これって使えるかな?:b-mobile Fair

先のエントリで「SIMだけ出しても意味がない」と書いたドコモMVNOの新サービス。
しかしその後情報を集めてみると、日本通信b-mobile Fairが使えそうでは、と思うようになりました。
b-mobile Fairは簡単に言うと通信量1GB、有効期限が4ヶ月(リチャージすることにより利用可能通信量/有効期限を延長可)で価格が9800円のドコモMVNOプリペイドデータSIM(詳細はこちら)。
私は現在同じく日本通信が提供するb-mobile U300を利用していますが、このSIM、通信速度が非常に遅く、プロコトル制限もある(ドコモの定額データSIMと異なり、何が制限されているのかがはっきりしないのも不満)。
そのためこのSIMは「使えない」という評価を下されています。
しかしb-mobile Fairは速度制限/プロコトル制限なし(今では固定回線のISPでも制限されていることの多いP2Pも使えるとか)。
データ量課金のため、動画視聴やストリーミングといった通信データ量の多い使い方には厳しいですが、それさえ気をつければ月額2450円/250MB換算(その後のリチャージ分は2088円/250MB)で使える、ということでかなりリーズナブル、と言えそうです。
ただ日本通信のサービス、ということで「速度制限がないとは言うけれども、ちゃんとそれなりの速度が出るのか」というのが気になるところ。
b-mobile U300のサービスがあまりにひどいので、ちょっと疑ってしまいます。
しかしプリペイド(=縛りなし)で、初期費用もそれ程高くはないので、まだ3ヶ月程残っているb-mobile U300の有効期間が切れたところで試しに導入してみるか、と思っています。
私の場合はストリーミングの利用を除くとそれ程通信データ量は多くない(100MB/月程)ため、その辺をうまく管理できればこのSIMで十分運用できそう(ストリーミング用にドコモ音声回線の128Kbps定額を組み合わせる、という手もありかな)ですから、実際使ってみて通信速度がちゃんと出るのであれば十分利用価値はありそうです。
その結果によっては今後の端末運用体制、後継端末選びに大きな影響を与えることになるので、期待したいところです。