Android版Firefoxはいいぞ

少し前から手持ちのAndroid端末にAndroidFirefoxを導入して使っています。

とは言え実は以前AndroidFirefoxが登場した際に一度試しているのですが、その際はアドオンに対応しておらず、当時使っていた端末(私にとって最初のAndroid端末であるMotorola Milestone)のスペックの関係もあってすぐにアンインストールしてしまいました。
しかしAndroid端末でメインブラウザとして使っているChromeに不満があることもあり、いつの間にやらアドオンに対応するようになった、とのことで改めて試すことに。

2011年3月に最初にAndroidFirefoxをインストールした際のAndroid Market(現Google Play)の画面。
その頃にファイルサイズが約14MBというのは当時のシステムストレージ容量が少ない端末にはきつい、と言わざるを得ません。
実際その頃私はMotorola Milestoneのシステムストレージ容量不足に悩まされていましたし。


AndroidFirefoxの最大の売りは何と言ってもアドオンに対応していること(iOSFirefoxは非対応)。

利用できるアドオンはAndroidFirefoxに対応しているもののみとなりますが、だからといって対応するアドオンが少ないわけではなく、主要なアドオンの多くがAndroid版でも利用可能でPC版に劣らないカスタマイズ性を持っています。
AndroidChromeはアドオンに対応していないこともあり、これがAndroidFirefox最大の強みと言えるでしょう。
って言うかなぜAndroidChromeはアドオンに対応しないんだろう…


そしてこれまたAndroidChromeではできないブックマークのインポートにも対応。
ChromeGoogleアカウント経由でPC版Chromeのブックマークを同期できるので他ブラウザからのブックマークインポート機能は不要、ということかも知れませんが…
Chromeのブックマークをインポート機能で読み込めるので、私はPC版Firefox→(エクスポート/インポート)→PC版Chrome→(同期)→AndroidChrome→(インポート)→AndroidFirefoxという回りくどいルートでブックマークをインポートしました。
Firefox同士でのブックマーク/閲覧履歴の同期機能ももちろんありますが専用アカウント(Mozillaアカウント)が必要なのでこの点ではGoogleアカウントで同期できるChromeに劣るのですが、Android標準ブラウザであるChromeと比べるのは酷かな、とも思うところ。
そう言えばブラウザのブックマークがごちゃごちゃしているので整理しないとな…


もう一つAndroidFirefoxが優れているのが特定サイトへのショートカットを作成してホーム画面に置くことができること。

ショートカットを作成したいサイトを開いた状態でメニューを開き「ページ→ページのショートカットを追加」を実行するとホーム画面にそのサイトを直接Firefoxで開くショートカットが作られます。
頻繁に見るサイトはこの方法でホーム画面にショートカットを作成しておけば簡単にアクセスできるようになります。
ChromeではWebアプリとして動作できるサイト(Twitter Liteなど)のショートカットをホーム画面に置くことはできますが、そうではないサイトではできないので(別途アプリを使えば可能でしょうが)この点ではFirefoxの勝ちですね。
そして上記画像にあるように開いているサイトをPDFファイルとして保存することも可能で、Chromeとの機能差がますます開きます。


このようにアドオン対応以外でも多機能さが光るAndroidFirefox、個人的には使わなければ損、としか言いようがありません。
くどいようですがアドオン対応でカスタマイズ性が高く、それ以外の機能でもChromeより優れているのですから。
ということでAndroid端末のメインブラウザをFirefoxに切り替えるつもりでいるのですが、Mozillaアカウントによるブックマーク/閲覧履歴の同期機能がPCのFirefox互換ブラウザでも利用できるのかが気になってまだやってません。
以前エントリした通り、私にとっては旧バージョンのアドオン対応が必須なためFirefox Quantumへのアップデートができないので、旧バージョンのアドオンに対応する最終バージョンとなるFirefox ESR 52.xのサポートが来月で切れる(Firefox Quantum 61.xがリリースされた時点で終了)こともあり今後も旧バージョンのアドオンをサポートすることを謳う互換ブラウザへ乗り換える必要が出ているからです。
Firefox互換ブラウザとのブックマーク/閲覧履歴の同期が問題ないようならMozillaアカウントを作成してAndroidFirefoxAndroid端末のメインブラウザにしたいと思っています。

100円(税別)ショップで買えるモバイルグッズ(6):648円防滴仕様Bluetoothスピーカー(修正、追記あり)

