2016年に手に入れたITガジェットたち

もうすぐ2016年も終わり、ということで今年手に入れたIT関連ガジェットについてまとめてみました。


1月
3TB ポータブルHDD
So-net 0SIM
ジャンクGalaxy S III(SC-06D)


2月
ジャンクスマホ3台(Galaxy J、Xperia Z1f、Xperia AX)
3TB 3.5インチHDD

後述のWD Red購入後バックアップ用にしていた2TB HDDが異音を出すようになり、SMARTエラーも検出されたので寿命、ということで新たなHDDを購入する必要が。
当初は当然バックアップ用HDDのリプレースのためにHDDを購入するつもりだったのですが、内蔵データHDDとして使っていたメインPCリプレース直後に購入したWD Redの空き容量が微妙になり、読み書きパフォーマンスも不満だったのでいっそ7200rpmのHDDに載せ替えて、WD Redは動画保存用外付けHDDにすることにして利用可能なディスク容量を増やすことに方針を変更。
そこで購入したのがこのHDD。
東芝の3TB 7200rpmの3.5インチHDD、DT01ACA300(バルク品)です。
パフォーマンス重視の7200rpm HDDだけあってWD Redのようなディスクアクセスの引っかかり感はなし。

CrystalDiskMarkの結果。
しかしその分動作音が少し大きくなりましたし、発熱も増加(その対策としてメインPCのフロントファンの回転数を上げた)、そして消費電力的にも不利になっているはずです。
そしてバックアップ用HDDは以前使っていて引退させたSeagateの1TB HDDを引っ張り出してきて3.5インチHDDを2台搭載できる外付けケースにWD Redと共に装着。
この外付けHDDケースはこれまで今回寿命になったHDD1台で使っていたので、これで本領発揮ということになります。
しかしこれでは動画ファイルのバックアップには容量が足りないのですが、それ用にはこの前の月に買った3TBポータブルHDDがあるのでとりあえずはこの体制でいくことに。
とは言えこれでは動画ファイルのバックアップが弱いので、将来的には動画バックアップ用HDDとしても使える3TBのものに交換したいところです。
このHDD自体が古いので、寿命が心配、というのもありますからね。


4月
中古モバイルルーター2台(Huawei E5377s-327、HWD14)
UQ Mobile音声回線
2年前にau 3G回線をドコモにMNPした際は2年後この回線を解約するつもりでデータ回線に変更したのですが、やはり14年近くMNPを繰り返し保有している番号なので維持したい、と気が変わりau回線利用のMVNOMNPすることに。
この当時UQ Mobileは他のMVNO同様平日昼食時間帯といった混雑する時間帯に速度が極端に低下する症状が出ていたため、それなら料金プランに柔軟性があるmineoのau回線プランという選択肢もあり、ということでどちらにするか悩んだのですが、UQ Mobileの方が多少混雑時の通信速度がよかったので結局こちらを選択。
ところがその後UQ MobileとKDDIの営業方針が変わったことで混雑時の通信速度の急激な回復があったこともあり、これで正解でした。
しかしLTEデータ契約回線からMNP転出するためには一度音声回線に契約を変更する必要があり、そこでハマりました。
これについては以前書いているのですが、結局4月中旬に3G音声回線に契約変更をした上でMNP予約番号を発行、下旬にオンラインでMNP手続きしてUQ Mobileへの乗り換え完了。
MNP転出するまでのドコモの利用料金、LTE→3G契約変更手数料、MNP転出/転入手数料の合計で1万円以上の金がかかってしまい、高くついたMNPとなってしまいました。


5月
TS抜き対応地デジ/BS/CSチューナー(Plex PX-W3U3V2.0)

