帰省総括その3-モバイル編

今回持って行った携帯はここにも書いた通りNokia E90N82NM706iの3台に加え、b-mobile 3GのUSBモデム。
しかし意外な端末が役立ちました。
それはたまたまEeePC1000H-X SSDを入れていたケースにUSBメモリーなどと一緒に入っていた3HK 3reedom USBモデム(Huawei E169G)。


ここにも書いた通り、私の実家は携帯の電波事情がイマイチで(場所の問題ではなく建物の問題ですが)、安定して使えるのはドコモMovaauという800Mhz帯を使うサービスのみ。
2100Mhz帯を使うドコモFOMASoftBank 3Gは電波の入りが悪く、特に後者は玄関付近、窓際以外では使い物にならない。
ちなみにイーモバイルは使える端末がないため確認できませんでしたが(SIMも持って行かなかった)、恐らく同様の結果だったでしょう。
携帯電話の電波受信感度のベンチマークには最適な環境だったりします(普通に使うには困りものですが)。


実家でのネット接続には当初b-mobile 3G USBモデムを使っていたのですが、こいつの電波受信感度がえらく低く、アンテナマークが一本しか立たない。
b-mobile 3Gはドコモ回線を使いますから、当然使用する端末もドコモ回線に最適化されているはず(ちゃんとHSDPA800/2100Mhzのデュアルバンド対応ですし)なのにこの電波受信感度の低さには驚き。
そこで使用する端末を3reedom USBモデムに切り替えてみたのですが、こちらの方が明らかに電波受信感度がよかった。
ということでその後はこれを使い続けることに。


そこで端末別の電波受信感度の違いを比較してみました。

左からNM706iらくらくホンベーシックII、N82
そう言えばE90にドコモSIMを入れて試してみるのを忘れました。
らくらくホンはさすがドコモ仕様国内メーカー端末、電波受信感度も完璧です。
それに引き替えNM706iはこれまたドコモ仕様端末であるにもかかわらず電波受信感度が劣り、N82とそれ程変わらない。
ということは私の実家の辺りは2100Mhz帯のみでエリア展開されているようです(街中だから当然?)。
それなのにアンテナ表示フルになるらくらくホン恐るべし。


これらを踏まえて次回の帰省時のモバイル機器運用プランを考えてみました。
音声通話端末に関してはそれ程変更することはなさそう。
ただし次の帰省までに新たな端末を買わない限りは、という但し書きが付きますが。
実家周辺が800/2100Mhzのデュアルバンドでエリア展開されていればNM706iの活躍する余地があったのですが、そうではなかったのでNM706iは必ずしも必要ではない、ということが判明。
となればE90N82をメインに予備機としてE51かE61を持っていけばよさそうです。
使い回しを考えるとやはりSIMロックフリー端末がいい。
実家でのネット接続は地元のPCショップで購入しながら結局実家では使わなかったWN-G54/DCRにb-mobile 3Gまたはイーモバイル回線(その前にデータ端末を入手しないと)を組み合わせ、Wifiで接続、という方法になりそう。
WN-G54/DCRは携帯の電波の入りがいい玄関あたりか、キッチンのどちらかに置くことになりそうですが、Wifiも建物内でけっこう電波が減衰するので(2.4Ghz帯ですしね)、電波強度がちょっと心配かなぁ、と思っています。


しかし次いつ帰省するかは全く未定だったりします。
おそらく早くても来年ですね。