以前ASUS UL20Aで使おうかな、と思ってマイクロソフトのBluetoothテンキーパッドを購入したものの、非常に使い勝手が悪かったため結局使われることはなくしまい込んでいました。
(それ故購入時にブログネタにすることもなかった)
これがそのテンキーパッド。
UL20Aで使うとテンキーパッド側でNumLockをONにすると本体キーボード側でもONになってしまうため、テンキーを使う度にNumLockをON/OFFしないといけない、というのが使わなくなった理由。
USB接続のテンキーパッドだと本体とテンキーパッドでNumLockキーの状態が同期せず、テンキーパッド側でNumLockをONにすると本体キーボード側もONになる、といったことはないため、テンキーパッド側のNumLockをONにしっぱなしで問題なく使える、というのが今時普通なのですが…
この使い勝手の悪さはさすがはマイクソソフト、と思ったものです。
しかし先日購入したThinkpad T60のHDDをSSDに載せ替えてWindows XPをクリーンインストールしないと、と思っていた時に忘れ去られていたこのテンキーパッドのことを思い出し、T60だとどう動くのかが気になったので試してみることにしました。
T60とテンキーパッドをペアリングすると問題なく動作。
テンキーのNumLockをONにした状態で本体キーボードのテンキー印字されたキーを押すと数字ではなく、通常のキー印字通りの文字が入力されました。
つまり本体側とテンキー側でNumLockキーの状態は非同期で、テンキーのNumLockキーをONにしたままでも問題なく使えることが判明。
というわけで問題があるのはテンキーパッドではなくUL20A、ということになります。
このBTテンキーパッド、けっこう高かったこともありUL20Aで使い物にならないと分かった時の失望が大きかったのですが、意外なところで活躍の場が与えられました。
これで優れたキーボードを持つThinkpadの文字入力環境が更に向上しますね。
