iPod nano 6th Gen(中古)を購入

先日某所のブックオフiPod nano 6th Gen(16GB、Product Red)の中古を見つけたので購入。

価格は本体のみで5980円でした。


なぜこれを買ったのかというと…
去年10月の名古屋行きの際機内で音楽を聴くためにCF換装、バッテリー交換したジャンクiPod miniを持っていったのですが、ヘッドホンジャックの接触がイマイチで片チャンネルしか音が出なかったり、それ故ヘッドホンの接続が緩く、ケーブルが外れやすかったりと使っていてイライラ。

スターフライヤーの機内でその改造ジャンクiPod miniを使うの図。
そこで今となっては結構嵩張るサイズだし、バッテリーを交換したとは言えそのバッテリー自体が劣化していて動作時間も短いこともありいっそのことiPod nano史上最小最軽量でDockコネクター仕様である6th Genの中古を買ってジャンクiPod miniをリプレースするか、ということで16GB、Product Redモデルに狙いを定めのんびり探すことに。
しかしiPod nano 6th Genの16GBモデル自体中古のタマが少なく(8GBモデルは結構見かけるのですが…)その上Apple Store限定のProduct Redモデルとなると機種を問わず見かけることが少ない、ということもあり、一度天神ビック内のソフマップで最終モデルである7th GenのProduct Redモデルの中古がかなり安く出ていたのを見つけた際に妥協して買おうか、とも思ったのですが、やはりDockコネクターを持つ6th Genがいい、ということで結局パスしました。
とは言え一応Lightningコネクター関連のアクセサリー(ケーブル、変換アダプター)はいくつか持っているんですけどね。
この調子だとiPod nano 6th Gen探しは長期戦になりそう、と思っていたのですが、久々に行った郊外のブックオフで今回購入したブツを発見。
状態を確認させてもらうとクリップ部分の縁に使用しているうちに擦れて発生した塗装のハゲが少しあったりと使用感はあるもののそれ程酷くはなく、ディスプレイ部には傷はなく中古としては程度は悪くない。
価格も上記の通り5980円と16GB Product Redモデルであることを考えればリーズナブル、ということでこれを逃したら次はいつになるか分からないだろう、ということで購入することにしました。
外装の程度が良くてもバッテリーの劣化が酷く、それ故安いのでは、というのが懸念材料だったのですが、付随する中古返品保証(3ヶ月)にバッテリーの極端な劣化も含まれる、ということだったのでもしバッテリーが1〜2時間しか持たなかったりしたら保証を使って返品すればいい、ということで割り切りました。


外装をクリーニングして充電した後iTunesの音楽ライブラリを同期しようとするとトラブル発生。
iTunesiPodが接続されたことを検知するものの、それを認識できないのです。
Windows上では認識されていてリムーバブルディスクとしてエクスプローラに表示され、ファイルの読み書きもできるがiTunesからは認識されない、ということはiTunesの問題の可能性が高そう、ということでiTunesを最新版に更新。
これで無事iPod nanoiTunesから認識されて音楽ライブラリの同期も問題なくでき、これで一件落着かと思ったらメインPCに問題が。
iTunesを更新した際に「iTunesを既定のプレイヤーにする」のチェックを外していたにもかかわらずオーディオ/ビデオファイルの関連付けが勝手にiTunesに変更されてしまったのです。

この設定でiTunesをインストールしたのですが…
元に戻そうとしても設定項目がグレーアウトしていて変更できず(そしてコントロールパネルから以外の方法で変更しても無視される)、元に戻すにはiTunesをアンインストールするしかない状態に。
そもそも「既定にする」のチェックを外しているのにそれを無視して勝手に関連付けを変更してしまう、というのは普通は有り得ないことであり、さすがはAppleWindowsの流儀なんかガン無視するんだな、としか言いようがありませんでした。
どうしようもないので一旦iTunesをアンインストールして関連付け設定を元に戻したものの、このままでは当然新規の曲をiPodに追加できないのでどうにかしないといけないのですが、方法としては


