なぜかこれだけつながらない:Nokia E61+D25HW

以前メール環境を刷新した、というエントリを書きましたが、その後他の端末にも新しいメールアカウントを設定。
そして新メールアカウントの設定と同時にD25HWの接続設定も行いました。
ところが一台だけD25HW経由でネットに接続できない端末が。
それは老兵Nokia E61

この通り、E61がD25HWのWiFiアクセスポイントを見つけきれないのです。
当然E61上でWiFi接続設定は作成済。
D25HWのセキュリティー設定は暗号化モードがWPA2-PSK/AES、SSIDステルス機能ON、MACアドレスフィルターOFF、となっています。
当初E61はWPA2に対応しないのか、と思いましたが、E61WiFi設定にはちゃんとWPA2の記載がありますし、実際同じくWPA2を使っている自宅のWiFiルーターではネット接続が可能。
そしてE61以外の他のノキア端末ではD25HWのWiFiアクセスポイントを見つけ、問題なくネット接続できます。
どうしてなんだろう?
そう言えば以前Nokia N82SSIDステルス機能をONにしたWiFiアクセスポイントにつながらない、といったトラブルがあったのですが、もしかすると同じ理由かも知れません。
しかしE61ではこれまでそういうことはなかったので、もしかすると相性?


本来ならD25HWの設定を変更して試してみるところですが、E61は今となってはほとんど使うことのない端末、ということもあり面倒なのでやってません。
後継として中古のNokia E71が欲しい気がしますが、使用頻度を考えると必要性が薄いし、それに使う金があるのならM-01B(仮=Motorola Droid for docomo)導入に向けて金を貯めておいた方がいい。
と言うわけでこのプランは即刻却下(でも本当は経済的な余裕があるなら欲しい)。
でもM-01B(仮)って出るのかなぁ。
あまり期待ができないので、海外で発売されているW-CDMA版のMotorola MileStoneを購入する方が無難かも、と思っています。

Opera Mobile 10 Beta3 on Nokia E90

久々のノキアネタです。
zf3340さんのブログ「7107 Islands」こちらのエントリで知りましたが、Opera Mobile 10 Beta3がリリースされました。
以前最初のベータ版がリリースされた時はNokia E90が対応端末リストに入っていなかったので気にしていなかったのですが、今回のBeta3では対応端末リストがなく(私が見つけきれなかっただけ?)、それなら試してみよう、ということでダウンロードし、E90にインストール。


ダウンロードはこちらから。
英語版(English Language Phone)ではなくインターナショナル版(International Version)をダウンロードしましょう。


Nokia E90での動作ですが、特に問題なし。
Opera Mini 5 Betaではインストール及び動作に問題があったので心配だったのですが、杞憂だったようです。

速度と操作性ではOpera Miniが優位ですが、サイトの再現性、多機能さという点ではこちらが上。
E90は久々に使いましたが、やっぱり物理QWERTYキーボードは打ちやすくていいですね。


私が今回Opera Mobile 10 Beta3を試してみた理由の一つがEMチャージ(イーモバイルプリペイド)のサービスサイトをモバイルで利用したかった、ということ。
EMチャージはサービスサイトにアクセスしてパケット定額の申し込み、プリペイドのリチャージなどを行いますが、このサービスサイト、EMチャージ回線からのアクセスしか受け付けない(=イーモバイルエリア内でしか使えない)。
そのためわざわざUL20Aを立ち上げWiFiをOFFにした上でD25HWをUSB接続してEMチャージ回線でネット接続し、サービスサイトで各種手続きをする、という手間がかかるのが気に入らない。
出かける前に1日定額を申し込む、というのはありがちなパターンですが、外出前というのは準備でバタバタする、というのが常。
はっきり言ってそういう時にそんな面倒なことはやってられない。
ですからモバイル端末でEMチャージサービスサイトにアクセスできればいいのですが、今まではこれがやりづらかった。
iPhoneSafariでは操作性が非常に悪いし、E90ノキア標準ブラウザではログインがうまくいかない。
そしてOpera MiniOperaの中間サーバを経由する関係上セキュリティーの問題がある。
そこでOpera Mobile 10 Beta3ならどうか、というわけです。
結果から言うとこれまた問題なし。

問題なくログインでき、それ以外にも特に大きな問題はなし。
「\」がバックスラッシュになってしまう(フォントと文字コードの問題ですね)のが気になりましたが、サービスの利用に問題があるわけではありませんし。
これなら使えそうです。
というわけでこの問題は解決、ということになりそうですね。

ドコモの128Kbpsパケット定額を使う:E90編

月が変わった昨日からドコモの128Kbpsパケット定額制のサービスが始まりました。


http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/foma/measured_rate/for_phone/128k/index.html