先日ダイソーで防滴仕様の(「防水」ではないことに注意)Bluetoothスピーカーが648円で売られているのを発見。

これを最初に見つけた際はちょっと気になることがあって買わなかったのですが、結局後日再度ダイソーに行き買いました。

白、青、緑のカラーバリエーションがありますが、私が買ったのは白。

フロント部分に3つの操作ボタン(再生/一時停止、曲戻し/音量ダウン、曲送り/音量アップ)があり、スピーカー右手前にマイク穴が。
そして後ろにあるフタを開けると電源スイッチと充電用のmicroUSBポートがあります。
それにしてもなぜフロント部に技適マークを付けた、と思ってしまうのですが…

底部は吸盤になっており、このように壁にくっつけたりすることができます(色が変なのは浴室内の照明のせい)。
うちの浴室の壁はザラザラしているので吸盤の付きが極めて悪いのですが、これは問題なくくっついたので驚き…
とは言えどんな壁にも吸着する保証はできないのであしからず。


電源をONにすると"Enter to bluetooth"(私にはそう聞こえる。"Welcome to bluetooth"かも)という合成音声が流れ、ペアリング待ち状態になるので利用したい端末からペアリング操作を行い、ペアリングされると"Bluetooth connected"という合成音声が流れて接続状態になります。
音質は648円のBluetoothスピーカー、ということで期待するようなものではないですが、ネットラジオを聴く程度の用途なら不満はありません。
Bluetoothの電波の飛びも悪くなく、浴室内やキッチンで電子レンジを使いながらでも再生される音が飛ぶといったことはほとんどなく(さすがに後者の状況では音が飛ぶことがありますが)、この点では優秀です。


しかしいただけないのがPCとの相性の悪さ。
PCとペアリングして利用した後電源を切り、再度電源を入れると音が出なくなるのです。
操作ボタンは正常に動作するのでBluetooth(AVRCP)接続は確立しているのですが、なぜか音が出ない。
電源ON/接続確立時の合成音声は鳴るのでスピーカーやアンプの異常でもなく、PC側でBluetooth関連の設定をいじったり、PCを再起動してもダメ。
スマホとペアリングして使う際にはこのような症状は出ず、問題なく使えるのですが…
結局PCで使うには毎回ペアリングからやり直さなければならないということになり、浴室でPCからの音を流すために使いたかった私としては非常に残念。
シャワーを浴びる際にTVの音声を流して楽しみたいと思っていたのですが、当てが外れてしまいました。
あと個人的に使い勝手が悪いなと感じるのが曲戻し/音量ダウン、曲送り/音量アップボタンの動作仕様。
これらは短押しで曲移動、長押しで音量操作なのですが、逆の方が使いやすいと思うのですが…


そして648円という安さ故だと思いますがペアリングできる端末は1台のみ、つまり複数の端末とのペアリング情報を記憶しておくことができず、当然マルチポイント接続にも非対応。
よって別の端末をペアリングすると前にペアリングしていた端末とはつながらなくなります。
接続したい端末が1台のみであれば何の問題もありませんが、複数台の端末をペアリングしてTPOに応じて使う端末を変更したい、という用途には向きません。
1台648円なので、いっそのこと複数台買って端末毎に使い分ける、という手もありますが。
(04/21追記)
当初「1台の端末とのペアリング情報を記憶しておくことしかできない」と書いたのですが、実際にはペアリングした端末の情報は複数台分記憶され、使いたい端末を複数ペアリングしておけば再ペアリングすることなくそれらとの接続を切り替えて利用することができます。
ただし同時に接続できる端末は1台だけで、それ故マルチポイント接続には対応していません。
最大何台のペアリング情報を記憶しておけるかは不明です(説明書には記載なし。私が試した限りでは4台までは問題なかった)。


他にも曲移動時に冒頭が切れることがある、電源スイッチ/microUSBポート部のフタの劣化が心配といった細かいところで詰めが甘い部分がありますが、648円なら許せるかな、といった感じです。
防滴仕様なので浴室で使うことができる、というメリットもありますし。
そういうこともありPCとの相性の悪さが本当残念。
私のPCで使っているBluetoothドングル/ドライバのせいなのかも知れませんが、本来使おうと思っていた用途に使えなくなったのは想定外でした。
ペアリングできる端末は1台のみ、という欠点もPCでの利用専用にすれば関係ないのですが…
ということでもっといい防滴/防水仕様のBluetoothスピーカーを買うべきかな、と思っているところです。


