総選挙、となるとお決まりなのが投票締め切りの20:00になるとTV各局が放送する開票速報番組。
これを見ていつも思うのが「(NHK教育以外の)すべてのTV局が同じことやらなくてもいいのに」。
そして今回驚いたのが通常はその流れに乗らず通常プログラムで放送をするTV東京までが開票速報番組をやっていたこと。
よく「他局が開票速報番組をやっている時にはTV東京の視聴率が上がる」と言われていますが、このような民放局としてより収益が上がるチャンスであるはずなのにそれを捨てる、というのは(自称ビジネスパーソンを惑わす経済紙)日経が親会社のTV局とは思えない。
本当日本って横並びが好きだなぁ、と思っています。
同じ情報を(NHK教育を除く)すべての地上波TV局で流す、というのは明らかに「公共の電波のムダ使い」のような気がするんですけどねぇ。
そういう私はただ今CNN見ています。
日本の総選挙のニュースも流れましたがそれ程大きな扱いではなく、いかに日本という国が世界の中で重要視されていないか、ということを示しているような気がします。
「世界第2位の経済大国」と言われている割には扱いが小さすぎるような気がしますが、海外のメディアとしてはこれから衰退することが確実な国のことを大きく取り上げる必要はない、という判断でしょうか。
民主党が政権を取ることになればそれがさらに加速することになりますし。
もしかすると日本が「世界第2位の経済大国」なんて思っているのは(ガラパゴスピープル)日本人だけなのかも知れませんね。
TVの特別番組では自民党の議席獲得数が2ケタとか、民主党が300議席以上獲得するのでは、といった予想が出ていますが、ここまで「内向きで短期的な視点しか持たない」ガラパゴスピープルが多いとは思いもしなかった。
こうなると私のような人間は海外移住しかないのかも知れません。
それにしてもこれ程までに結果が極端に一方に傾いてしまうことがある小選挙区制ってやっぱりダメだよな。
そもそも欠点が多すぎる、と思っていましたが、こういう欠点もあるのか、ということを今回の選挙で再認識しました。
やっぱり以前の中選挙区制に戻すべきですね。
