2016年のIT関連についてのまとめ

今年もあと2日、ということで今年2016年に私が気になったIT関連の話題についてまとめてみました。


MNOに対する総務省の介入
これについては去年のまとめにも書いていますが、無知な役人が余計なことをしたら更におかしくなった、というのがピッタリな愚行、としか言えないものですが、今年はそれが更に輪をかけておかしくなりました。
過度な安売りを規制しようとするがために「ゼロ円販売狩り」のような状況になってしまい、その結果MNOの端末販売が大幅に落ち込んでしまう、という結果に。
とは言え端末価格が高くなってもその分利用料金が安くなれば問題ないのですが、実際には利用料金はほとんど安くならず、結局端末の値段が高くなったことでむしろ携帯にかかる費用は高くなったのですから呆れます。
このような流れの中でその煽りを受けたのか潰れてしまう携帯販売店も見かけました。
これまた去年も書いていますが、携帯料金を安くしたい、というのなら自分でどうすればいいのかを考え、調べた上でMVNOに乗り換えるなり料金プランを見直すなりすればいい話なのに、そうはしない他力本願志向のバカな消費者には本当呆れます。
去年と同じことばかり書くのは嫌なのですが、本当に携帯料金の健全化を目指すのであれば端末のSIMロックフリー販売を義務化し、その上で端末販売と回線契約を分離化する必要があるはずなのですがねぇ。
そうすればユーザーは本当の意味で自分に合った端末、回線、料金プランを選ぶことが可能になり、かかる費用は必然的にユーザーに合ったリーズナブルなものになるのですから。
そうならない限り携帯電話業界の歪なビジネスモデルはいつまで経っても是正されず、それはすなわち今後もユーザーは不利益を被り続けることになる、というのをいい加減理解して欲しいところです。
そして携帯料金が高止まりする原因となっている一般人には理解不能な複雑怪奇な料金プラン、回線契約時に押し付けられる有料オプション/コンテンツの問題といったことは放置。
ユーザーがオプション/コンテンツの解約を忘れてしまい、サービスを利用しないが料金だけは取られ続ける、という状況を作り出すことを狙ったこのようなやり口は許されるものではないはずなのに、それには触れない、というのには呆れます。
とは言えこれは基本的に自分で納得して契約しているのに、解約できるようになった時点で即解約しないユーザーが悪いのですが、だからといって許されるものではないですし、ユーザー側の無知、無関心がこういう状況を生み出す原因となる、ということを認識して欲しいものです。
そしてこれまた業界の悪習である自動更新付きの複数年縛りもようやく問題だ、という話が出てきて是正されるのか、と思ったら中途半端なものに終わる上に、新たに自動更新付き2年縛りを導入するMVNOまで出てくる始末。
結局のところ日本の携帯電話業界は相変わらずのクソゴミで、何も変わらないんだな、ということを改めて再認識させられただけの一年でした。