というわけでこの防滴仕様Bluetoothスピーカー、何に使おう…

ブックオフのジャンクの話

先日のエントリに「ブックオフのジャンクの話もしたい」と書いたので今回はその話。


ブックオフにはジャンク品(ブックオフでは「サービス品」と呼ばれる)の扱いのある店舗がいくつかありますが、たまにそこで「このような品がこのような値段で売ってていいの?」と思うような品が見つかることがあります。
例えば先週福岡市内某所のブックオフのジャンクコーナーで見つけたバッファローWiFiルーター

802.11ac/a/b/g/n、有線GbE対応の現行品であるWSR-2533DHPのジャンクが何と500円。
あまりの安さに「恐らくファームウェア更新に失敗して文鎮化したブツだろうな」と思いつつ購入し、帰宅後動作確認するとちゃんと電源が入り、WiFiの電波も飛ぶ正常動作品らしいことが判明。
つまり本体の動作には特に問題がないにもかかわらず500円という激安価格になっていた、ということで、なぜそんなおかしな値付けになっているのか気になって付属品を確認すると「セットアップカード」なるWiFi接続設定やスマホからアクセスするためのQRコードといった情報が書かれたカードが付属していないことに気づきました。
しかしWiFiSSIDと初期パスワードは本体に書かれているし、PCと有線で接続しブラウザで管理画面にアクセスすれば各種設定を変更することもできるためセットアップカードがなくても問題なく使うことができます。
ですから「まさかこれがないだけでジャンク扱いになり500円、という値段になっていたってこと?」というのが信じられないのです。
結局のところブックオフの買い取り担当者のIT関連スキルが低いため「セットアップカードがないと使えない」と勘違いしてジャンク扱いにしてしまった、というのが真相なのでは、と思っています。

新品だと1万円程する品なので、何と1/20程の値段で手に入ったことになります。


ブックオフの買い取り担当者のIT関連スキルの低さを感じさせるジャンク」をもう一つ。

1ヶ月半程前に見つけて購入したTV録画向けを謳う(私の嫌いな)エレコムのUSB 3.0接続、UASP対応の1TBポータブルHDDのジャンク980円也。
これも見つけた際は「どうせSMARTエラーが出るとか、TV録画向けを謳うHDDなのでPCからは認識されずPC用の外付けHDDとしては使えないといったブツだろ」と思いつつ購入しましたが、箱を開けてみると工場出荷時の保護シートが付いたままのきれいな状態で、付属品も全て付いていてびっくり。

マルウェアが入っていたりするとマズイのでThinkpad T60に接続して確認すると案の定ドライブがWindows上で認識されなかったのですが、ディスクの管理を開いて確認するとディスクは認識されているものの変なパーティション構成になっていることが分かり、それ故ドライブとして認識されないことが判明。
恐らくTV録画用に使うためTVやレコーダーに接続しフォーマットしたことでTVやレコーダーの専用フォーマットになっていたためWindows上で正しく認識されないだけだった、ということのようです。
そこでそのパーティションを全て削除し領域開放した後改めてパーティションを作成してフォーマットしたら問題なくPCで使えるようになりました。
これも動作確認のためPCに接続したもののドライブが認識されず、動作確認したブックオフの買い取り担当者のIT関連スキルが低いため「壊れている」と判断されてジャンク扱いになってしまったものと思われます。

しかもCrystalDiskInfoで確認すると接続回数73回、使用時間158時間とそれ程使われておらず、当然SMARTの状態も問題なし、ということでいい買い物をしたようです。
1TBのポータブルHDDの新品は7〜8000円はしますからね。
そう言えばエレコムSeagateと提携していることもありこのポータブルHDDもSeagate製のドライブが使われているものだと思っていたらCrystalDiskInfoにある通りWestern Digital製だったのが意外でした。


つまりブックオフの買い取り担当者のIT関連スキルが低いが故にこのような掘り出し物が出てくることがある、ということになりますが、逆に言うとそのせいで相場よりも高い値段で売られていたり、買い取り時に相場より安く買い取られてしまうということも起き得る、ということになります。

