ようやくGP02を使う


1月に中古で購入したものの、動作確認のためにb-mobile Fair SIMを挿して少し使ってみただけでイーモバイルSIMではまだ一度も使っていなかったGP02(予備バッテリー目当てで同じバッテリーを使う中古のau DATA06を購入したりもしたのに…)。
しかし4/20からプリペイドサービス(EMチャージ)の1日定額プランの料金が半額(315円)になるキャンペーンが開始されました。


「EMチャージ ためしておトクキャンペーン」実施 〜1時間105円、1日315円でデータ通信が使い放題〜


これだと正月帰省した際に使った時の残りのプリペイドチャージで1日定額が2回(2日)利用できる、ということで先日福岡地下鉄のWiMAXエリア化確認を行なった際にWM3300Rと一緒に持っていき、通信速度を比較してみることにしました。


GP02はDC-HSPA+(42Mbps)対応、ということでD25HW(HSPA対応:7.2Mbps)と比べどれ程通信速度が向上しているかが気になるところ。
地下鉄であちこち移動しながらスピードテストを実行してみると下り7〜9MbpsとD25HW(2〜3Mbps)に比べ3倍程の高速化を実現し、WiMAX(電波状態がいい場所で5Mbps)よりも高速、という結果に。

左が最も結果がよかった時(博多駅前で測定)、右が自宅で測定した時のSpeedTest.netのスクリーンショット
そして上りは1M〜3Mbpsとスペック上の上り通信速度はGP02、D25HWいずれも5.76Mbps(HSUPA対応)と同じでありながらD25HWよりも高速化しています。
とは言えこれに関してはさすがにWiMAXにはかないません。
そしてもう一つのWiMAXに比べ劣る点が反応速度のムラ。
SpeedTest.netのPING値は速い時は100ms程なのですが、遅い時は1000ms程にまで低下したりと変動が激しいのがちょっと気になります。
もちろんWiMAXではそういったことはなく100ms程度で安定していることを考えると、これはちょっといただけません。


とは言え下り通信速度が非常に優れているのが魅力的ですし、WiMAXと比べるとエリアに深さがあるので建物の中などでも快適に使えるのもいいところ。
そしてこのDC-HSPA+エリア(=LTE非対応エリア)での通信速度の速さがEMobile LTEサービスをより魅力的にしていることも特筆しておきたいですね。
ドコモのXiはLTE非対応エリアだと通信速度が大幅に低下してしまう(DC-HSDPAに落ちる)のが大きな欠点であることを考えると、それだけでもEMobile LTEを選ぶ理由になり得ます。
というわけで次期メインモバイル回線はやはりEMobile LTEにしようかなぁ、と思ってしまいますが、auLTEが当初の予定よりも前倒しで開始される、という話もありますし、ドコモのLTE回線を利用できるMVNOサービスも出てきましたから、LTEサービスの選択肢が増えて悩ましいところです(とは言えSoftBankのTD-LTEサービスは全く選択肢に入りませんが)。