今頃NM706iインプレ その2

昨日のエントリの続きです。
NM706iを使っていて「おやっ?」と思ったことをいくつか画像で紹介。

日本向けだなぁ、と思わせる画面その1。
待ち受け画面でMenu→0と押すと自局電話番号が表示されます。
日本メーカー端末では当たり前のこの機能ですが、こういうところまで日本仕様になっています。

日本向けだなぁ、と思わせる画面その2。
公衆電話から着信すると、その旨が不在着信履歴に表示されます。
海外のノキア端末だと非通知(Private No.)と表示されますが、これまた日本仕様です。

日本語対応がイマイチなところ。
標準搭載のミュージックプレイヤーのライブラリ画面ですが、日本語のアーティスト名が文字化けしてしまう。
音楽ファイルに付けられているID3タグはちゃんとUnicode(UTF-16)で、iTunesで作成されるMP3ファイルと同じ仕様にしてあるのに…
NM706iに搭載されているミュージックプレイヤーはNokia ESeriesと同じもので、端末上でタグの修正ができないため解決法がないのが辛い。
ちなみにインターフェース言語を日本語に切り替えても文字化けします。
日本向け端末でこれはダメだろノキア!! と言いたくなります。
これが昨日のエントリで「日本語対応がイマイチ」と書いた理由です。

NM706iのバッテリーはノキアの型番でBL-5B。
Nokia N80と同じものです(だからバッテリーの持ちがイマイチなのか)。
N80用に買っておいた予備バッテリーが使えるのはラッキー。
しかしN80のものとはバッテリー容量が違います。
左がNM706iの、右がN80のものですが、890/860mAhとNM706iのものの方が少々容量が多い。
N80のものは初期バージョン、NM706iのものは後期バージョン、ということでしょうか。

NM706iは何と韓国製(生産ロットによって異なるかも知れませんが)。
つまりノキア端末が発売されていない国で生産されたノキア端末、ということになります。
そういえばノキア端末の中には生産国表示が「Made by Nokia」となっているもの(私の手持ちの端末の中ではE90/E51が該当)がありますが、これはどこ製なんだろう?
と言うかこういう表示って認められるの?