ITMediaにEeePC900についての記事が出ていました。
あれっ? 日本では発売予定がないはずなのにどうして日本のIT情報サイトに紹介記事が
出ているんだろう?
ということは日本でも発売されるのかな?
しかしここで紹介されているスペックを見て、かなり萎えました。
以前入手した情報では「12GB SSD搭載」ということでしたが、実際には内蔵SSDの容量は現行
モデルと同じ4GBで、外部フラッシュメモリー(SDHCカード)の容量が大きくなった、ということ
らしい。
ただ単にディスプレイサイズと解像度、タッチパッドが大きくなっただけで、他は現行モデル
と同じ、ということのようで残念。
内蔵SSDが4GBだとソフトのインストールにかなりの制約があるし、SSD搭載で衝撃に強いノート
PCなのに休止状態(ハイバネーション)が実質使えない。
それが私が現行EeePCにあまり魅力を感じなかった理由の一つ。
しかし内蔵SSD容量が12GBあればパーティションを切ってシステム領域とインストール不要の
ソフトを入れて使う作業領域とを分けて使える、と思っていたのに…
せめて8GBであればかなり使い勝手がよくなるのですが。
外部フラッシュメモリーが増量された、とは言っても内蔵SSDに比べ読み書きが遅いので、
ソフトを入れて使う用途には向かない。
私は前のアジアの旅で小型のUSBメモリー(2GB)に各種ポータブルアプリ(Firefox Portableなど)
を入れてネット屋で使ったりしていましたが、起動が遅くて話にならなかった。
そして先日のThinkpad X31のSSD化でも通常のフラッシュメモリーの遅さを思い知らされましたし。
それを考えると多少高くなっても内蔵SSD容量を増やして欲しかった、と思います。
上位モデルなんだから。
先のITMediaの記事ではLinuxプリインストールとWindowsプリインストールの2種類のモデルが
用意される、とのことですが、もし日本で発売されるのであれば現行EeePCと同様
マイクロソフトからの圧力で
Windowsプリインストールモデルしか出ないんだろうな。
私としてはWindows XP Homeは使えないので、もし買うとしたら海外通販を利用してLinuxモデル
を購入し、自分でWindows XP Proをインストールすることになるでしょうね。