ガセネタにやられたよ…

昨日のエントリで「ドコモのSMS受信設定は『全て受信拒否』がデフォルトになっている?」と書きましたが、ガセネタでした(昨日のエントリは訂正しました)。


今日天神に行った際にこの件についてドコモショップで聞いてきました。
30分近くかけてあれこれ調べてもらった結果…


ドコモのSMS受信設定は「全て受信許可」がデフォルト


とのことです。
そして別途端末からSMS受信設定を変更することで「非通知で送られたSMSを拒否」「海外からのSMSを拒否」「非通知/海外からのSMSを拒否」「全てのSMSを拒否」に設定することができます。
ですから標準状態ではSMS受信を拒否する設定にはなっていませんから、SMS受信に関しては全く問題がないことになります。


というかこれ、実はドコモのサイトからダウンロードできるSMSについてのガイドブック(PDF)にちゃんと書いてあるんですよね(配布先はこちら)。
小さい字で書いてあるので、少々見つけづらいのですが…
どこかで見聞きしただけで、信憑性が「?」な情報でしたから、ちゃんと確認してからエントリすべきだったと反省しています(前にも同じようなことを言ってたな)。


それよりもこの程度のことを調べるのに30分近くかかる、というのもどうかと思いますね。
私の聞き方があまりよくなかった(この件とは関係ない余計なことを言ってしまった)のもあるかも知れませんが、ショップ店員がコールセンターに電話して、20分程あれこれやりとりして分かったことが、実はサービスガイドブックに書かれていることだったのですから。
つまりこれは日本ではSMSがほとんど認知されていない、ということの証だと思います。
まぁSMSの便利さを知らない一般ユーザーからするとパケット定額サービスを契約していればガラケーメールは使い放題なのに、わざわざ別途料金を払って字数制限が厳しく、絵文字やデコメが使えないSMSを使う理由はありませんから、それに関する問い合わせもほとんどないし、それ故ショップ店員も知らない、ということでしょうか。
まぁ私がちゃんと調べていればわざわざドコモショップに行って30分程かけて問い合わせし、時間をムダにすることもなかったのですが、今回の出来事で「ガラパゴス国家」日本におけるSMSの冷遇ぶりがよく分かったので、それはそれで収穫があったかな、と思っています。


結局のところキャリア間SMSが利用可能になっても、以前と何も変わらない、というオチになりそうです。