カオサンの進化

バンコクの安宿街として発展し、今や安宿街という枠を超えて多くの外国人旅行者を集める
カオサンロード。
パッと見た感じは以前とそんなに変わらないような気もしますが、よく見るとここもバンコク
の他の地域と同じように前回訪れた4年前とは変わったところもけっこう見られます。
まず増えたのがしゃれたレストランやバー。
カオサンが安宿街という枠を超えて発展しているということを示すものの一つでしょう。
それと宿の高級化も進んでいます。
とはいえもちろんバックパッカー御用達の安宿も健在です。
以前はなかったスタバやバーガーキングSubwayといった世界的に有名なチェーン店も
カオサンに出店しています。
逆に減ったのがカメラ、写真関係の店。
やはりデジカメの普及が原因でしょうね。
私がフィルムカメラ時代に贔屓にしていたフォトラボもなくなってしまいました。
ネット屋も少々減ったような気がしますが、これは一時期のブームを過ぎて淘汰された、
といったところでしょうか。
ノートPCの持ち込みができるところもあり(ただし少々割高)、旅先でブログを更新している
私のような人種には便利な世の中になりました。

ここで今回カオサンで見つけた新手の商売をいくつか紹介。

コピーCD/DVDの屋台というのは以前からありましたが(その前はミュージックテープ
でしたね)、それがさらに進化したのがこれ。
iPodに代表される携帯MP3プレイヤーに音楽/動画ファイルを入れてくれる商売。
アルバム1枚につき50BとコピーCD(1枚100B)より割安。
そういえば以前はパンティッププラザやMBKでMP3 CD(MP3ファイルをCD-Rに焼いたもの)が
1枚100B程度で売られていたのですが、今回は見かけません。

携帯電話のSIMロック解除の店もカオサンにあります。
とは言え素直にMBKへ行った方がいいような気が。

タイ航空系の格安航空会社、NOK AIRのプロモーション/予約ブースがカオサンに
出ていました。
バンコク/ハノイが片道3Bからという格安フライトを提供しています。
(もちろん各種チャージ別、それを入れるとバンコク発で片道1703Bになるとか)
他にもタイにはAir Asia、Tiger Airways、JetStar Asiaといったアジアの格安航空会社
が乗り入れしています。
こういうところは日本はまったく遅れてますね。