MVNOのMNO化、そして業界の非健全化
MNOが総務省の余計な横やりのせいでおかしくなってしまった分今年はMVNOへの注目が更に高まった1年となりました。
とは言え回線と端末のセット割引(もちろん契約縛り付き)、自動更新付き2年縛りなどMNOの手法がMVNO界にも入ってきて、これまで健全だった業界の質が低下したな、と思わずにはいられませんでした。
そのMVNO業界を汚す張本人、と私が思っているのがFREETEL楽天モバイル
前者は「Made by Japan」を謳い高品質なイメージを売りにしながら実際には低品質の端末を乱発し、MVNO事業でも「混雑時にスピードテストだけ高速」というスピードテスト詐欺疑惑を持たれたりと「日本通信に代わる新たなMVNO界の問題児」といえる存在になりました。
そして後者は実店舗を展開して幅広いユーザー層にアピールしたり(福岡では天神地下街に店舗があり、いつも客がいる)、俗に「三木谷割」と呼ばれるSIMフリー端末の大幅割引販売を行ったりといいところもあるのですが、ここもスピードテスト詐欺疑惑を持たれていますし、解約が非常にやりにくい、といったSoftBankっぽい話も聞こえてきます。
楽天はかつての(今でも?)「スパマー」というイメージからあまりいい印象を持たれていないのに更に印象を悪くするようなことするなよ、と言いたくなってしまいます。
そういうこともあり、私はこの2社は絶対人には勧めないことにしています。
と言うか個人的にはMVNOの最大のメリットは契約縛りが緩いことなのに、回線と端末をセットで購入、契約するというのはMNO同様の2年縛りがかかってしまうためそのメリットを潰してしまう愚行、と思えてならないのですが…
そんな中「元祖MVNO界の問題児」日本通信が個人向け事業から撤退し、U-NEXTにサービスを移管する、というニュースもありました。
とは言え日本通信は完全に怪しいMVNOに成り下がっていましたから、淘汰されて当然と言えるので別に驚くことではなかったですが。
MVNOは既に過当競争、という状況に陥っていますから、来年には更なる撤退企業が出てくる可能性は高いでしょうね。
今年KDDIに買収されたBIGLOBEMVNO事業がどうなるのかが気になるところです。


UQ Mobile
上記のMVNO絡みの話でUQ Mobileについては触れなかったのですが、去年のUQコミュニケーションズへの事業移管、そして今年になってからの営業方針変更、それに伴う混雑時の通信速度の大幅な改善により完全にauのサブブランド、という立場になったことでMVNOとしては扱わないという方針にしたからです。
そもそもUQは自社でTD-LTE(WiMAX2+)/WiMAXネットワークを持つMNOですし。
auのサブブランドとして新たなスタートを切ったUQ Mobileですが、その施策はおかしなものばかり。
まずは総務省から「問題だ」と言われているにもかかわらず新たに自動更新付き2年縛りありの料金プラン(ぴったりプラン)を新設し、それをゴリ押しするようになったこと。
このぴったりプラン、MNOの3G音声プラン同様の無料通信料が含まれる(現在は5分通話定額に変更されていて、既存の契約者はどちらかを選択可能)のが魅力的なのですが、自動更新付きの2年縛りがある時点でゴミ。
自動更新なしであればまだ許せるんですがねぇ。
それ故縛りが大っ嫌いな私はMNP転入の際に既存の料金プラン(データ高速プラン:完全従量制通話+3GB高速従量データ)を選びました。
そして現在ではau VoLTE対応のSIMフリー端末のラインナップを増やしてきていることもあり以前のようなau端末の中古頼み、という傾向は薄れてきましたが、今年ゲオと提携してau LTE対応中古スマホUQ Mobileの契約(もちろん自動更新付き2年縛りのぴったりプラン)をセットにして割引、ということをやり始めました。
そしてその結果ゲオで売られているau LTE対応中古スマホの税別価格が24の倍数(割引価格をぴったりプラン契約期間で均等にするため)になったことで値上がりしたり(逆に値下げになったパターンもある)相場とかけ離れたおかしな値段になったりといったことが起こりました。

例えばこれ。
少し分かりづらいですが左からXperia Z3(SOL26)、Xperia Z Ultra(SOL24)、Xperia ZL2(SOL25)が同じ税別24000円で並んでいます。
この状況でXperia ZL2なんか買うヤツいるの? と思うのですが、UQ Mobileのぴったりプランと同時契約なら税別1000円/月で買えます、というアピールの方が大事らしい。
Galaxy Note 3(SCL22)の中古を手に入れようと思っていた時もこのせいで値上がりし、それが入手が遅れた原因の一つになりました。
そもそも中古端末を回線契約とセットにして割賦で2年間払いして購入するヤツなんかほとんどいないのに余計なことするな、と思ったのは言うまでもありません。
そして広告も無知な人間を騙す意図を持つようなものに変化したのもいただけません。

