脱獄する自由:au

auiPhone 4S購入から2ヶ月余り、この日をどれだけ待ちわびていたことか…
そう、ようやくiPhone 4S+iOS 5.1.1のUntethered Jailbreakが可能になったのです!!

本当は数日前に可能になっていたものの、Galaxy S II ICSの件であれこれやっていて出遅れてしまいましたが、AppleがJB潰しのOSアップデート(iOS 5.1.2?)を出す前にやっておかないと今後もずっと服役するハメになる、ということで慌ててJB作業をすることに。


対応するiOSのバージョンは5.1.1、ということでまずはOTAでiPhone 4Sを5.1.1にアップデート。
同時にiTunesを使いファームウェアファイル(*.ipsw)をダウンロードしてバックアップしておきます。
そしてiPhoneをPCにつなぎ、JBツールAbsintheを起動して実行すると…

JB成功!!
その後CydiaでJBアプリをインストールし、ようやくiPhone 3GS(iOS 4.3.3+JB)同様の環境が戻ってきました。

ホーム画面(Springboard)にアプリアイコンが5列並んでるってやっぱりいいですね。
(Five-Column Springboard、Five Icon Dockをインストールすることで実現)


今回iPhone 4SをJBしたことでいくつかの不具合が発生しましたが、それはどういったものかというと…
・MobileTerminalのインストールに手間取った
iPhoneの管理者パスワードを変更するために必要なMobileTerminal。
ところがCydiaの初期状態でインストールされるMobileTerminalは起動できないため(すぐ落ちる)、レポジトリを追加してインストールする必要がありましたが、以前(iPhone 3GSにインストールした時)のものはリンク切れしていたため、新たなレポジトリを探すハメに。
結局http://repo.insanelyi.com/をレポジトリに追加し、MobileTerminalをインストールしました。
・Lock Calendarが起動しない(Safe Mode起動になる)

iOS5にはAndroidのパクリとしか思えない通知機能(通知センター/Notification Centre)があるので不要、ということでiOS5への対応がなされていないのだと思いますが、個人的にはロック画面でスケジュールを確認できる方がいいのでできれば対応して欲しいなぁ。
・BackgrounderがSiriと干渉する
Backgrounder、Siriいずれもホームボタンの長押しで起動します。
そのためホームボタンの長押しでアプリをバックグラウンドへ回そうとするとSiriが起動してしまい、Backgrounderがうまく動作しないのです。
これを回避するにはSiriを無効にするか、Backgrounderの起動設定を変えるかのいずれかなのですが、私は前者を取ることにしました。

Siriは購入直後にオージー英語をしゃべらせて遊んだだけで、実践的な使い方はしていませんから、無効にしても別に問題ありませんし。
ホームボタンの長押しには以前から音声コントロール機能が割り当てられていましたが、iOS4.xまではそれでもBackgrounderの起動に問題はなかったのに、iOS5ではそれがSiriに置き換わっただけなのにどうしてこのようなトラブルが発生するのかが不思議でなりません。
・アプリアイコンが白いアイコンになることがある

これはプリインストールされているボイスレコーダーアプリのアイコンなのですが、このように白いアイコンになってしまっています。
他にもApp StoreアイコンやMailアプリアイコンがこのようなアイコンになってしまったこともあります。
恐らくJBによる不具合だと思われますが、アプリはちゃんと起動し、正常動作するので問題ありません。


あとはiFunBoxを使ってカメラ/スクリーンショットのシャッター音を消したり、プリインストール領域に着信音ファイルと壁紙画像をコピーしたりといった作業を済ませればJB環境構築完了です。