私はTS抜き対応ゴニョゴニョ地デジチューナー(ダイナコネクティブDY-UD200)を2台持っているのですが、TS抜き対応TVチューナーボードPT3がディスコンになったりといったことがあり今後TS抜き対応チューナーの入手が困難になり、将来今使っているゴニョゴニョ地デジチューナーが壊れたりした際に代替となるものが手に入らなくなったりすると困るな、と思っていたところにこれを見つけ購入。
地デジx2、BS/CSx2の合計4チャンネルを同時視聴/録画可能なので、これで既に持っているゴニョゴニョ地デジチューナーと合わせて4チャンネルを同時視聴/録画できる環境ができました(BS/CSはアンテナがないし、CATVパススルーでもないので関係ない)。
今回手に入れたPX-W3U3V2.0はTV録画PC(ASUS UL20A)に接続し、元々使っていたDY-UD200と合わせ3チューナー体制に。
メインPC、TV録画PCそれぞれに接続したDY-UD200はローカル利用専用にし、PX-W3U3V2.0はSpinelを利用してネットワーク共有できるようセットアップ。
これでメインPCで3チャンネルを同時視聴したり、TV録画PCで3チャンネルを同時録画したりといったことが可能になり、これまで2チャンネルを同時録画する必要ある際面倒だったことを考えると非常に便利になりました。
しかしこの環境がすんなり完成したわけではなく、購入当初は2個目のチューナーが正常動作しなかったり、本体が異常に発熱したりとトラブルも。
前者はアンテナ線の接続が悪く、アンテナ入力レベルが低かったためで、10月にPC裏側の掃除をした際にアンテナ線の配線を見直して解決。
もしかして本体の異常発熱のせいでチューナーユニットが壊れた? と思ったのですが杞憂でした。
とは言えそれでもたまに2個目のチューナーへの入力レベルが低くなって正常動作しなくなることがあるので、アンテナ線を交換しないと、と思っているのですが、PC裏側の配線をいじるのは面倒、ということで手付かず…
そして後者はBS/CSアンテナへの給電がきちんとOFFにできていなかったからのようで、再度OFFにすると異常な発熱はなくなりました。
って言うかこのPX-W3U3V2.0、BS/CSアンテナへの給電機能を持つ関係でUSBバスパワーでは動作せず、BS/CSアンテナへの給電を止め、地デジチューナーしか使わなくてもACアダプターからの給電が必要なのが不満。
これだと録画中に停電等で給電が止まると録画に失敗してしまうため、信頼性に欠けるのが難ですからね。
それでも複数チャンネルを同時録画できる、というのは本当便利で、確実に録画しておきたいと思う番組はメインPCとTV録画PCとでダブル録画する、といった手も使えるようになりました。
購入当初上記のトラブルでフルにその性能を生かせず、しかもゴニョゴニョチューナーなのでメーカー保証もなし、ということで買って失敗した、とも思ったのですが、問題なく動くようになると「やっぱり買ってよかった」と考え方が一転したアイテムでもあります。


6月
ジャンクスマホ2台(Xperia Z3、Galaxy S4)


7月
IIJmioデータSIM追加


9月
中古SoftBank 304HW
中古Galaxy Note 3(SCL22)

これは上記の304HWを購入したのと同じ日、帰りに吉塚駅で電車を降り、近くのゲオ(去年最初にジャンクGalaxy S IIを買ったところ)に立ち寄ってau中古スマホコーナーを見ていた時に発見。
上記の通り既にUQ Mobile音声回線を持っていましたから、それを運用する端末として以前から程度のいい中古のSCL22を探していたのですが、そもそも程度のいい中古のGalaxyは少ないこともあり、見つけても外装がボロボロのものばかりだし、UQ Mobileの変な施策のせいで値上がりしたりといったことがあってなかなか手に入らずにいました。
そしてOSバージョンがAndroid 4.4(KitKat)になっているものが欲しかった、というのも足を引っ張りました。
程度のいいものが見つかった、と思い見せてもらうと既にAndroid 5.0(Lollipop)にバージョンアップ済のものばかりで、これだとリスクのあるOSバージョンダウンをする必要があり、手を出すのを躊躇していました。
しかしショップ側が最新版ファームに上げてから店頭に並べる、といったことをやっていたりするといつまで経っても手に入らない、ということになりかねないので、試しに上記のジャンクGalaxy S4でAndroid 5.0→4.4のOSバージョンダウンを試してみることに。
するとバージョンダウンのため4.4のファームを書き込むと通常起動しなくなるが、リカバリーで起動しファクトリーリセットすれば起動できるようになる、ということが分かり、これならAndroid 5.0バージョンアップ済のものでも問題ない、ということで手を出せるようになりました。
この時見つけたものもAndroid 5.0にバージョンアップ済だったのですが、程度がよく、価格も安くなってきていたこともあり悩んだ末購入することにしました。
そしてAndroid 4.4へのバージョンダウンもうまくいき、その後root化してセットアップ、となるのですが、もう購入から3ヶ月余り経つにもかかわらずまだほとんどいじってません。
いい加減セットアップを済ませ、メインとして使う端末を移したいところなのですが…


10月
中古iPod mini(第2世代)