以前定価が6480円のGoogle Home Miniの未開封品が8980円で売られていたことがありましたし(その後定価以下の価格に変更されていた)。
別に品薄で入手困難なものでもないのに転売ヤー価格になっているのはなぜだ、と思ったのは言うまでもありませんが、これをいくらで買い取ったのかが気になります…


今回紹介したジャンク品たち、WiFiルーターは今使っているものと入れ替えてメイン自宅WiFiルーターにする予定なのですが、まだセットアップしていない…
それ故本当に正常動作するかはまだ確認していなかったりします。
そしてポータブルHDDは使い道に悩んでいたのですが、結局TV録画ファイルのバックアップに使うことにしました。
録画はしたものの観る時間が取れずTV録画PCの録画用HDDの容量が逼迫することが多いのですが、すぐに観る時間がないor/and編集、エンコして保存するか悩んでいる録画ファイルをメインPCの録画用フォルダに移動させて保存する運用を最近始めたのでそれを定期的にオフラインバックアップするのにちょうどいいディスク容量、ということでこのHDDを使おうかと思っています。
購入した値段が値段だけに転売すれば確実に利益が出るでしょうが、それはしないつもりです。


ブックオフのジャンク品コーナーは掘り出し物が見つかる率が高いので、これからも宝探しに励みたいと思っているところです。

最近ジャンク品を買いまくり…

先日新宮町のハードオフに行ったのですが、その際ジャンク品をいくつか掘り出してお買い上げしてきました。

イーモバイルLTE対応モバイルルーターGL06P(左上、864円)、元祖TS抜き対応地デジチューナーFriio(右上、540円)、SoftBankブランドのDockコネクター直挿しタイプのモバイルバッテリー(下、324円)。


GL06Pですが、去年中古/ジャンクモバイルルーターを3台買った際のエントリに「いい加減中古/ジャンクのモバイルルーターを買うのは止めにしたいところ」と書き、実際au/UQSoftBank/イーモバイル/ワイモバイルの中古/ジャンクモバイルルーターはもうこれ以上買わないつもりでいたにもかかわらず買ってしまいました…
去年10月の名古屋行きの際にわざわざGL04Pを持って行き東名阪で提供されているドコモのBand 3(1800MHz)LTEに接続できるかを確認すると問題なくLTEを掴み利用できたので(SIMロック解除したSoftBank 304HWも同様)これも同じように使える、ということで元箱、付属品が全て揃っている上に本体の程度も良かったので864円なら、ということでお買い上げ。

GL04P同様この頃のイーモバイル端末はSIMロックフリーなのでドコモMVNO回線(IIJmio)SIMを認識し利用可能(ドコモのBand 3 LTEが提供されていない九州では3Gしか掴まない)。

対応するSIMはmicroSIMですが、このようにSIMアダプターなしでnanoSIMを挿すことができるのがありがたい。


このGL06Pのバッテリー、厚み以外のサイズがHuawei E5377s-327のそれと共通で、それ故GL06PのバッテリーをHuawei E5377s-327の大容量バッテリーとして、そしてHuawei E5377s-327のバッテリーをGL06Pの軽量バッテリーとして使うことができます(もちろん自己責任ですよ)。

とは言え前者の使い方ではこのようにバッテリーがはみ出てしまい当然バックカバーは閉まらないので、それをどうするか、という問題がありますが…


以前304HWをSIMロック解除した際のエントリに「3HKプリペイドSIMを挿し、海外に行った際に定額データローミングを利用するのに使うぐらいしか用途が思いつきません」と書きましたが、このGL06PもSIMフリー端末として実質的に使えるのはFDD-LTE Band 3とW-CDMA Band 1だけなので同じことが言えます。
しかし3560mAhの大容量バッテリーを搭載し、WiFiをON/OFFできるため(最近のモバイルルーターはなぜこれができないのか本当謎)モバイルルーターとしての使い勝手がいいので「もう中古/ジャンクモバイルルーターは要らない」と思いながらも買ったんですよね。
せっかく買ったので使わなきゃ、ということで次の名古屋行きの際に持っていくか…


最後にFriioですが、最近WBSを常時録画できるようにするためもう1台TS抜き対応地デジチューナーを増やしたいと思っていたのでちょうどいい、と思って購入したものの、正規購入者以外はドライバ類をダウンロードできない仕組みになっているようでそれをどうするか悩んでいるところ。
Friioが登場した経緯からそのような仕組みになっているのですが、そのことをすっかり忘れていました…
それ以外にもアンテナ線の分配など面倒なことが多いので、それらの問題をどう解決するか、というのもありますし。
ということで一旦しまい込んでしまいました。
このFriioが日の目を見る日は来るのだろうか…


