SH-10Bでスクリーンショットを撮る

Android端末のスクリーンショットを撮る方法としてはデバッグモードでPCとUSB接続し、Android SDKに含まれるDalvik Debug Monitorを使う方法が一般的です。
(root化された端末であればDroCap2で端末上でスクリーンショットを撮る、という方法がありますが)
もちろんSH-10Bでもこの方法が使えますが、単にSH-10B用USBドライバをインストールしただけではうまくいきません。
私はこれでハマッてしまい、思わず「初期不良だ!!」と思ってしまいました。
実はSH-10Bスクリーンショットを撮るにはUSBドライバだけではダメで、他にも必要なドライバ、ファイルがあったのです。
SH-10Bスクリーンショットを撮るためには…


SH-10B USBドライバ(SH-10B_driver.exe)
ADB/Fastboot USBドライバ(usb_driver_JNDK01_r1.1.zip)
JN-DK01 SDK AddOn(sharp_addon-JNDK01_r1.zip)
Android SDK r06(android-sdk_r06-windows.zip)※Windows環境の場合


が必要です。
手順としては(Windows XP環境で説明しています)
SH-10B USBドライバをインストール。
それが済んだらSH-10BをPCとUSB接続(ここではまだデバッグモードをONにしない)。
プラグアンドプレイでSH-10Bが認識され、自動的にドライバがインストールされます。
PCの再起動を促された場合は再起動します。
ADB/Fastboot USBドライバを解凍。
SH-10BデバッグモードをONにし、再びPCとUSB接続。
新しいハードウエアが検出され、ハードウエアの更新ウィザードが起動するので、そこで
Windows Updateに接続しない→一覧または特定の場所からインストールする→次の場所で最適のドライバを検索する」を選択し、「次の場所を含める」にチェックを入れADB/Fastboot USBドライバを解凍したファイルがあるフォルダを選択。
するとADB/Fastboot USBドライバがインストールされ、デバッグモードでの接続が可能になります。


次はAndroid SDKの準備。
Android SDKを解凍してできたフォルダを適当な場所に置き、そのフォルダ内の「tools」フォルダに対して「システムのプロパティ→環境変数」でパスを通します。
既に旧バージョンのAndroid SDKがインストールしてあれば解凍してできたファイル内の「tools」フォルダを上書きコピーすればOKです。
そしてJN-DK01 SDK AddOnを解凍し、そのフォルダを(Android SDKインストールフォルダ)\add-onsにコピーします。


これで準備完了。
SH-10BデバッグモードでPCに接続し、(Android SDKインストールフォルダ)\toolsにある「ddms.bat」を起動。
するとコマンドプロンプトが起動し、しばらくするとDalvik Debug Monitorが起動します。
そこでSH-10Bが認識されていればOK。
これでSH-10Bスクリーンショット撮影が可能になります。


結局のところ私は


デバッグモードでの接続にADB/Fastboot USBドライバが必要
Android SDK r06(現時点での最新版)が必要:私が使っていたのはr05でした


この2つでハマッていたのでした。