この件に関しては以前にエントリしていますが、パケホーダイダブルを使ったPC接続の通信速度を最大128Kbpsに制限する代わりに定額上限額を5985円とする、というものです(HSPA対応の定額制は上限が13650円)。


ちなみに接続設定は次の通り(上記のサイトからリンクを辿れば見つかりますが)。


APN:mpr.ex-pkt.net
ユーザー名:なし
パスワード:なし


これを手持ちのスマートフォンに設定すれば利用できるようになります。

Nokia E90に設定してみたところ。
接続に関しては特に問題なし。
その後とりあえずOpera MiniでWebブラウジングを試してみましたが、速くはないものの遅くてイライラすることもなく、それ程悪くないかも。
このような低速回線ではデータ圧縮が効くOpera Miniのメリットが生かされます。
しかしノキア標準ブラウザを使いスピードテストサイトで通信速度を測定してみると…

この通り90kbps程しか出ておらず、タイAISのEDGE(=2G)よりも遅い、という結果になりました。
ノキア標準ブラウザだとやはり遅さを感じてしまい、数値通りの体感速度、といったところでしょうか。
Opera Miniのようなデータ圧縮が効くブラウザでないと常用は厳しいと思います。
これだと「PC接続向け」を謳っておきながら実際には使い物にならない、といった評価を受けそうです。


上記の128Kbps接続設定のmobileconfigファイルを作成してインストールしたので、今度はiPhone 3GSで試してみることにします。

Nokia PC Suiteアンインストール

先日Nokia PC Suiteを英語版に変更した、というエントリを書きましたが、その後ちょっとした問題が見つかったこともありアンインストールしてしまいました。
その問題とは接続されているドライブのドライブレターが勝手に変わってしまう、というもの。
「ディスクの管理」でドライブレターの並びを変更していても、再起動するとそれが無効になり


内蔵HDD/SSD
内蔵光学ドライブ(Daemon Tools等の仮想ドライブソフトで作成した仮想ドライブを含む)
リムーバブルディスク(外付けHDD、USBメモリー、カードリーダーなど)


という並びになってしまう。
ファイルバックアップ/同期ソフトを使ってシャットダウン時に外付けHDDに重要データのバックアップを取る設定をしているのですが、外付けHDDのドライブレターが変わってしまうとそれが正しく動作しなくなってしまうので困ってしまったわけです。
バックアップソフト側でバックアップ先HDDのドライブレター設定を変える、という手もありますが、他にも理由があってドライブレターの並びを変更していることもありできればそれはやりたくない。
PC Suiteの設定やスタートアップ、レジストリをチェックしてみましたが原因となりそうなものは見つからず。
そこで一旦PC Suiteをアンインストールすることにしたのです。


アンインストールするとドライブレターの並びがが勝手に変わる、ということはなくなりましたが、PC Suiteは当然必要。
さてどうするか。
日本語版に戻すか、とも思いましたが、マイコンピュータからBluetooth FTPで直接端末内のファイルにアクセスできる機能は捨てがたい。
(特に元々Bluetooth FTPが使いづらいEeePC 1000H-X SSD2では)
どこかシステム関連のレジストリをいじってるっぽいので、再インストールする際にレジストリの変更を監視するソフトを使ってチェックしてみるのがいいかな、と思っています。


それよりこれに関してご存知の方いらっしゃいませんか?

Nokia PC Suiteを英語版に変更

ノキアスマートフォンとPCとの間でデータの同期などを可能にするソフト、Nokia PC Suite。
私が使っているのは日本語版なのですが、起動すると最新版が利用できます、というポップアップが出て最新版へのバージョンアップを促されるものの、それに従って最新版をインストールしようとするとエラーが出てしまう。

バージョンアップを促すポップアップ。

バージョンアップすることにするとこの画面になり、ここでダウンロードボタンをクリックすると…

コマンドプロンプトが開き、このエラーが出てしまう。


それなら直接最新版をダウンロードしようとNokia Japanのサイトへ行くと、最新版としてダウンロードできるのはバージョン7.1.18.0。
これは私がインストールしているものと同じもの。
ところが海外のノキアのサイトでダウンロードできる英語版PC Suiteのバージョンは7.1.30.9で、日本語版よりもバージョンが上。
PC Suiteからバージョンアップしようとするとエラーになるのはこれが原因と思われます。


ノキアは日本市場から撤退していることもあり今後日本語版PC Suiteのバージョンアップは期待できない、ということでこの際英語版に切り替えることに。
まずは英語版PC Suiteの最新版をダウンロードしてインストール。
日本語版に上書きインストールOKで、各種設定も引き継がれました。