去年購入したジャンクiPod miniを放置プレイしているにもかかわらず、博多駅博多口のゲオにあった格安中古ミュージックプレイヤーコーナーでこれを見つけ、前記のジャンクiPod miniはバッテリーが死んでるし、(バッテリーの持ちが劣る)第1世代だし、ということで結局購入。
とは言えこれのバッテリーもフル充電状態からの再生時間が1時間程しかないし、自然放電もひどくフル充電後数日後にはほぼ空っぽ、とか実用に堪えない状態。
まぁ発売から10年以上経っていますから、そもそもバッテリーがまともに持つ方が奇跡ですが…
これでようやく手を入れないと、という気持ちになり、まずは換装用バッテリーをAmazonに注文。
本当はeBayなどで売られている大容量バッテリー(1300mAh)が欲しかったのですが、いつの間にやらほとんど出回らなくなっていた上に見つかっても送料が異常に高かったり(日本までUS$50とか)したので諦めました。
そして両方とも分解し最初に手に入れた第1世代は8GBのCF、この時手に入れた第2世代は16GBのCFに換装し、後者に新しく購入した換装用バッテリー、前者にお下がりとなる後者のバッテリーを組み付けることに。

CF換装、バッテリー交換作業ちう。
ところが後者を外装ケースに戻すとクリックホイールが動作しない…
実はiPod miniのCF換装は10年近く前にもやったことがあり、その時もクリックホイールが動作しなくなってしまったのですが、またやってしまいました。
その時の失敗もあり、慎重に作業をしていたのですが…
とは言え今回はスペアパーツがあるのでそれと交換すればOK、と思ったらクリックホイールアセンブリは第1世代と第2世代との間で互換性がないっぽく、相互に入れ替えても動作しない。
結局第1世代の基板に16GB CFと新しいバッテリーを組み付け、それを第2世代の外装ケースに入れニコイチにすることで解決しました。

外装は黒いカーボン調シートを張って化粧。
バッテリーの持ちで劣る第1世代であることと、今回交換したバッテリー自体が製造からかなりの時間が経過し劣化している可能性もあることもあり動作時のバッテリーの持ちはそれ程よくはありませんし、使わないでおいた際の自然放電も早い(2週間程で空になる)。
とは言え少なくともそれなりに使っても1日は持つバッテリー駆動時間はあるし、意外にアンプにパワーがあり、音質もいいので機会があれば使いたいところです。


他にも細々したものをあれこれ買っていますが割愛。


今年も去年同様経済状況を反映して中古/ジャンク品ばかり買っている一年となりました。
そして今年はワンコイン(=500円以下)で買える中古/ジャンク品をあれこれ買いまくっていた、というのも特徴。
それには最近ジャンクコーナーがあるブックオフが増えているのが最大の要因となっているのは間違いないでしょう。
そこをゴソゴソしていると意外にもいろんなものが見つかるので、500円以下なら、とついつい買ってしまう癖が付いてしまい、更にはそれ目当てで郊外のブックオフにまで出かけるように。

そのせいでiPadの充電アダプターが5個もあったりします(一個300〜500円で見つかる)…
しかしチリも積もれば山となるわけで、一つ2〜300円とは言えたくさん買っていると合計すれば結構な額になってしまうため、来年はちょっと抑えないと、と思っているところです。
とは言えどうせ「中古/ジャンクは一期一会」とか言って買うんだろうな、と思っていますが…


それと今年もジャンクスマホを何台も買っていますが、その供給源となっているゲオ、最近ジャンクスマホを扱うところがほとんどなくなってしまいました。
これまでジャンクスマホコーナーがあった吉塚駅前店、博多駅博多口店、西新店からはジャンクスマホコーナーが消え、今福岡市内でジャンクスマホコーナーがあるゲオは(私が知る限り)東光寺店しかありませんし、品揃えも(ソニーを除く)国内メーカー製のゴミばかりで魅力ゼロ。
今年のジャンクスマホ購入は年の前半に偏っていますが、その原因がこれ。
こうなってしまったのは恐らく秋葉原にゲオのジャンクスマホ専門店舗ができたことで魅力のあるジャンクスマホがそちらに行ってしまい、地方の店舗には回らなくなってしまったからだと思われます。
となるといずれ東光寺店からもジャンクスマホコーナーが消えてしまうんだろうなぁ、と思わずにはいられません。
そう言えばその秋葉原にあるゲオのジャンクスマホ専門店舗、開店と同時に程度のいいジャンクの争奪戦になり殺伐とした雰囲気、というのをTwitterで見たのですが本当なんだろうか…