やたらと「SNS利用でのデータ消費ゼロ」を謳うようになりましたが、これは単に低速定額データに切り替えて利用した時のことで(ちゃんと下に但し書きがある)、それなら何に使おうが従量データを消費せず定額なので、SNSだけがデータ消費ゼロになるわけではないのに何言ってる、としか思えないのですから、明らかな情弱騙しの手法。
こういう広告文句だと特定のサービスのデータ消費をカウントしないゼロレーティングサービス(今年「新MVNO界の問題児」FREETELや新規参入のLINE Mobileがサービスを開始したことで話題になりましたが)と勘違いしかねないと思うのですが、そんなのお構いなし。
この誤解を招きかねない「JAROって何JARO」と言いたくなるような広告文句は止めて欲しいものです。
とは言えauのサブブランドとなったUQ Mobileの通信パフォーマンスは圧倒的で、特に平日昼食時間帯の通信速度は他のMVNOを寄せ付けない高速さ。
それでいながら料金は他のMVNOとそれ程変わらず、その上ぴったりプラン以外を選べば縛りが緩い(音声契約は自動更新なしの1年、データ契約は縛りなし)という「MNOの通信パフォーマンスをMVNOの契約条件で得られる」最強の選択肢であるのは間違いないでしょう。
敢えて欠点を挙げれば従量データ量が多いプランが存在しないため(最大で3GB/月)、思いっきり高速データ通信を使いたい場合は追加で従量データを買わないといけないので高くつくことぐらい。
まぁこれはauのサブブランドとしてのau本体との差別化要因でしょうから(つまりたくさんデータ通信したいならau本体と契約しろ、ということ)今後改善されることはないと思いますが。
個人的にはau回線利用であることが問題にならないのであれば格安スマホ(私はこの呼び名は嫌いなのですが)選びはUQ Mobile一択、最優先で選択肢に挙げるべきだと思っています。
そしてその結果他のau回線利用のMVNO(mineo、IIJmio)は存在意義がなくなってしまいました。
平日昼食時間帯に速度低下することなく快適に利用できる選択肢があるのに、わざわざ通信速度が極端に低下するものを選ぶ必然性はないですから当然です。
とは言え今のおいしい状況が今後も続くとは限らないので、今後もUQ Mobileについては一ユーザーとしてウォッチし続けていきたいと思っています。
auのサブブランドとなったことで今後縛りがきつくなり、契約の自由度が失われる可能性がありますからね。


DSDS(Dual SIM Dual Standby)
一台の端末で2枚のSIMを扱えるデュアルSIM端末は以前からありましたが、これらはLTE/3G+GSMのデュアルSIMなのでGSMがサービスされていない日本では実質的にシングルSIMでの利用となるためあまり注目されていませんでしたが、今年になりLTE/3G+3GのデュアルSIM端末が登場し"Dual SIM Dual Standby"の略である「DSDS」という言葉とともに急に注目されるようになりました。
これだとMVNOのデータ契約SIMでデータ通信、MNO(ドコモ/SoftBank)の3G音声契約SIMで通話という形にしてデータ/通話両方に最適なSIMを組み合わせて使うといった運用ができるようになりました。
しかし現在出ているほとんどのLTE/3G+3G対応のデュアルSIM端末はセカンダリSIMスロットとmicroSDカードスロットが排他となっていて、実質的にシングルSIM端末になってしまうのが不満。
Androidは外部ストレージ(microSDカード)が使えることがiOSに対する最大のメリットなのに、それを潰してしまうなんて、と思わずにはいられません。
とは言えLTE/3G+3G対応のデュアルSIM端末は出始めたばかりで、今後増えていくでしょうから、これからに期待したいところです。


