気になる端末:D25HW(Pocket WiFi)(訂正、追記あり)

この秋モバイラーの間で話題の端末、イーモバイルの「Pocket WiFi」ことD25HW
発売は11/18からですが、先日松本のダメダ便器ヤマダ電機に行くとモックが展示されていました。

モックを手にして驚いたのがそのサイズ。
とにかく小さい!!
それでいてカタログスペック上のバッテリー駆動時間が約4時間というのはすごい。
WWAN部はHSDPA7.2/HSUPA5.8Mbps対応。
HSPA+対応だったら尚よかったのですが、HSPA+対応料金プランは1000円高になることを考えるとこれでもいいかな。
WLAN部はインフラストラクチャモード対応で、複数(5台まで)の端末を接続することが可能。
これはいい!! ということですっかり欲しくなってしまいました。


しかし以前のエントリに書いた通り「イーモバは移動しながらの利用には向かない」というのがちょっと気になるのですが、改めてイーモバのサービスエリアマップを見ると予想以上に利用可能エリアが広がっている。
確かに他キャリアに比べるとかなり劣りますが、主要なところはほぼカバーされています。
中央東線沿線も富士見町内(すずらんの里〜信濃境間)以外はほぼ利用エリアになっていて、東京行きの際の利用にも問題なさそうですし、馬籠宿のようにイーモバだけがHSDPAサービスを提供しているところもある。
それを考えるとiPhoneの補完として使うのによさそう、と思っています。


これまた以前に書いた通り私はiPhoneb-mobile 3G SIMで運用しています。
ドコモ回線を利用することもあり利用可能エリアの広さは圧倒的(iPhoneは隠れFOMAプラスエリア対応端末ですからなおさら)ですが、帯域制限があるため通信速度はあまり出ません。
スピードテストではそれ程悪くない結果が出ますが、実際の利用ではスピードテストの結果とは裏腹に体感的にかなり遅く感じます。
(Nokia E90で使う時程ひどくはありませんが)
例えばYouTubeを見ようとするとデータ読み込みに動画の実再生時間の何倍もの時間がかかるし、再生が始まってもデータ転送が追いつかずすぐにバッファリングで止まってしまう。
この手のサービスの利用は日本通信側で制限していそうですから仕方がないとも言えるのですが、これはちょっとなぁ。
そこで登場するのがD25HW。
通常の利用はb-mobile 3G回線で行い、ネット動画視聴、アプリのダウンロードなど通信速度が要求される用途にはD25HWを介してイーモバ回線を利用。
イーモバエリア内で一箇所で落ち着いて使える場合もこれを使います。
もちろんイーモバ圏外ではb-mobile 3G回線を利用。
こうすれば利用可能エリア的には全く問題なし。
つまりイーモバとb-mobile 3G両方のいいとこ取りをしようというわけです。
D25HWはインフラストラクチャモード対応ですから、iPhoneとPCを同時接続、といったこともできる、というメリットもあります。


ということで導入を前向きに考えているところです。
ちなみにWillcom Core 3Gですが、ドコモ回線利用のMVNO回線を2つも持つ意味はないかな、ということでとりあえず却下しました
これに関してはもうしばらくいろいろと考えてみることにするかな。


(追記)
ドコモのFOMAハイスピードエリアマップによると、ドコモは馬籠宿でHSDPAサービスを提供しています(ちなみに妻籠宿もHSDPAサービス提供エリア)。
私が訪れた時は非対応だったので、その後対応したのでしょう。
さすがはドコモ。 どこかのイメージ先行のキャリアとは違いますね。