既知のこととは言え、この国は国のトップまでが「感情論だけで動く体の大きい子供」なのには呆れて物が言えない…
そう、浜岡原発の停止要請問題のことです。
反原発派(=自分たちに都合の悪い意見は「洗脳」として切り捨てるカルト集団)に媚を売るパフォーマンスとしか思えない行動には本当呆れます。
これは明らかな「民間企業に対する国の過剰な介入行為」ですが、「感情論だけで考える体の大きい子供」には分からないらしい。
そしてその要請を素直に受け入れてしまう中部電力も中部電力。
その決定が中部地方のみならず全国の人々の暮らし、経済活動にどれだけの影響を与えるのか、そして自社の経営へのリスク(株価下落や株主代表訴訟といった)といったことを考えて行なわれたのか、私は大いに疑問です。
中部電力の最大の顧客である(はず)のトヨタには「工場止めろと言うのかゴルァ!!」とか言って欲しかった、と思ってしまいます。
そのためか、中部電力の株価が一時14%も下落し、他の電力会社、ガス会社の株価も下落。
この件に関する報道があるかな、と思いNHKニュースを見ていましたが、これに関する報道はありませんでしたが(情報操作? ワールドビジネスサテライトに期待)、BBCはこのことをちゃんと伝えています。
恐らく海外の投資家が「国の介入によって手持ちの株を紙切れにされてはかなわない」と思って手持ちの電力、ガス会社の株を売ったんでしょうね。
日本人以外は甘っちょろい感情論ではなく、現実論で物を見ますから、こういう行動に出るのは当然のこと。
こういったことが続くといずれ日本という国は世界から見放されてしまう、ということが分からないのかな、と思ってしまいますが、「感情論でしか物を考えられないガラパゴスピープル」には分からないんでしょうね。
中部電力の今回の決定により九州でも電力不足が懸念される、という報道がありましたが、私は抗議の意味で節電などはせず、いつも通り電気を使おう、と思っています。