Galaxy Note 7
Galaxy Noteシリーズの2016年モデルとなるGalaxy Note 7は前モデルGalaxy Note 5が日本では発売されていなかったこともあり注目度が高かったのですが、バッテリーの不具合による発火事故が多発したことで先行して発売されていた海外でリコールされることになり、その煽りを受けて日本でも発売中止に。
私を含むGalaxy Noteファンをがっかりさせました。
果たしてGalaxy Noteシリーズの2017年モデルはどうなるのか、Galaxy Note 8?として発売されるのかそれともブランドイメージが毀損してしまったためディスコンになってしまうのか。
気になるところです。


iPhone 7/Apple Pay
今年の新型iPhoneは物理ホームキー、ヘッドホンジャックが廃止され、防水、FelicaベースのApple Payに対応と話題には事欠かなかったものの、デザイン的には変わり映えのしない端末でした。
ヘッドホンジャックの廃止は「悪しきトレンドを作りたがるAppleの悪い癖」と言うべき愚行で、今後追随してヘッドホンジャックを廃止するメーカーが出てくるようになるだろうなぁ、と思わずにはいられません。
実際来年発売予定のGalaxy S8はヘッドホンジャックなしになり、オーディオ出入力はUSB Type-Cコネクター経由、という噂が出ていますし。
Appleはこれまでにもバッテリーを本体内蔵にしてユーザーによる交換をできなくしてみたり、microSIM、nanoSIMを導入してSIMサイズの混乱を招いたりと携帯電話業界に悪いトレンドをもたらしてきましたが、またやらかしたわけです。
Appleが持ち込んだ悪いトレンドに追随したがるのが他メーカーですから、残念ながら数年後にはスマホからヘッドホンジャックは消えてしまっているかも知れませんね。
本当Appleの自己中、ジャイアニズムなやり口にはうんざりするわ…
ですから今後私はヘッドホンジャックがあるか否かを重要なスマホ選びの条件とし、ないものは買わないつもりでいます。
そしてApple Payですが、日本国内ではFelicaベースでサービスが提供されている関係で日本版のiPhone 7シリーズでしか使えず、交通系ICカードSuicaしか対応しないクソ仕様で、こんなのゴミだろ、としか言いようがない。
ガラケー/Androidおサイフケータイもそうですが、なぜ交通系ICカードSuicaしか対応しないのかが本当謎です。
システム構築にコストがかかるためJR東日本程の企業規模/ユーザーベースがないと割に合わない、ということなのかも知れませんが、それでもPASMOICOCAぐらいは対応していてもよさそうなものなのにそうはなっていない。
PASMOモバイル」とか「ケータイ de ICOCA」とかあってもおかしくないのですが…
そしてApple Payの日本でのサービス開始によって改めて東京人のおサイフケータイマンセーにうんざりさせられることに。
そもそもおサイフケータイ/Apple Payは交通系ICカードの対応がSuicaのみのため、東京周辺のユーザー以外はその恩恵をほとんど受けられないサービス。
確かにSuicaで福岡のバスや電車に乗る、といったことは可能ですが、現地事業者が自社の交通系ICカードユーザーに対して提供している特典は受けられないため、その地域に住んでいる人にとっては地元の交通系ICカードを使う方が当然メリットが大きい。
そのためおサイフケータイ/Apple PayでSuicaが使えます、と言われても「ふ〜ん、だから? nimocaが使えないと意味ないよね」といった反応になるのは当然のこと。
所詮おサイフケータイ/Apple Payはその程度のものなのに、東京周辺在住のユーザーが「素晴らしい、これなしでの生活は有り得ない」とか言っているのを見聞きすると興ざめしてしまう。
本当いい加減にして欲しいですし、東京以外のユーザーがそういう思いをしないようおサイフケータイ/Apple Payに対応する交通系ICカードの種類を増やして欲しいものです。
余談ですが私は未だにApple Payで電車やバスに乗ったり、店で支払いをしている人を見たことがありません。


