公共交通機関へのNFC Pay(クレカ系タッチ決済)による乗車、なぜかMastercardだけ蚊帳の外という状況が長く続いていましたが、去年の秋にようやく対応。
福岡市営地下鉄は即対応し、JR九州も早いタイミングでそれに追随したのですが、西鉄だけが遅れていました。
しかし今年の春に西鉄もようやく対応し、これで福岡の三大公共交通事業者全てでMastercardへの対応がなされた事になります。
他地域では未だに新規対応であってもMastercardが蚊帳の外なケースがありますが、さすがは公共交通機関でのNFC Pay利用先進地域福岡といったところでしょうか。

ようやく西鉄の駅に掲示されているNFC Payの案内にMastercardロゴが。
というわけで愛用の住信SBIネット銀行(住信SBI)のMastercardデビットカードを使って電車に乗ってみたところ、これまで(VISA)とは違う挙動をする事に気づきました。
まず利用開始時に1円での決済、いわゆる1円オーソリが走る事。

1円オーソリが走った時のGPayの通知。
VISAでもプリペイドだとカード有効性確認の通知が届くので、Mastercard独自の挙動ではなさそうですが、それがこのように表に出てくるのが違いのようです。
そして決済が確定するタイミングが違う事。
VISAだと利用翌日の朝6時頃に決済が確定し、デビット/プリペイドであればこのタイミングで口座から運賃が引き落とされますが、Mastercardだとなぜか4日後になります。
なので最初「もしかして無賃乗車になってる?」と思ってしまいました(それならそもそも改札が開かないはずですが)。

そしてデビットカード利用通知メールのタイトルも通常とは異なり「ご利用のお知らせ」ではなく「引落しまたは入金処理のお知らせ」になります。
これまたVISA(ソニー銀行デビット)ではこんな事はなく、通常の利用通知メールで知らせてきます。
こういうMastercard独自の挙動に対応に時間がかかった理由が現れているのかも知れませんね。
そう言えば以前GPayがゴミになったというエントリに「交通機関での利用時に認証を不要にする設定があるのに、それが機能しない」と書きましたが、住信SBIデビットで試すとロック解除なし(=ディスプレイONだけ)で改札を通過できました。
住信SBIデビットは実カードでは問題なく使えるのに、GPayだとエラーが出て利用できない店舗が存在しますが、その症状もなし。
いつの間にやら本来の動作をするよう改善されたようです。
ところがNFC Payのデフォルトカードをソニー銀行デビットに切り替えて試すとNG。
そしてRevolutもNG。
この時(今年2月)はMastercardでは機能するが、VISAではダメという結果に終わりましたが、改めてGWに試してみるといずれもOKで、高頻度で何度も改札を出入り(=地下鉄の1日乗り放題利用)しても途中でロック解除しないと改札を通れなくなるといった事もなくスムーズに利用できました。
これなら実用になります。
って言うか本来あるべき動作になっただけですが…
しかし今年になり住信SBIデビットのポイント還元率が改悪され、公共交通機関での利用時のポイント還元率が0.8→0.3%になってしまったので、結局公共交通機関への乗車には(これまで同様)ソニー銀行デビットを使うようにしました。
もちろんモバイルPASMOへのチャージもソニー銀行デビット利用に切り替え。
これなら(少なくとも今のところは)0.5%還元ですからね。
結局Mastercardが使えるようになるのを首を長くして待っている間にデビットカードの改悪が入り、そのせいでそれは使わず元々使っていたVISAを使う、という結末になりましたとさ。
おしまい。