先日新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン接種(1回目)を受けてきました。
接種したワクチンはモデルナ。
予約枠に余裕があり、早急に接種が可能だったのがモデルナワクチンを使用する大規模接種会場(博多港クルーズセンター)だけで、事実上一択という状況だったのでこうなりました。
私は「ファイザーワクチンじゃなきゃヤダ」といった考えは全くないし、そんな事よりもなるべく早く接種しないといけないと思っていたので別に問題なし。
とにかく接種開始を今か今かと待ちわびていたのでやっと接種できた、と一安心。
福岡市の大規模接種会場である博多港の北の外れにあるクルーズセンター。
施設名から分かるように本来は大型クルーズ船受け入れ施設で、コロナ禍でクルーズ船の寄港がなくなったことでその用途に使われなくなり空いてしまったため大規模接種会場として使われることになったようです。
なぜ私がこれ程ワクチン接種を急いだかと言うと、1ヶ月もしないうちに再度感染爆発するのが目に見えていて、ワクチンを接種していないと極めて危険な状態になることが明らかだから。
コロナ禍が収束しないどころかデルタ株(インド発祥)の世界的感染拡大でむしろ状況が悪化している中東京オリンピックを強行し、感染拡大が起こりやすい状況を自ら作るという愚行を犯したのですから当然です。
既に東京都と周辺県では感染が急拡大し、それが地方にも広がりつつありますが、そんな中東京オリンピックのために全国から警察官や観光バス運転手などがかき集められ、会場周辺の警備やオリンピック関係者の輸送を担っています。
そして彼らが東京にいる間に感染し、オリンピックが閉会し地元に戻った後そこで感染を広げる、といった事態になる事が目に見えています。
ここ最近感染が急拡大し大騒ぎですが、こんなのまだまだ序の口、今後地獄の釜の蓋が開き新規感染者の増加傾向が更に加速するのは確実。
その結果8月の終わり頃には東京都での1日の新規感染者数が少なく見積もっても5000人、最悪1万人にも達し、全ての県で3ケタを記録、福岡県では1000人超えといった状況になりかねません。
こういった状況から身を守るにはワクチン接種しかなく、8月中に2回目のワクチン接種を済ませ2週間経った状態、俗に言う「フルワクワクチンチン」にならないと極めて危険な事は明らか、と言うかそれでも遅いと言える状況になりつつあります。
できるだけ早くワクチン接種しないと、と焦っていたのはそのため。
私の2回目のワクチン接種はお盆明けなので残念ながらこの状態にはなれないのですが、とりあえず8月中に2回目の接種まで済ませられる目処がついたので何とか、といった感じです。
比較的早い段階で現役世代へのワクチン接種を開始し、十分な量の(モデルナ)ワクチンを確保することで早急な接種を可能にしている福岡市には感謝です。
自治体によっては未だに現役世代へのワクチン接種開始時期の見込みすらなく、接種券も届いていないというところもあり、その自治体間の格差故「自治体ガチャ」などと呼ばれていたりするわけですが。
9月になればこの差が新規感染者数、重症者数の差として現れてくるでしょうね。
既に年齢を問わず成人であれば全員ワクチン接種が可能になっている福岡市はそういう意味でも感染リスクが低い街となりそうです。
接種後の副反応ですが、それっぽい症状は接種当日から翌日にかけて接種を受けた側の腕(左)の肩から首にかけて違和感を感じるぐらいしかなかったのですが、1週間後辺りからこれまた接種を受けた左腕が少し赤くなる「モデルナアーム」と呼ばれる症状が出始めました。
とは言えこれらはワクチンがちゃんと仕事をしてくれている証ですし、痛みがあるといったことはないので日常生活に支障はないですから何の問題もないですが。
しかし5GにもWiFi6にもつながらないんだよな…
最後におまけ。
ワクチン接種後帰りのバスを待っていたら、クルーズセンター内のツーリストインフォメーションとして使われていたカウンターの脇でこんなものを発見。
ここだけ時間が止まっていました。
新型コロナウイルスが最初に発見された武漢から世界に広がり始めたのが去年1月末、そしてその後程なくしてクルーズ船の受け入れが停止されましたから、インバウンド客向けのフリーペーパーも去年2月分で発行が止まりカウンター脇のラックに挿されたままそのまま放置されていた、というわけです。
クルーズセンターの外にあるインバウンド客向けの店も当然全てクローズ。
ここは博多港の北の外れで、一般客が全くと言っていい程期待できない場所なので閉まっているのは当然なのですが…