New Google Play $uck$!!

先日のエントリで「新しいGoogle Playも改悪されて、ゴミになった」と書きましたが、それについても書いておきますか。

新しいPCブラウザ版Google Play
このゴミっぷりには「どこをどうすればこれ程までの改悪ができるのだろうか」と思う程です。


個人的な改悪ポイントを列挙してみると…
・端末毎のインストールアプリの確認ができなくなった。
以前のGoogle Playでは端末毎のインストール済アプリのリストが出たので、端末毎のアプリインストール状況が分かり、インストール忘れがないかを簡単に確認できたのですが、新しいGoogle Playではそれができなくなってしまいました。
複数台のAndroid端末を使うユーザーは無視、ということでしょうか。
・アプリが非対応である理由が分からなくなった。
以前のGoogle Playではアプリが非対応の場合、その理由が表示されたのですが、新しいGoogle Playでは単に対応であるか否かしか分からなくなり、それに対する対応が取りづらくなりました。
・ユーザーレビューの並び替えができない。
以前のGoogle PlayではAndroidアプリ版Google Play同様役立つ順(デフォルト)、投稿の新しい順、評価の高い順にユーザーレビューを並び替えできたのですが、新しいGoogle Playではなぜか並べ替えのオプションがなくなり、役立つ順でしか表示できない。
個人的には役に立つ順に並べられても全く役に立たない、投稿の新しい順でないと意味がない、と思っているのですが、そういったことはお構いなし。
まぁこれは端末側でレビューを並び替えして確認すればいいので、それ程問題ではない、とも言えるのですが…
ついでに言うと並べ替え設定のデフォルトは投稿の新しい順にして欲しい、もしくはデフォルトの並べ替え設定を変更できるようにして欲しい、と思うのですが…
・表示言語切り替えプルダウンがなくなった。
海外で開発されたアプリは日本語のGoogle Playでは説明が明らかに機械翻訳だろ、と言いたくなるような意味不明な文章になっていたり、レビュー数が少なかったり(もしくは全くなかったり)するため、言語設定を英語に切り替えることがよくあるのですが、新しいGoogle Playでは言語切り替えプルダウンがなくなり、それができなくなりました。
英語版のGoogle Playを使うためにはブラウザ側で英語を優先する設定にする必要があり、他のサイトの表示にも影響することもありかなり面倒です。
かと言ってAndroidアプリ版Google Playで変更するのも端末のロケール設定を変更する必要があるのでこれまた面倒。
一台英語ロケールの端末を用意しておいた方がいいかな、と思っているところです。
ついでに言うとあの機械翻訳臭い意味不明な説明文はマジで止めて欲しい。

これは以前変な日本語の説明文が付いたアプリを見つけた際にスクリーンショットを撮っておいたものですが、説明文は全く意味不明ですし、アプリ名もおかしい。
こんな読解不能な日本語の文章を載せるぐらいなら、素直に英語にしてもらった方が断然ありがたい。
・マイアプリリストから不要なアプリを削除できなくなった。
試しにインストールしてはみたものの、結局イマイチでアンインストールし、もう二度とインストールすることはないだろう、というアプリはマイアプリのリストから削除することができますが、以前はPCブラウザ版Google Playでもできたのに、新しいGoogle Playではできなくなってしまいました。
まぁこれも端末上でやれば済む話ですが…
もしかするとまだあるかも知れませんが、こんなところでしょうか。
そういうこともあり、もはやPCブラウザ版Google Playを使う意味はほとんどなくなった、と言っても過言ではないでしょう。


そしてAndroid端末のGoogle PlayアプリもVer.4.xにバージョンアップされてから使いづらくなりました。

Google Play Ver.4.1.6のアプリページ画面(端末はXperia ray)。
先日のエントリにも書いたようにマイアプリに「手動アップデート」のカテゴリがなくなり、バージョンアップによって要求パーミッションが変更されたアプリもその変更に気づかぬままアップデートしてしまう危険性がありますし(さすがに自動アップデートは無効だと思う)、アプリアイコンが大きくなったことで一覧性が悪くなったりと使い勝手がかなり悪くなりました。
まぁPCブラウザ版に比べればまだマシですけどね。
そういうこともあり、私は手持ち端末のGoogle Playバージョンを3.10.14に固定しています。
要root/カスタムリカバリー(CWM/TWRP)ですが、Ver.3.10.14のMulti DPI Play Storeをダウンロードし、カスタムリカバリーを使って書き込めばGoogle Playアプリバージョンが3.10.14にダウングレードされるだけでなく、自動アップデートも無効になるため、バージョンを固定することができます。
本来はbuild.propを書き換えてシステムDPIを変更したことでGoogle Playに「非対応アプリ」とされアプリのインストール/アップデートができなくなる問題を回避するための改造Google Playアプリなのですが、こういう使い方もできます。
先日のエントリにスクリーンショットを載せたように、黒バックが格好いいのでInverted Versionにしています(Galaxy Tab/CM10.1では画面表示がおかしくなるので通常版を利用)。
実験用にVer.4.xを使うことにしているXperia rayとMulti DPI Play Storeが対応しない(ICS以上が必要)MilestoneとIDEOSは除きますが。
Android 2.xでもGoogle PlayアプリをVer.3.xにダウングレードし、自動アップデートを無効にする方法はあるはずですが、引退端末であることもあり調べる気力がないので放置しています。


Google Mapsアプリも改悪されましたし(当然アップデートしていません!!)、最近のGoogle/Androidにはスマートフォンの覇権争いに勝利しつつあることによる驕りがあちこちに見られるのがちょっと不満ですね。
とは言え現状では代替となるスマートフォンOSがあるわけではないので(iOSは既に終わってる)、不満があってももうしばらくはAndroidを使い続けるしかないのでしょうが。
それにしてもPCブラウザ版Google Playのひどさはちょっと有り得ない程ですし、Androidアプリ版とは異なりアプリのバージョンダウン等で回避することもできないので、早急に直して欲しいところです。