デジカメ購入検討中 その1

昨日のエントリにも少し書きましたが、ただ今デジカメの買い替えを検討中。
デジタル一眼(Pentax K10D)を手放した後、私のメインカメラは防水、防塵コンパクトデジカメのPentax Optio W10となっています。
(そしてサブカメラがNokia N82)

3年程前に購入したのですが、さすがに3年も経つと不満がいろいろと出てきます。
不満その1:バッテリーの持ちが悪い
今年3月に馬籠/妻籠へ行った際、150枚程撮影したところでバッテリー切れ。
もちろんバッテリーは出発前にフル充電にしてありました。
予備バッテリーは持っていたので撮影は続けられましたが、やはりバッテリーがヘタってきているみたいです。
不満その2:データ記録スピードが遅い
撮影後すぐに再生モードに切り替えたり、電源を切ったりするとすぐに切り替わらず、「記録中です」というメッセージが出てしばらく待たされる。
高速データ読み書きがウリのSandisk ExtremeIII SDHCカードを使ってもほとんど改善しない。
SDカードはカード内にメモリーコントローラーを持たないため使用するデバイスフラッシュメモリーインターフェースの性能がデータ読み書き速度に影響します。
そのため古いデジカメだとそれがボトルネックになって、いくら高速なメモリーカードを使ってもそれ程書き込み速度が出ないようです。
その3:レンズの広角側が35mm相当
最近のモデルでは広角側が28mmから始まるズームレンズを搭載したデジカメが増えてきています。
しかしPentax Optio W10は35mmスタートのズームレンズなので、やはり画角が狭い。
そのため狭い室内などの引きのない場所での撮影には苦労させられます。
購入当時は28mmスタートのズームレンズ搭載のデジカメは少なかったし、デジタル一眼を併用していたので、それ程気にならなかったのですが…


そういうこともあり買い替えを考え始めました。
今回のデジカメ選びにおける絶対条件は次の3つ


広角側28mm以下スタートのズームレンズ
手ブレ補正機能搭載
使用メモリーカードはフルサイズSD/SDHCカード


それを踏まえた上でいろいろと検討した結果、候補として挙がってきたのがパナソニックLumix DMC-TZ7
25〜300mmという非常に広いズームレンジを持つレンズを搭載し、これだけあればほとんどの撮影シチュエーションに対応できる。
何と言っても広角側の25mmというのは魅力的。
普及型コンパクトデジカメに広角25mmスタートのズームレンズを搭載しているのは今のところパナソニックのみですし。
とは言え個人的には望遠側は200mm程度でいいから、その分レンズを明るくして欲しかった、と思うのですが…
ボディーサイズは少々大柄ですが、その分ホールド性に優れ(=手ブレを抑えられる)、ボタンなどの配置に余裕が出て操作性も向上する。
4万円以下で入手できるみたいだし、悪くない選択かな、と思っているところ。


しかしパナソニックのデジカメには個人的に一つの懸念が。
それは「マニュアルホワイトバランスモードに『蛍光灯』の設定がない」こと。
オートホワイトバランス(AWB)にしていて最もホワイトバランスを外す撮影状況が「蛍光灯下での撮影」。
それ故マニュアルWBの「蛍光灯」設定をよく使います。
しかしパナソニックのデジカメにはその設定がない。
メーカーによっては蛍光灯だけで3つもプリセットがあったりしますし、携帯のカメラでも蛍光灯モードが用意されているものがある。

これはNokia N82のホワイトバランス設定画面。
一番下に「蛍光灯」があります。
イカレンズを採用したりと家電メーカーでありながらこだわったデジカメを出しているメーカーなのにどうして、と思ってしまいます。
まぁ蛍光灯下でWB設定を作成して登録しておけばいいのですが、面倒ですからね。
昨日の休みに情報収集のため「価格.com」の掲示板を見ていたのですが、これについて懸念を持っている人がいないのがちょっと不思議でした。


そういう懸念もあるものの、今のところほぼこれに決まりかけているのですが、実はもう一つの選択肢が気になっていて、ちょっと悩んでいます。
その「もう一つの選択肢」についてはまたエントリします。