台北で鳳梨酥は買えませんでしたが…

香港出発が少々遅れたものの、それ以外は特に問題なく昨晩福岡着。
香港、シンガポール、タイを回った12泊13日の旅が終わりました。
旅が終わってわずか一日で旅の余韻はすっかり冷め、既にいやーーな気分に。
これから先が思いやられます。


話は変わって昨日の香港→福岡のフライトの話を。
行きの便(福岡→香港)では台北でのトランジット中に飛行機を降りて出国エリアへ出ることができました。
(ただし機内販売などで酒類や化粧品を購入した乗客は降機時のセキュリティーチェックでLAGチェックに引っかかってしまうため不可)
そこで私は帰りにこれを利用して一旦飛行機を降り、免税店で鳳梨酥を買おうと思っていました。
ところが台北到着前に「福岡へ向かう乗客は台北でのトランジット中は降機できず、機内待機となります」というアナウンスが。
行きの便とは違う対応に驚き。
つまり台北空港の免税店で鳳梨酥を買う、という私の計画は不可能に。

夕刻の台北桃園空港でトランジット中。
窓の外、遠くにエバー航空機が駐機しているのが見えます。

トランジット中は機内清掃や機内食の積み込みなどの作業が行なわれ、慌ただしい雰囲気。


台北からの乗客が乗り込み、1時間程で福岡へ向け出発。
行きの便でも思いましたが、福岡/台北台北/香港とで機内の雰囲気は激変。
前者は行き帰りとも空席が目立ち、「日本人は海外旅行をしなくなったというのは本当だな」と思わせる機内だったのですが、後者は福岡/香港間通しの乗客に加え台北/香港間利用の台湾人乗客でほぼ満席。
機内アナウンスも前者は英語/広東語/日本語、後者は英語/広東語/中国語と客層に合わせて変化。
しかし日本行きの便であり、日本人キャビンクルーが乗り込んでいるにもかかわらず、後者で日本語アナウンスがない、というのはいかがなものか、と思いましたが。
(香港→台北間のフライトで唯一の日本語アナウンスは上記のトランジットについての注意のみ。これは間違えると大変なことになるので当然でしょう)
私のように英語アナウンスが理解できる乗客はいいものの、そうでない乗客(香港人キャビンクルーにも物怖じせず日本語で話しかける、台北から乗り込んできた老人ツアー客のような)は困惑すること間違いなし。
単に4言語で機内アナウンスするのは運用上の負担である、というのが理由だと思いますが、私はこれを「キャセイの日本市場軽視の現れでは」と揶揄してしまいました。
まぁキャセイは東京便に関しては成田/羽田両空港発着の合計で一日7便も運行していますから、それはないと思いますが…
とは言え私は「基本的な英語も使いこなせないくせに海外旅行なんかするな、するのなら日本の航空会社を利用し、日本人添乗員が常時同行し至れり尽くせりのツアーで行け」と思っていますがねぇ。


話を元に戻して台北空港で購入できなかった鳳梨酥ですが、実は香港での乗り継ぎ時に出国エリア内の「優の良品」で購入してありました。

3箱でHK$100なり。
しかしこの鳳梨酥、街中にある優の良品では見かけないんだよなぁ。
台北空港では買えなかったものの、とにかく大好きな鳳梨酥を買って帰れてよかったよかった。