12/28富山行きフォトギャラリー

先日12/28の富山行きの際に撮影した画像をアップします。
すべてPowerShot S90で撮影しました。

JR富山駅

富山城

寂れたアーケード

富山の繁華街の寂れっぷりは相当なもの。
とにかく人が少なく、活気がない。
(富山県民には失礼ですが)これ程まで寂れた県庁所在地はそうないな、と思ってしまいます。
当然多くの空き店舗を見かけるのですが、そこに貼られている張り紙がこれ。
このような物件を借りると富山市からの助成が受けられるわけですが、それでも借りる人はいないんだろうなぁ。

歩き疲れたので富山駅への帰り道は12/23に開業したばかりの路面電車の新環状線セントラムに乗ってみました。
(何だかどこかの空港みたいな名前だな)
車両は最新型の2両連結、バリアフリータイプのものです。

この路線図の青い線で示されているのがセントラムのルート。
富山市街中心部をぐるりと回る環状線になっています。
ちなみに反時計回りの単線です。
それにしても大した距離じゃないのに一乗り200円は高いなぁ。
路面電車はどこまで乗っても100円」というのに慣れている私にとっては詐欺的な運賃、と言わざるを得ません。

セントラムの車内。

富山と言えば薬、と言うわけで富山駅前には富山の薬売りの像が建っていました。


今回の旅では南小谷糸魚川→富山→直江津JR西日本の列車で移動しました。
JR西日本管内ではボロいノスタルジックな列車が多く走っています。

南小谷/糸魚川を走る1両編成のディーゼル列車。

そしてその車内。
天井に取り付けられた扇風機が時代を感じさせます。

そしてこれまた時代を感じさせる車内設備。
窓際に取り付けられている小さなテーブルの下に付いている栓抜きです。
缶やペットボトルが飲料容器の主流となった今ではまず使われることのない装備です。

北陸本線内を走る列車(これについてはこちらの道中でのエントリを参照)の車内で気になったもの。
何だかタイの2等寝台車みたいだな、と思ってしまいました。
と言うことはもしかしてこの列車は元々寝台列車で、それを普通列車として使うよう改造した、ということなんでしょうか。
確かに乗降口が普通列車としては異常に狭く、明らかに元から普通列車として設計されたものではない。
ということでこの予想は当たっていそうです。


それにしても今回の富山行き、とにかく寒かった!!
気温的には長野の方がはるかに寒い(雨が降っていましたから、少なくとも氷点下ではない)のですが、富山の方が寒く感じました。
内陸性の寒さと海岸性の寒さとでは寒さの感じ方が違うのかも知れません。
そして天気が悪かったのも寒さに拍車をかけた、という感じがします。
糸魚川→富山間では大雨、そして直江津では強烈なあられが降り出したりと天気は荒れ模様。
どうしてこんな時に… と思ってしまいました。
でも旅自体は満足のいくものでした。
そしてこれらの画像を記録したPowerShot S90の画質のよさにも非常に満足しています。


今年の仕事が今日で終了、ということで明日からは正月休みになります。
青春18きっぷの残り2回分のうちの1回を利用してどこかへ行こうと思っているのですが、この辺で青春18きっぷ利用で日帰りできそうなところはほぼ行きつくしてしまいました。
久々に栄近辺を歩いてみたいので、名古屋かなぁ、と思っていますが、帰りの塩尻駅での中央西線中央東線の乗り継ぎが非常に悪いのが気になるところ。
そう言えば今年(2009年)正月も名古屋方面に行っているなぁ。
さてどうするか。