1:iTunesを関連付けの問題が発生せず、iPodの認識にも問題のない旧バージョンにバージョンダウンする
2:iPod nanoファームウェアを最初に使っていたiTunesバージョンで問題なく認識される旧バージョンにバージョンダウンする
3:iPodの音楽ライブラリ同期にiTunesを使うのを諦め、代替ソフトを利用する


が挙げられますが、2は少し調べてみた限りでは旧バージョンファームウェアのダウンロード先が見つからず、実際にやってみた例もほとんど見つからなかったので除外し、まずは1を試すことにしてVer.11系の最終バージョンである11.4.0.18を探してダウンロード、インストールしてバージョンダウンしようとしたのですが、これがまた大変だった。
まずインストールに失敗する。
もしかして、と思いiTunesだけでなくインストールされているApple関連のソフト(Apple Mobile Device Supportなど)全てをアンインストールした後再起動し、その後インストールしたらうまくいったものの、今度はライブラリに互換性がないというエラーが出てiTunesを起動できない。

エラーメッセージにある問題のファイルを別の場所に移動させてもダメで、何がおかしい、と思っていたらそのファイルは%USERPROFILE%内のミュージックフォルダにあることが判明。
iTunesライブラリの場所はCドライブではない場所に設定していたのにそちらを参照せず、デフォルトの場所にあるそれを参照する、って一体何だよ、と思ったのは言うまでもありません。
それを削除したら無事起動したので事前にエクスポートしておいたiTunesライブラリのXMLファイルをインポートし、各種設定を元に戻してようやく使える状態にしたところでiPod nanoを接続すると問題なく認識されました。
そして関連付けが勝手に変更されることもなく、これでようやく問題解決。
それにしても元々インストールしていたiTunesバージョンは11.3.1.2で、バージョンナンバーが0.1しか違わないのにiPod nanoの認識の可否が異なる、というのは本当謎です。
って言うかiPod nano 6th Genが発売された時点よりも新しいバージョンのiTunesで認識されない、というのがそもそもおかしいのですが…
ついでに言うとVer.11系の64ビット版iTunesはデフォルトのインストールパスが「C:\Program Files (x86)\iTunes」になっているのですが、ここは32ビット版ソフトのインストール先であり、64ビット版ソフトであれば「C:\Program Files」でなければならないはずなのにそうなっていないのも謎です。
これもWindowsの流儀をガン無視するAppleらしさでしょうか。
ちなみにVer.12系ではこの問題は修正されており、ちゃんと「C:\Program Files」にインストールされます。


って言うか今回の件でiTunesに振り回されてうんざりしたので、3をやってみるかなと思っているところ。
iPod Touch以外のiPodはアプリの管理をする必要がないため音楽ライブラリの管理に必ずしもiTunesを利用する必要はなく、サードパーティーの代替ソフトを利用することも可能です。
私も昔(11年前)に燃えないゴミ捨て場でiPod miniを拾った際にWinampiPod同期プラグインを導入してそれで音楽ライブラリを管理して使ってみたことがありますし。
とは言え今更Winampはないので改めて調べてみるとiTunes代替ソフトはいくつもあるようで、まずはググって最初に出てきたこれあたりを試してみるかな、と思っているところ。


「CopyTrans Manager」「iTunes」なしで“iPod”の楽曲ライブラリを管理 - 窓の杜ライブラリ


とりあえずジャンクiPod miniを使って試してみて、よさそうだったらiPod nanoもそれで音楽ライブラリを管理し、iTunesではiPhoneのみを管理する(もはや使ってないけど)形にしようかと思っています。


ようやく探していたiPod nano 6th Genが手に入ったのでそれ用のアクセサリー(ディスプレイ保護シートなど)も欲しいところですが、5年以上前に販売終了した端末だけあってさすがに家電量販店の店頭では見つからない…
Dockコネクター関連のアクセサリーは今でも100円(税別)ショップで見つかるんですけどね。
というわけでこれも本体同様リサイクルショップ等でのんびり探すことにします。