Nexus 5は標準でFOMAプラス対応!! 悩む…(修正あり)

(注)Nexus 5の対応周波数バンドに900MHzが抜けていたので修正しました。


今日Googleのリファレンス端末であるNexusシリーズの新モデル、Nexus 5が発表され、すぐにGoogle Playで発売開始されました。
日本での価格は39800/44800円(16/32GB)とアメリカでの価格US$349/399に比べてUS$50/5000円程の差で、海外では既に在庫処分的な扱いになってから発売開始されたにもかかわらず海外版の倍近いボッタクリ価格だったNexus 4に比べればまともな価格になっており、許容範囲内。
過去のNexus端末に比べると割高にはなっていますが、端末スペックを考えれば妥当なところでしょう。


私は海外版Galaxy Note 3(SM-N9005)狙い、ということでNexus 5に関してはあまり気にしていなかったのですが(同じく今日発売開始のiPad Airに関してはもっと気にしていない:iOS端末にはもう興味がないし)、何と標準でFOMAプラス対応とのことでびっくり!!
Google PlayのNexus 5紹介ページ(リンク先は32GB黒モデルのもの)にある端末スペックを見ると、


WCDMA: 対応バンド: 1/2/4/5/6/8


とあり、標準でFOMAプラス対応であることが分かります(W-CDMA800/850/AWS/1900/2100MHzペンタバンド対応)。(修正)(W-CDMA800/850/900/AWS/1900/2100MHzヘキサバンド対応)。
日本の国内キャリアが絡まないスマホでありながら標準でFOMAプラス対応、というのには驚きです。
Good job,Google!!
そういうこともあり、俄然興味が湧いてきました。
個人的にもAndroidのリファレンス端末であるNexusシリーズを一台は持っておきたい、と思っているので、Galaxy Note 3に比べかなりリーズナブルなこともあり、Galaxy Noteに続く次のメインAndroid端末はこれでもいいかな、と思い始めているところ。
ドコモ回線がメインですから、FOMAプラス対応か否か、というのは端末選びにおける非常に重要なファクターですからね。
Nexus 5がGalaxy Note 3(SM-N9005)に対して勝るところは…


FOMAプラス対応
・リーズナブルな価格
Nexus端末なので、Androidの新バージョンへすぐにバージョンアップできる
・root化が簡単で、カスタマイズも容易
技適あり


逆にGalaxy Note 3Nexus 5に対して勝るところは…
・大画面
・Sペンによる手書き操作
・バッテリー交換可能
・MicroSDXCカードスロット
・ハードウェア操作ボタン(ホーム、戻る、メニュー)あり
・USBホスト(OTG)対応
・ServiceMode(*#0011#)が使える


といったところでしょうか。
Nexus 5にはFOMAプラス対応、という決定打がありますが、両者をきちんと比較するとそれでもGalaxy Note 3の方が優れているところが多く、価格が高くてもやっぱりこっち、という結論になりますね。
やはりNexus 5はバッテリー交換不可、外部ストレージ非対応、というのがネック。
そしてディスプレイサイズもNexus 5の5インチに対しGalaxy Note 3は5.7インチと0.7インチの差があり、画面サイズが大きいことが魅力で、お気に入りポイントであるGalaxy Noteのリプレース、という観点からするとやはりファブレットのリプレースにはファブレット、Galaxy Note 3を選ぶのがベター、ということになりそうです。
FOMAプラス対応に関してはL-03Eを使えばいい、という割り切りができますから、FOMAプラス非対応であることがGalaxy Note 3(SM-N9005)の決定的な欠点とはなりませんし。
TestModeで「Japan Band」へ切り替えることでFOMAプラスを掴むようになったり、最近発見された海外版Nexus 4FOMAプラス対応にするゴニョゴニョ(Qualcommが提供するツールを使って通常では書き換えられない領域のデータを書き換える)の手法がSM-N9005にも適用できればいいのですがね。


Nexus 5はイーモバイルからも(ボッタクリ価格+回線IMEI縛り付きで)発売されるとのことで、そうなると当然家電量販店の店頭に実機が並ぶでしょうから、それをおさわりしてから改めて考えてみようかな、と思っているところです。