そう言えばブックオフで売られているジャンク品(ブックオフでは「サービス品」と呼ぶ)についての話もしたいところなのですが、それはまたの機会に…

オリンピックなんかいらない

ただ今絶賛開催中の平昌オリンピックも明日で終わり。
以前「オリンピックが始まると日本選手がどうしたこうしたと国を挙げての大騒ぎになり、突然ナショナリズムが変な形で湧き上がることにうんざり」というエントリを2回しているのですが、今回もそういったことが全く変わっていないことに改めてうんざりしています。


日本の歪んだナショナリズムを感じるオリンピック(2008年)
いつものことながらうんざり:ロンドンオリンピック(2012年)


過去にも同じようなことをブログに書いていて、しかもTwitterでもつぶやいているのにしつこいようですが、オリンピック開催期間中はTVのニュースもオリンピックの話ばかりで、他に伝えるべき重要なニュースがあってもそれらについてはほぼスルーしメダリストの人生ドラマといったどうでもいい話にばかり放送時間を割くことには本当腹が立ちます。
特に今回は国会で我々国民にとって非常に重要な自称「働かせ方改革法案」の審議がなされているのにそれについての報道をほとんどしないのはそれについて国民に詳しく知られると困る権力側の都合に配慮した暴挙としか思えません。
私は以前から政治屋や役人といった連中がオリンピックを目眩ましに使って国民に都合の悪い決定を行う、という手を使うのではないかと懸念していたのですが、まさにその通りになってますね。
まぁ日本のメディアはマスゴミと呼ばれるだけあって権力側に忖度するのがデフォルト(と言うか彼ら自身が権力側にいる)ですから、別に驚くことではないですが。


そして今回の平昌オリンピックでは金儲け至上主義が蔓延っているのも特徴の一つ。


平昌五輪、なぜ“そんな時間”に競技本番? テレビマネーに左右される選手たち (1/4) - ITmedia NEWS


にあるようにアメリカで人気の高いフィギュアスケートアメリカが夜になる午前中、ヨーロッパで人気の高いスピードスケートやスキージャンプはヨーロッパの昼になる夜に競技が行われる、といったことにその金儲け優先、選手軽視の姿勢が現れていてこれまたうんざりさせられます。
そして2020年の東京オリンピックもその金儲け至上主義の犠牲になり、真夏の開催となりましたが、これだと熱中症で死亡する選手や観客が出るのでは、と心配になりますし、当然記録も伸びないでしょう。
近代オリンピックの父クーベルタンがこの状況を知ったら「オリンピックの精神が金儲けのために踏みにじられた」と嘆き悲しむことは間違いないでしょうね。


このようにオリンピックはもはや「平和とスポーツの祭典」ではなく「金儲けのためのスポーツ興行」に成り下がってしまったのですから、今後も続ける必要ってあるの? という疑問が湧いてきます。
だから私は「オリンピックなんかいらない」と思っています。
そもそも世界的に見ればオリンピックの人気は低下傾向、つまり「オワコン」ですし(それからすると日本での熱狂ぶりは異常と言える程)、それは開催に名乗りを上げる国、都市が減少傾向で、オリンピック誘致に名乗りを上げても後に撤回するケースも多いことにも現れています。
その国の国民からすればただの金儲け目的のスポーツイベントを開催するために自分たちが払った多額の税金を投入することは許しがたい行為なので、当然猛反対しますからね。
2024年と2028年の夏季オリンピックの開催都市が同時に決まった、というのもそういう流れを反映したものでしょう。
ですから今後オリンピック開催に名乗りを上げる国/都市が出てこなければ当然オリンピックを開催できず、オリンピックがなくなってしまう流れになるので、是非そうなってもらいたいものです。
しかし「オリンピックはもはやオワコン」というのが世界の潮流であることを知らずバカ騒ぎする日本のようなアホな国があるからな…
その日本は札幌が2026年冬季オリンピックの誘致に名乗りを上げていますが、土建屋を肥え太らせるだけの税金のムダ使いでしかないのだからさっさと誘致を諦めろ、というのが私の意見。
2020年の東京オリンピック絡みであれ程ゴタゴタしているのにまだ懲りないのか、と呆れる他ありません。
しかし日本人は税金に対する意識が低く、その使われ方にも関心が薄いですし、メディアも「マスゴミ」らしく都合の悪い話は一切しないからなぁ。
最悪のシナリオは他に誘致を目指す国/都市がなく、無投票で開催地が札幌に決まってしまうこと。
そもそも冬季オリンピックの誘致を目指す国は夏季のそれよりも少なく、元から立候補国が少ない上に国民の反対を喰らい撤回になることも多いですから、その可能性が十分すぎるぐらいあるのが恐ろしい。
ですからさっさと諦めて誘致を撤回すべきなのです。
って言うか長期経済低迷に陥って没落し、下手すれば先進国の地位から滑り落ちかねない状況に置かれている国がオリンピックなんかやる経済的余裕があるのか、ということを国民は考えないといけないと思うのですが。
それを考えれば自ずと答えは出るはずなんですけどねぇ。


