あの端末は今:Xperia ray編

突如始まった入手後あまり取り上げていない端末に再び光を当てる不定期企画「あの端末は今」。
第一回はXperia rayです。

これに関してはエントリしていませんでしたが、バッテリーカバーはPocketGamesで購入した海外版ブラックに交換。
ダサいドコモロゴ/型番表記がないのがいいですね。


以前のエントリ通りroot化し、各種ゴニョゴニョをした上でドコモ音声SIMを挿して利用中ですが、WiFiの切り替えがうまくいかない(帰宅時に自宅のWiFiルーターを掴まない、とか)など動作が少々不安定なのが不満。
これらは最新版ファームにアップデートすると解決する可能性がありますが、root化できなくなることもありそのまま使っています。
海外版向けの公式ICSファーム(root化可能)を焼くべきか、それともカスタムROM(rooted)に走るか、とも思うのですが、これらのROMはW-CDMA900/2100MHz対応のST18i向け(800/850/1900/2100MHz対応のST18a向けってあるの?)なので、ST18aベースのドコモ版に焼くとFOMAプラス対応を失うのではないか(=ドコモ版を買った意味がなくなる)、と思うと手を出せずにいます。
これらのROMを焼いたユーザーのブログ等を見てもFOMAプラス対応がどうなるのかに関する言及を見つけることができず、「これ程重要なことをどうして彼らは気にしていないのか」と不思議に思ってしまいます。
まぁ私が気にし過ぎなのかも知れませんが。

Lockscreen Calendar」をインストールしロック画面に間近のカレンダーエントリを表示できるようにしたXperia rayのロック画面。
iPhone 4S(iOS5)ではJBアプリ「Lock Calendar」が使えないこともあり、代替アプリを探したところこれを見つけたのでインストール。
CyanogenMod for Milestoneには標準でこの機能が搭載されていたので、同じ機能を実現するアプリがあるはず、と思っていましたが、やっぱりありましたね。

左がXperia ray+Lockscreen Calendar、右がMilestone+CyanogenMod for Milestoneのロック画面。
やはりロック画面で間近のカレンダーエントリを確認できるのは便利です。
しかし独自ロック画面を持つGalaxy S IIでは使えない(HTC製端末もNG)のがちょっと残念ですが…

これまたエントリしていませんでしたが、ドコモ音声回線にマルチナンバーを契約し直したので、非公式マルチナンバーアプリである「マルチナンバー発信アプリ ADDPhone」をインストールして基本番号/付加番号の切り替え発信ができるようにしてあります。
ちなみに同じ作者による非公式2in1アプリ「2in1発信対応アプリ ABPhone」もありますが、こういったアプリこそドコモが公式で出すべきでは、と思うのですが…
非公式アプリだとドコモ側のサービス仕様変更により使えなくなるリスクがありますから、そういったことのない公式アプリがあればより便利なのですが、ユーザー数が少ないから無視なんでしょうね。


私の現行運用端末の中では目立たないものの、何気に地味な活躍をしているXperia rayですが、予定しているGalaxy Note GT-N7000の導入後はGalaxy S II GT-I9100を音声メイン端末にするつもりなので、その暁には予備端末へ降格、ということになりそうです。
長時間の通話でも手が疲れない細身のボディー、サイズの割には大容量のバッテリー(1500mAh)を搭載することによる長時間動作(音声待ち受け中心でパケット通信は使わないこともあり1週間近く持つことも)といったメリットはあるものの、音声メイン端末としては電波受信感度が低いのが致命的。
以前携帯の電波の入りが悪い福岡市総合図書館内でXperia rayだけ圏外になってしまう、といったことがありましたし。


それにしてもGalaxy S IIIが発売され、次期モデルであるGalaxy Note IIの発表会が8/30に予定されているというのに、Galaxy Note GT-N7000は全然値下がりしない…
それだけ人気が根強い、ということでしょうね。
もう少し値下がりを待つか、それとも近日中に妥協するか悩みどころです。