シルバーウイークだから何?

世間様は今日まで「シルバーウイーク」と称した5連休だったわけですが、私にはそんなことは関係なし。
昨日まで(正確に言えば今朝まで:夜のお仕事は辛い)仕事でした。
今年から始まったこの「シルバーウイーク」、私が思ったのは


日本人は国がお膳立てしないと休みを取れないのか


ということ。
休みが必要なら有休を使うなりして自分の好きな時、必要な時、取れる時に取れば済む話なのに、このように国が「5連休を作りましたよーー、みんな休みを取りましょう」なんてやるのはどう考えたって変だ。
どこへ行っても混み合う、交通機関、宿の予約が取りづらくなり、値段も吊上がる、というように弊害が多いんですがねぇ。
こういったところを見ると日本人は「自分で物を考えない、自主性がない国民」ですし、日本という国も未だ「人と違うことをするのはいけないことだ」という強迫観念が根強く残る社会なんだな、と思います。
携帯、ネットといったパーソナルメディアの登場で「マス」の崩壊が言われたりしますが、こういったところを見るとそんなのウソだよな、と思わずにはいられません。


それにしてもこのような休みの取りづらい社会には本当うんざりさせられます。
有休一つ取るのにもあれこれ根回ししたり、職場のスケジュールを考慮したりと面倒なことが多く、「ちょいと旅に出るか」というのがなかなかできないのが辛い。
今の職場だと4連休以上の休みを取るのが非常に難しく(ほぼ不可能?)、そのため海外へ、といってもどうしても台湾、香港、無理してタイ、シンガポールぐらいまで、といった近場になってしまいます。
実際来月台湾に行こうか、と思っていたのですが、その辺の折り合いが付かず結局諦めるハメに。
有休が取れそうな日は航空券が高い日(=木、金、土曜出発)になってしまう、というのが理由。
ということで台湾行きは12月、ということにしました。
中華航空のサイトでチェックすると今のところ私が予定している日は(10月から復活予定の)燃油サーチャージを考慮しても3万ぐらいになりそう。
後はこの日に有休を取れるかどうかが問題です。
PowerShot S90(たぶん)を持って行ける、iPhone 3GSで旅とモバイルの新たな融合を体験できる(かも、まだ購入を悩んでる)、と前向きに考えることにしています。


こういったことを考えると一ヶ月とか平気で休みを取る欧米人が羨ましい限りです。