2008年を振り返る〜モバイル編〜


今年の私自身のモバイル関連の出来事を語る際に欠かせないのがこの2台。
Nokia E90N82です。
どちらの端末も今年一年大活躍で、「ゴールデンコンビ」と呼ぶにふさわしい存在でした。
特にNokia E90はさすがはNokia ESeriesのフラッグシップ機だけあって機能、使いやすさ、質感共に最高で、すっかりお気に入りの1台に。
もはや手放せないですね。
特に打ちやすいQWERTYキーボードとPC向けサイトも違和感なく表示できる高解像度ワイドディスプレイがすばらしく、他にも私が必要とする機能をすべて備えていることもあり最近では仕事の際やちょっとした外出時にはNokia E90しか持ち歩かなくなってしまいました。
以前から私は「求める機能をすべて備えた端末1台ですべてを賄える環境」というものを目指していましたが、ついにそれが叶ったわけです。
それに対しNokia N82E90購入後メイン端末の座は下りたものの、カメラや音楽再生といったE90が弱い部分を補完する端末としてこれまた手放せない端末です。
特にカメラはカールツァイスレンズ搭載500万画素+キセノンフラッシュという強力さで、他の追随を許しません。
おかげでデジカメ専用機の出番が大幅に少なくなり、(経済的な事情もありますが)デジタル一眼を手放す決心をするきっかけを作った一台です。


そしてそれ以外に今年私が購入した端末がこの2台。

EMobile S11HT/EMonster(HTC Tytn2/Kaiser)と3HK 3reedom HSDPA USBモデム(Huawei E169G)。
前者は自由度の高いパケット定額回線が欲しい、ということで購入したものですが、OpenSoftBank接続が使えるようになってからはほとんど使わなくなりました。
利用できるプロコトルの制限が少ない、全エリアHSDPA対応、ユーザー数がまだ少ないため速度低下が起きにくい、といったメリットがあるものの、やはり利用可能エリアが狭い、というのは大きなデメリット。
端末自体の動作があまり安定しないといったことも評価を下げる一因となりました。
本当はハードリセットして環境を再構築したいんですけどねぇ(ほとんど使ってないけれど)。
やはり私にはWindows Mobileは合わないようです。
こいつは回線を含めて今後どうしようか思案中です。
そして後者はSIMロックフリーのHSDPA7.2Mbps対応USBモデムがパケット定額対応プリペイドSIM付きでHK$980(私が購入した時で約13000円)、というのに惹かれて香港国際空港内の3Shop(3HKのキャリアショップ)で購入しました。
しかしよく考えてみると日本にはこれを生かせる回線が存在しない。
ドコモやイーモバイルパケット定額は端末に依存しますし、SoftBankはPC向けパケット定額制を提供していない。
OpenSoftBank接続を使う方法がありますが、それならNokia E90BluetoothまたはUSBで接続してモデムとして使えばいい話で、わざわざSIMカードを挿し換える手間がかかる方法を取る必然性がない。
そうなると果たしてこれを買った意味は何なのか、ということになりますが、SIMロックフリーですし、せっかく買ったのですから何らかの方法で生かしたいですね。
やっぱりb-Mobile 3Gでしょうか。


最後に来年の展望ですが、昨今の世界経済の急速な悪化により仕事環境も急激に悪化していることもあり、新しい端末を購入するのは難しい状況になりそう。
とは言えNokia E90+N82のゴールデンコンビが非常に強力ですから、それを更に生かす、ということになりそうです。
しかしノキアが来年どんな端末を出してくるかによりますが。
もしNokia E91 Communicator(仮)が出るのであればどうにかして手に入れたいところです。