といった論調はいい加減に止めて
欲しい、と思いますね。
「おさいふケータイが使えない」とか「ワンセグが見られない」からと言ってその端末が
劣っている、ということではないのですから。