ドコモA2502 HIGH-SPEEDを格安で入手

先日諏訪市内某所のリサイクルショップでドコモのHSDPA7.2Mbps対応USBモデム、A2502 HIGH-SPEED(以下A2502と略)の中古品が3150円で売られていたので購入してきました。
確かドコモのPC向けデータ定額制登場時にリリースされたモデルですね(ちなみに今でも現行品)。

箱、説明書はあるもののA2502本体以外の付属品(ドライバなどが入ったCD-ROMやUSB延長ケーブルなど)がなく、これが3150円という値段の理由でしょう。
ちなみに本体は非常にきれいで、前オーナーがほとんど使わないまま売りに出したのでは、と思わせる品です。


このA2502、実は一月程前に同じリサイクルショップを別件で訪れた際に見つけたもの。
その時はあまり時間もなかったし、必要なものでもなかったので手を出さなかったのですが、その後改めて考えると「3150円だったら手に入れておいた方がいい」という結論に達し再度そのリサイクルショップを訪れたのです。
ところが最初中古携帯のコーナーを覗いても見つからず、「売れてしまったかぁ、やっぱり3150円というのは安いからな」と思い諦めて帰ろうとすると箱を発見。
そこで改めてよく見るとショーケースの片隅に隠れていました。
やはり田舎だとこういうニッチな品は売れないようです。
おかげで私がゲットできたわけですが。


購入した目的はまずb-mobile 3Gで使うため。
そして将来的には携帯回線をドコモで一本化しようと考えているため、その際のFOMAプラスエリアで利用するデータ端末、という位置づけ。

EeePC1000H-X SSDに取り付けてみたところ。
USBコネクターが折りたたみ式になっていて、本体を立てた状態で設置できるので今時のUSBモデムに比べサイズが大きいものの(たぶんMiniPCIeカードが入ってるんじゃないのかな?)取り回しはすっきりしています。
動作状態を示すインジケーターランプが2つ付いているのも好印象。
ただ可動式のアンテナはジャマだな。


しかしWN-G54/DCRに取り付けると…

この通り上下逆さまになってしまう。
これはいただけないなぁ。
それにしてもどうしてWN-G54/DCRのUSBポートは上下逆さまになってるんだろう?


CD-ROMが付属していませんでしたが、ドライバや接続ソフトなどの各種ユーティリティーは当然ドコモのサイトからダウンロードできるので問題なし。
接続ソフトはいくつかあってややこしいですが、ドコモのPC向け定額プランを利用するのでなければA2502 HIGH-SPEEDコネクションマネージャ(たぶん製造元のAnyData社純正接続ソフト)をインストールしておけばOKです。
(実は接続ソフトがなくてもドライバさえインストールされていれば使える)
Mopera Uの接続設定はプリセットされていますが、b-mobile 3Gで使うためには当然接続設定を作成する必要があります。

ユーザー名、パスワード、ダイヤルアップ電話番号を上記のように設定し、PDPボタンをクリックして接続方式設定画面を出します。

PDP Typeのプルダウンメニューで「IP」を選び(標準では「PPP」になっている)、その下の青いボックスにAPNを入力。
これでb-mobile 3G SIMで使えるようになります。
通信速度は日本通信側での帯域制限がありますから、HSDPA7.2Mbps対応だからといって特に速くなるわけではありません。


もうすぐ青春18きっぷシーズン到来、ということで今度の東京行きの際にb-mobile 3GのUSBモデムと比べてどうか、といったことについて検証してみるつもりです。
その折にはイーモバイルの中古データ端末も購入しようかと思っているので(以前ここに書きましたが)、意味もなくモバイルデータモデムが増える、ということになりそうです。
まさかイーモバイルケータイプランのSIMはデータ端末では使えない、といったことはないだろうな…