最後に余談ですが今回の平昌オリンピックを見ていると日本人のオリンピック観戦姿勢って世界のそれとかけ離れているような気がするなぁ、と思うようになりました。
日本人は自分の興味にかかわらずとにかく日本人選手が出ている競技であれば何でも観る、という観戦スタイルで、特定の競技、選手に興味があって観る、という感じではないことに違和感を覚えたのです。
結局のところこれは日本人は確固とした自己、自分の考え方を持たず、他のみんながやってるから私も、という横並びに走りがちな国民性、そしてそうしないと周りから叩かれがちな社会が原因なのでしょうね。

100円(税別)ショップで買えるモバイルグッズ(5):microUSB/Lightning両用ケーブル

microUSB/Lightning両用の充電/データ転送ケーブルは家電量販店などで見かけることがありますが、それがキャンドゥで売られているのを発見。

最初に見つけた際は「Lightningコネクターの端末は持ってないから要らないなぁ」と思い購入しなかったのですが、やはり試してみたくなり後日1本購入してみました。

商品パッケージ。
色は白と黒の2種類があります。

microUSBコネクターの短辺側がLightning端子になっていて…

長辺側はmicroUSB端子(ただしケーブルの抜け防止のための爪がない)になっていて、形状としては両面差し対応のmicroUSBコネクターの片方にLighting端子を付けたような感じになっています。
Lightning端子は以前から100円(税別)ショップで売られている充電には不要なピンが省略されている充電用ケーブルのそれとは異なり、通常のLightning端子となっているのはいいところ。
充電だけでなくデータ通信/同期にも使えるケーブルなので当然と言えば当然ですが。
そしてケーブルは俗にきしめんタイプとも呼ばれるフラットタイプのものになっています。
しかしこれ、単なる好みの問題ではありますが私はあまり好きでないのですが…


上記の通り私はLightning端子を持つ端末を所有していないので、microUSBケーブルとしての使い勝手についてのみ検証してみます。

microUSBコネクターの短辺部がLightning端子となっているため、多くの端末(この画像ではGalaxy Note 3)ではこのようにLightning端子を上向きにして差し込むことになり少し違和感を感じますし、端末によっては差し込みにくいものも。
そして長辺側にあるケーブルの抜け防止のための爪がない上コネクターが奥まで入らないので、ケーブルの接続が緩く抜けやすい、というのも欠点と言えそうです。
そういったこともあり、microUSBケーブルとしてはイマイチかなぁ、と思わざるを得ません。
しかし通常仕様のLightning端子を持っているため、Lightningケーブルとしての使い勝手は悪くないのかも知れません。
このような仕様のケーブルですから当然非公認(MFi認証なし)なのでiOSのバージョンアップで使えなくなるリスクはありますが(パッケージにはiOS11で動作確認済との記載あり)、108円で通常仕様のコネクターを持ち、充電/同期両対応のLightningケーブルが手に入る、というのは十分価値がありそうです。
そして充電ケーブルとしての性能ですが、パッケージで5V2A対応を謳っている通りの性能がありました。
5V2A充電対応の端末を1.7A程の給電電流量で充電できましたし、充電専用ケーブルではないためQualcomm Quick Charge対応の充電器/端末の組み合わせで高速充電も可能でした(Xperia Z3を9V/1.5Aで充電できることを確認)。