インストールが完了するとWindows 7対応バージョン(7.1.40.1)へのバージョンアップが可能、ということでこれもインストールします。

ちなみにこのバージョン、これを書いている時点ではノキアのサイトから直接ダウンロードできないようです。
これまでPC Suiteに含まれていたMusic ManagerはNokia Musicと名前を変え、別途ダウンロード、インストールする形に変更されているので、PC Suiteのミュージックアイコンをクリックしてダウンロード、インストールします。
これで英語版PC Suiteのセットアップは完了。


英語版ですが、日本語の扱いは全く問題なし。

Nokia Communication Centreから日本語SMSを表示してみたところ。
そしてこれは便利、と思ったのがマイコンピュータにPC Suiteに登録している端末のアイコンが表示され、直接Bluetooth FTPを使ってファイルのやり取りができること。

左がE90、右がN82なのですが、E90はちゃんとE90の形をしたアイコンになっているのに、N82は汎用、という感じのアイコンになっているのはご愛嬌(PC Suite上でもこのアイコン)。
これまでもNokia Phone Browserを使って同じことはできましたが、より直接的に、ローカルドライブにアクセスする感覚で端末内のファイルにアクセスできるのは非常に便利。
BluetoothスタックによってはFTPが使いづらいものがあるので(例えばノートPC内蔵Bluetoothに採用されていることが多いBroadcomのものとか)、そういったPCではその便利さが際立ちそうです。


というわけで私のEeePC1000H-X SSD2にインストールしているPC Suiteも英語版にしなきゃ。

このバッテリーはもしかして…

D25HWに関するブログエントリやIT系情報サイトを見ていると、あることに気づきました。
それはD25HWのバッテリーがどこかで見たことがあるようなサイズ、形をしていること。
そのバッテリーの正体はNokia E90のバッテリー(BP-4L)。

これがBP-4L。
形が非常に似ていますし、バッテリー容量も1500mAhとこれまた同じ。
というわけでもしかして両者は同じもの? と思ってしまいます。
もしそうなら私的には非常に嬉しい。
というのも私は去年香港で購入したBP-4L互換バッテリーを持っているから。

これがBP-4L互換バッテリー(MOMAX社製)。
もしD25HWのバッテリーとBP-4Lとの間に互換性があるのならこいつをD25HWの予備バッテリーとして使えるな、と思っているのです。
ちなみにこの互換バッテリー、わずかに純正品よりも厚みがあるからかE90で使うと裏蓋が閉まらず、使い物にならないため使っていません。
今度の海外旅(台湾?)で純正品を仕入れてこないと。


そう言えば海外ではノキアのバッテリーと互換性のあるバッテリーを採用しているモバイルガジェットをたまに見かけますね。
例えば私が持っているBT GPSロガー、Qstarz BT-Q1000がそう。
これはNokia 6680のバッテリー(BL-5C)と互換性のあるバッテリーを採用しています。

BL-5CをBT-Q1000に装着したところ。

BT-Q1000用バッテリーをNokia 6680に装着したところ。
もちろんどちらも動作します。
とは言え本来想定されている使い方ではないので、何らかのトラブルが起こる可能性はあります。
というわけでこのような使い方は当然「自己責任」になります。


D25HWのバッテリーの件は発売後実際に購入した人から情報が出てきそう。
とりあえず私としては購入するとしてもそれ待ちかな、と思っています。


それにしてもこういったエントリを書いていると、本当に買いそうだなぁ。

SoftBankの通信速度比較

昨日の東京行きの際にHSDPA対応エリアでSoftBankの通信速度を測定してみました。
比較対象としてb-mobile 3Gでも測定。
通信速度測定にはiPhoneアプリのXtreme Speedtestを使用。
SoftBankE90+JoikuSpot Premium、b-mobile 3GN82+JoikuSpot Freeを利用したWiFi接続でつないでいます。
以下のスクリーンショットの左がSoftBank、右がb-mobile 3Gです。

甲府駅前(南口バスターミナル内)
HSDPAの速度が出ていますが、ピークスピードに対して平均速度が低め。
HSDPA非対応エリアで測定した際と同様アップロード速度が出ていません。

新宿駅中央線特急ホーム
時間、場所的に速度が出づらい状況下ですが、それにしてもSoftBankはひどすぎ。
下り17K、上り2Kって一体何?
HSDPA対応エリアで測定したとは思えない速度です。
さすがにこの状況下ではドコモ回線を利用するb-mobile 3Gとは言えども速度は出ません。
しかし速度低下がそれ程大きくないのはやはりバックボーン回線の太さが効いているんでしょうね。
さすがはドコモ。


結局のところSoftBankはHSDPA対応エリアでもそれ程の通信速度は出ない、ということのようです。
とは言えアップロードが遅いのはXtreme Speedtestとの相性かも知れませんが。


それにしてもネット上でSoftBank HSDPA回線でXtreme Speedtestを実行して2Mbpsオーバーの通信速度が出ているスクリーンショットを見かけますが、どこで測定すればそのような速度が出るのか不思議でなりません。