海外版、というのもありかな:Galaxy S II

今日ドコモショップに寄り道してGalaxy S IIの購入を検討している、ということで少し話を聞いてきました。
データ回線の機種変についてやSIMロック解除について聞いてきましたが、そこで中古で購入した端末のSIMロック解除について聞いたらドコモショップのおねいさん曰く「端末の所有者が変わることになるので、できない可能性が」とのこと。
これについては私も懸念していましたが、何だかなぁ、と思ってしまいました。
まかりなりにも端末と回線は分離しているのですから、購入時の所有者が誰かといったことはSIMロック解除と関係ないはずなのですが。


ドコモ版だと昨日エントリしたW-CDMA対応周波数バンドの件や、回線契約やSIMロック解除関連といった煩わしいことが多いので、いっそのこと海外版を検討してもいいかな、と思うようになりました。
ドコモ版と海外版それぞれのメリットを挙げてみると…


(ドコモ版)
FOMAプラス対応
甲斐大和病、HSUPAダンマリ病といったドコモ回線絡みの問題と無縁
日本語フォント、IME標準搭載
技適あり
ワンセグ搭載
(海外版)
W-CDMA850/900/1900/2100MHzクアッドバンド対応
テザリング隠しAPNなし(=ドコモMVNOキャリアのSIMでテザリング可能)
rootなしでカメラのシャッター音が消せる(たぶん)
ドコモ向けプリインストールアプリなし
ボディーにドコモロゴ、型番表示なし


といったところでしょうか。
ドコモ絡みの縛りがない海外版も捨てがたいですが、やはりドコモ回線に最適化されているドコモ版が優位、ということで買うならやっぱりドコモ版かなぁ。
テザリングに関しては今後b-mobileを使うことはなさそうですから問題ないでしょうし(他社SIMであれば隠しAPN設定は無効になるのでこれまた問題なし)、カメラのシャッター音とドコモ向けプリインストールアプリの件もroot化ができさえすれば解決しますから、それ程気にすることはないのかな、という気がします。
ハードウエア仕様が違う(ガラケー仕様)ドコモ版はroot化できるのか、というのが懸念事項ではありますが(ちなみに海外版はroot化対応カーネルに置き換えることでroot化可能)、パワーユーザー率の高い端末、ということで恐らくできるようになるでしょう(と期待したい)。


上に「データ回線の機種変が云々」と書きましたが、よく考えてみるとドコモは次期iPhoneを出さないのだから、音声回線の機種変で手に入れてもいいんですよね。
音声回線でテザリングを行なうとパケット定額上限額が大幅に上がりますから(データ回線だとテザリング追加料金なし)データ回線で使いたい、と思っているので、今持っているデータ回線の機種変で入手、という形を考えていたのですが、解約/MNPする予定のないメイン音声回線を機種変にしてGalaxy S IIを入手し、SIMをデータ回線のものに挿し替えて使うという形にしてもいいかな、というわけです。
基本的にGalaxy S IIを音声端末として使う気はない、というのもありますし。
キャリアが携帯電話端末の単体売りを解禁してくれれば、こんなことを考える必要はないのですが…


まぁ私はここに書いたように次期メインAndroid端末の選定はドコモ秋冬モデルの発表待ち、ということにしているので(ちなみに次期メイン音声端末は今のところ次期iPhoneで決定)、今すぐGalaxy S IIを買う、というわけではないですからまぁどうでもいいですが。