ようやくNexus 5を購入

Nexus端末はBootloader Unlockやroot化が容易で自由度が高く、カスタムROMが豊富でそれらを導入することで最新のAndroidバージョンにも対応できることもあって以前から手に入れようと思っていたものの、いろいろあってなかなか購入できなかったNexus 5を先日ようやく購入。


中古のGoogle Play版32GB白です。
価格は7754円(税別7180円)でした。
この前にスマホを買ったのは一昨年(2016年)9月の中古auGalaxy Note 3(SCL22)なので、1年9ヶ月ぶりの新入り端末、ということになります。


中古のNexus 5は以前からイーモバイル版(これもSIMロックフリー)をゲオで見かけることが多かったのですが(しかしゲオ以外で見かけることが稀なのが謎…)、値段が微妙な上にゲオの中古スマホセールでも値引きが渋く、なかなか購入する気にならず時間だけが過ぎていきました。
しかし最近中古のタマ数が減ってきているのでいい加減買った方がいいかな、と思っていたところに西新のゲオで相場より割安なGoogle Play版32GB白の中古を発見。
しかしサイド部に傷がいくつもあったりと外装の程度はあまり良くなかったのですが、ディスプレイには傷はなく、ディスプレイ表示やタッチ操作、そして主な動作に問題がなかったので、主な目的が最新のAndroid OSを試すためのテスト用端末としての役割だから多少外装に痛みがあってもちゃんと動作するなら別に問題ないかな、ということで相場より安かったこともあり結局お買い上げ。
そう言えば以前ゲオで上記の中古auGalaxy Note 3(SCL22)を購入した際よりも返品、交換についての説明がしつこく、少し鬱陶しく感じましたが、1年9ヶ月の間にそれに関するクレームが増えたんでしょうね…


付属品はmicroUSBケーブル以外は全て付属。
充電して電源を入れてみると…

以前auGalaxy Note 3(SCL22)を購入した際にはなかったゲオ関係のアプリがてんこ盛り。
設定を見てみると案の定開発者オプションが有効になっており、これらのアプリがADB経由でインストールされたことは明白ですが、こんなウザいことは止めてくれ、と思ったのは言うまでもありません。
とは言え最初にファクトリーリセットすれば済む話なんですけどね…
以前ブックオフでXperia ULを購入した際にも同じことに出くわしましたが、こんな悪習は真似しなくてもいいのに、と思わずにはいられません。
くどいようですが最初にファクトリーリセットすれば問題ないんですけどね…
そう言いながらどうせカスタムROMを導入する際にフルリセットされるからとファクトリーリセットはしておらず、ゲオの都合でインストールされたゲオ関連アプリをアンインストールすることもなくそのままにしていますが。


OSバージョンは6.0.1(Marshmallow)で、最終版ファームとなっていました。
(ゲオの都合でインストールされたゲオ関連アプリを除けば)プリインストールアプリは少なくシンプルで「これぞPure Google」という感じはしますが、逆に言えばシンプルすぎて機能が貧弱、とも言えます。
メーカー版AndroidやAOSP系カスタムROMでは普通にできることができない、といったことが多く、これをrootも取らず純正ファーム状態で使うのは苦行と言わざるを得ないな、と思ったのは言うまでもありません。
結局のところNexus端末はroot化/カスタムROMを導入して使うことが前提の端末、ということなのでしょうが。

一番驚き呆れたのがこれ。
Nexus 5には当然のように通知LEDが搭載されているのですが、標準状態では点灯しない仕様になっていて、点灯させるにはそのためのアプリを導入する(またはroot化して設定変更するかカスタムROMを導入する)必要があること。
ハードウェアとして搭載されているものをソフトウェアでわざわざ使えなくする、というのは普通は有り得ないですからね。
実は購入後判明したのですがこの中古Nexus 5、microUSBポートの接触が悪く、接続した状態で本体を持ち上げたりすると接続が切れてしまうことがある。
上の画像のようにNexus 5の通知LEDはmicroUSBポートの上にあり、ちょっと変わった配置なのですが、最初通知LEDが点灯しないのはmicroUSBポート部の問題、と思ったのですがアプリを導入するとちゃんと点灯したのでLED自体には問題がなく、結局のところソフトウェアの問題だっただけだったことになります。
それにしてもなぜこういう謎な仕様にしたのか本当理解できません。

とは言えmicroUSBポートが不調でもNexus 5はQi対応なので、このようにそれを使って充電すれば問題ないのですが。
以前リサイクルショップで安く売られていたのを見つけ購入していたドコモ純正Qi充電パッドがこんなところで役に立つとは思いませんでした…


今回購入したNexus 5、今のところ様子見期間、ということでまだカスタムROMを導入したりといったことはしていませんが、まだAndroid 7.x(Nougat)を使ったことがないのでまずはそのカスタムROMを試した後最新版である8.x(Oreo)のカスタムROMにしようかと思っています。
Oreo向けのXposed Frameworkがまだ正式版ではない、というのもあるのですが。
そして接触の悪いmicroUSBポートですが、これはAliExpressやeBayといった海外通販サイトでmicroUSBポートアセンブリが送料込みでUS$10程で手に入るようなのでそれを購入して交換するつもりでいます。
そしてバッテリーも今のところ極端に劣化している感じはしませんが、これは日本のAmazonで互換バッテリーが1000円程で手に入るのでこれも購入してmicroUSBポートアセンブリ交換時に一緒に交換してもいいかも、と思っているところ。
US$10程出してmicroUSBポートアセンブリを買って交換するぐらいなら同じぐらいの金額を足してもっと程度のいい中古を購入すべきだった、とも言えるのですが、microUSBポートの不良は購入時に発見できなかったので仕方ないですね。
返品、交換が効くかも微妙ですし。


とにかくきちんと整備して、最新OSを利用するためのテスト端末及びバックアップ端末として活用したいところです。