最後になりますがこのケーブル、microUSBケーブルとしてはイマイチ、という評価となったものの、このケーブルとmicroUSB→USB Type C変換アダプターを組み合わせると現行のスマホで使われる3方式の充電/データ転送端子全てに対応できるようになるため荷物を減らしたい外出時などの際に便利そうです。

これだけでmicroUSB/Lightning/USB Type-C何でも来い状態。
とは言え私の現行環境ではLightning、USB Type-Cどちらも不要(って言うかDockコネクターが現役)だったりしますが。
結局のところこのケーブル、Lightning端子を持つiOS端末をメインで使っていて、たまにmicroUSBの端末を使うことがある、という人に一番向いたものなのかな、という結論になりそうです。

iPod nano 6th Gen(中古)を購入

先日某所のブックオフiPod nano 6th Gen(16GB、Product Red)の中古を見つけたので購入。

価格は本体のみで5980円でした。


なぜこれを買ったのかというと…
去年10月の名古屋行きの際機内で音楽を聴くためにCF換装、バッテリー交換したジャンクiPod miniを持っていったのですが、ヘッドホンジャックの接触がイマイチで片チャンネルしか音が出なかったり、それ故ヘッドホンの接続が緩く、ケーブルが外れやすかったりと使っていてイライラ。

スターフライヤーの機内でその改造ジャンクiPod miniを使うの図。
そこで今となっては結構嵩張るサイズだし、バッテリーを交換したとは言えそのバッテリー自体が劣化していて動作時間も短いこともありいっそのことiPod nano史上最小最軽量でDockコネクター仕様である6th Genの中古を買ってジャンクiPod miniをリプレースするか、ということで16GB、Product Redモデルに狙いを定めのんびり探すことに。
しかしiPod nano 6th Genの16GBモデル自体中古のタマが少なく(8GBモデルは結構見かけるのですが…)その上Apple Store限定のProduct Redモデルとなると機種を問わず見かけることが少ない、ということもあり、一度天神ビック内のソフマップで最終モデルである7th GenのProduct Redモデルの中古がかなり安く出ていたのを見つけた際に妥協して買おうか、とも思ったのですが、やはりDockコネクターを持つ6th Genがいい、ということで結局パスしました。
とは言え一応Lightningコネクター関連のアクセサリー(ケーブル、変換アダプター)はいくつか持っているんですけどね。
この調子だとiPod nano 6th Gen探しは長期戦になりそう、と思っていたのですが、久々に行った郊外のブックオフで今回購入したブツを発見。
状態を確認させてもらうとクリップ部分の縁に使用しているうちに擦れて発生した塗装のハゲが少しあったりと使用感はあるもののそれ程酷くはなく、ディスプレイ部には傷はなく中古としては程度は悪くない。
価格も上記の通り5980円と16GB Product Redモデルであることを考えればリーズナブル、ということでこれを逃したら次はいつになるか分からないだろう、ということで購入することにしました。
外装の程度が良くてもバッテリーの劣化が酷く、それ故安いのでは、というのが懸念材料だったのですが、付随する中古返品保証(3ヶ月)にバッテリーの極端な劣化も含まれる、ということだったのでもしバッテリーが1〜2時間しか持たなかったりしたら保証を使って返品すればいい、ということで割り切りました。


外装をクリーニングして充電した後iTunesの音楽ライブラリを同期しようとするとトラブル発生。
iTunesiPodが接続されたことを検知するものの、それを認識できないのです。
Windows上では認識されていてリムーバブルディスクとしてエクスプローラに表示され、ファイルの読み書きもできるがiTunesからは認識されない、ということはiTunesの問題の可能性が高そう、ということでiTunesを最新版に更新。
これで無事iPod nanoiTunesから認識されて音楽ライブラリの同期も問題なくでき、これで一件落着かと思ったらメインPCに問題が。
iTunesを更新した際に「iTunesを既定のプレイヤーにする」のチェックを外していたにもかかわらずオーディオ/ビデオファイルの関連付けが勝手にiTunesに変更されてしまったのです。