Windows 10
今年前半、Windows 10への無料バージョンアップが終了する7/31までの間のマイクロソフトによるWindows 10へのバージョンアップゴリ押しはひどいものでした。
これはTVニュースでも報道され、消費者庁が懸念を示す程の社会問題になりました。
私もWindows 10に勝手にバージョンアップされないよう情報を集め、それに絡むWindows Updateパッチをインストールしないといった対策をしていましたが、本当面倒だったことを思い出します。
しかし私の予想に反し無料バージョンアップは提供期間が延長される/無期限になるといったことはなく予定通り終了。
とは言え障害者向けのバージョンアップは無料提供期間終了後も行えたり、Windows 10のインストール時にWindows 7/8のプロダクトキーが利用できたり(=アップグレード)と、実際には抜け穴があるようです。
これらの手法が今でも有効なのかは不明ですが…

Windows 10へ勝手にバージョンアップされないように云々、と言いながら実はThinkpad T60をWindows 10にバージョンアップしていたのでした。
このThinkpad T60、Windows XPのままたまにゴニョゴニョ作業に使うぐらいで放置プレイだったのですが、去年VirtualBoxに仮想Windows XP環境を構築したことで実機のXP環境を維持する必要がなくなったこともあり、以前Windows 7DSP版インストールディスクを購入した際の特典で1200円で購入していたWindows 8 Proアップグレード権が使い道もなく余っていたのでそれを使ってバージョンアップすることにしました。
XP→8→8.1→10と段階的にバージョンアップしていかないといけなかったので時間も手間もかかり面倒だった…
しかしWindows 10にバージョンアップしたのは単に無料バージョンアップ権を獲得するためだけだったので、最終的にWindows 8.1に戻しました。
個人的にはWindows Updateが自動更新のみで、更新を行うタイミングを自分で決められない(Proでも更新を遅らせることしかできない)、というのが許せないので、それが改善されない/ユーザー側で何らかの対策ができない限りWindows 10にすることはないですが。


簡単にまとめるつもりだったのに書いていたらとんでもなく長くなってしまいました。
個人的にはスマホ関連でおもしろいことがあまりなかった一年だったな、と思います。
つまりそれはスマホが成熟し、コモディティ化した、ということでしょうが、あれこれ弄る楽しみがなくなってきている、というのが私がそう感じる理由でしょうね。
Android 6.0(Marshmallow)以降のroot化はOSセキュリティーの強化で実質的にBootloader Unlockが必須となってきているため、キャリア版端末のroot化はほぼ不可能になってしまいましたし、日本国内販売のSIMフリー端末でBootloader Unlockを提供するものはほとんどないですし…
個人的にはASUSにやって欲しいんですけどね。
そう言えばモトローラやHTCといった海外で公式Bootloader Unlockを提供しているメーカーの国内版端末のBootloader Unlockは可能なのかが気になるのですが、なかなか情報が出てこない…
そしてスマホ関連がおもしろくなかった理由の一つが総務省の余計な介入のせいでキャリア向けの市場が冷え込んだ、というのもあるでしょう。
とは言え私はキャリア向け端末にはほとんど興味がないのですが…
特にXperiaの迷走ぶりには呆れるほかなく、そりゃグローバルで存在感なくなるよ、としか言いようがありません。
その代わりにSIMフリー端末の存在感が増したのが今年の特徴でしょうね。
特にHuaweiの躍進が印象的で、特にP9のカメラ性能は凄いの一言。
Huawei P9は欲しいなぁと思っているのですが、先立つものがないんだよな…
そしてASUSは今年もボッタクリな国内価格設定で、そのせいもあってかZenfone 3は内外価格差の関係で海外通販サイトでバカ売れし品切れに、といったこともありました。
総務省がアホなことをやり続ける限り来年もキャリア向け端末の凋落とSIMフリー端末の好調が続くことになりそうです。


そして今年はもしかすると私がスマホ、モバイルガジェット関連に対する興味を失い始めた節目の年になるかも知れません。