この設定でiTunesをインストールしたのですが…
元に戻そうとしても設定項目がグレーアウトしていて変更できず(そしてコントロールパネルから以外の方法で変更しても無視される)、元に戻すにはiTunesをアンインストールするしかない状態に。
そもそも「既定にする」のチェックを外しているのにそれを無視して勝手に関連付けを変更してしまう、というのは普通は有り得ないことであり、さすがはAppleWindowsの流儀なんかガン無視するんだな、としか言いようがありませんでした。
どうしようもないので一旦iTunesをアンインストールして関連付け設定を元に戻したものの、このままでは当然新規の曲をiPodに追加できないのでどうにかしないといけないのですが、方法としては


1:iTunesを関連付けの問題が発生せず、iPodの認識にも問題のない旧バージョンにバージョンダウンする
2:iPod nanoファームウェアを最初に使っていたiTunesバージョンで問題なく認識される旧バージョンにバージョンダウンする
3:iPodの音楽ライブラリ同期にiTunesを使うのを諦め、代替ソフトを利用する


が挙げられますが、2は少し調べてみた限りでは旧バージョンファームウェアのダウンロード先が見つからず、実際にやってみた例もほとんど見つからなかったので除外し、まずは1を試すことにしてVer.11系の最終バージョンである11.4.0.18を探してダウンロード、インストールしてバージョンダウンしようとしたのですが、これがまた大変だった。
まずインストールに失敗する。
もしかして、と思いiTunesだけでなくインストールされているApple関連のソフト(Apple Mobile Device Supportなど)全てをアンインストールした後再起動し、その後インストールしたらうまくいったものの、今度はライブラリに互換性がないというエラーが出てiTunesを起動できない。

エラーメッセージにある問題のファイルを別の場所に移動させてもダメで、何がおかしい、と思っていたらそのファイルは%USERPROFILE%内のミュージックフォルダにあることが判明。
iTunesライブラリの場所はCドライブではない場所に設定していたのにそちらを参照せず、デフォルトの場所にあるそれを参照する、って一体何だよ、と思ったのは言うまでもありません。
それを削除したら無事起動したので事前にエクスポートしておいたiTunesライブラリのXMLファイルをインポートし、各種設定を元に戻してようやく使える状態にしたところでiPod nanoを接続すると問題なく認識されました。
そして関連付けが勝手に変更されることもなく、これでようやく問題解決。
それにしても元々インストールしていたiTunesバージョンは11.3.1.2で、バージョンナンバーが0.1しか違わないのにiPod nanoの認識の可否が異なる、というのは本当謎です。
って言うかiPod nano 6th Genが発売された時点よりも新しいバージョンのiTunesで認識されない、というのがそもそもおかしいのですが…
ついでに言うとVer.11系の64ビット版iTunesはデフォルトのインストールパスが「C:\Program Files (x86)\iTunes」になっているのですが、ここは32ビット版ソフトのインストール先であり、64ビット版ソフトであれば「C:\Program Files」でなければならないはずなのにそうなっていないのも謎です。
これもWindowsの流儀をガン無視するAppleらしさでしょうか。
ちなみにVer.12系ではこの問題は修正されており、ちゃんと「C:\Program Files」にインストールされます。


って言うか今回の件でiTunesに振り回されてうんざりしたので、3をやってみるかなと思っているところ。
iPod Touch以外のiPodはアプリの管理をする必要がないため音楽ライブラリの管理に必ずしもiTunesを利用する必要はなく、サードパーティーの代替ソフトを利用することも可能です。
私も昔(11年前)に燃えないゴミ捨て場でiPod miniを拾った際にWinampiPod同期プラグインを導入してそれで音楽ライブラリを管理して使ってみたことがありますし。
とは言え今更Winampはないので改めて調べてみるとiTunes代替ソフトはいくつもあるようで、まずはググって最初に出てきたこれあたりを試してみるかな、と思っているところ。


「CopyTrans Manager」「iTunes」なしで“iPod”の楽曲ライブラリを管理 - 窓の杜ライブラリ


とりあえずジャンクiPod miniを使って試してみて、よさそうだったらiPod nanoもそれで音楽ライブラリを管理し、iTunesではiPhoneのみを管理する(もはや使ってないけど)形にしようかと思っています。


ようやく探していたiPod nano 6th Genが手に入ったのでそれ用のアクセサリー(ディスプレイ保護シートなど)も欲しいところですが、5年以上前に販売終了した端末だけあってさすがに家電量販店の店頭では見つからない…
Dockコネクター関連のアクセサリーは今でも100円(税別)ショップで見つかるんですけどね。
というわけでこれも本体同様リサイクルショップ等でのんびり探すことにします。