iPhoneやめました

新年あけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いします。


突然ですがエントリタイトル通り、iPhoneを止めることにしました。

SIMを抜いたため、キャリア名/電波強度表示部に「No SIM」表示が出ている私のiPhone 3GS
しかし「iPhoneやめました」とは言っても「使うのを完全に止める」ということではなく、「電話として使う」のを止める、という意味になります。
つまり私のiPhoneは「電話機能が付いているiPod Touch」になる、というわけです。
産経新聞やウエザーニュースタッチなど、iOS端末でしか使えない(使い物にならない)アプリ/サービスがいくつかあることもあり、現状でiPhoneを完全に排除する、というのは不可能ですから。
(3000Viewer消えてしまったし:APKバックアップしておくべきだったか)


今回この決断をした理由はというと、やはりiPhoneは電話として使うには欠点が多い、ということを改めて感じたから。
iPhoneの(電話としての)欠点はといえば、電波受信感度が低い、通話履歴を個別に消せない(=全削除しかない)、パケット接続設定をしていないにもかかわらず、なぜかパケット通信されてしまう(もちろんその分は課金される)、(非常に希ですが)片通話になる、といったものがありました。
そして先のアジア旅行の際の経験でそれらに「ローミング先の電波をつかむまでに時間がかかる」が加わりました。
飛行機が目的地の空港に到着後、降機前に手持ちの携帯の電源をON。
そして飛行機を降り空港ターミナルに出てイミグレに向かい、入国審査の列に並んでふとiPhoneを見てみると、何とまだローミング先の電波をつかんでいない、といったことがありました。
他の端末は全て電波をつかんで利用可能になっているにもかかわらず、iPhoneだけが利用不可。
それ以外にも電源ON時や圏外から圏内に戻ってきた際に「利用可能なネットワークが見つかりません」というエラーメッセージが出て、手動でネットワーク検索をしないと電波をつかまない、といったことも何度かありました。
これは本当腹が立ちましたし、iPhoneは基本が「特定キャリアからのみ提供されるSIM Lockedの端末で、回線契約した国内のみで使うもの」なんだな、ということを再認識しました。
とは言えこれまでは貴重な「隠れFOMAプラス対応端末」ということでドコモ音声SIMを挿して利用していましたが、福岡に引っ越してきて、ドコモ回線を運用する上でFOMAプラス対応端末でなければならない、というシチュエーションも減ったこともあり、ここで端末運用方針を見直すことにしたのです。


当初ドコモ音声回線は先のアジア旅行の際MBKで購入したNokia N82 Blackで運用する予定だったのですが、先日のエントリに書いた通りAndroid 2.2.1へのアップデートで安定度が増したMilestoneで運用することにしました。
これにより今までMilestoneで使っていたドコモ定額データ回線はしばらくお休み。
そしてMilestoneでのパケット通信はとりあえずMoperaU 128kbps定額アクセスポイントを使用しますが、いずれは速度制限なし定額のアクセスポイント(上限10395円/月のあれ)を使うことも視野に入れています。
確かに利用料金は高いですが、広い利用可能エリア、安定した通信速度、接続プロコトル制限なしと「最強」ですからね。
Milestone搭載のWiFiアクセスポイント機能を使えば他端末とのネット接続共有が可能ですから、2台の端末(=2回線)でパケット定額を使うことを考えれば、決して高くはありません。
というわけで2011年当初の端末運用体制はというと…


Milestone:ドコモ音声回線SIM
Huawei IDEOS:b-mobile U300 SIM
Nokia N82 Silver:SoftBankポストペイドSIM
iPhone 3GS:SIMなし
(外でのネット接続はMilestoneまたはIDEOSのWiFiアクセスポイント機能を使用)


ということになります。
Nokia N82 Blackはまだセットアップ中なので、それが完了し次第Silverと入れ替える予定。
そしてFOMAプラス非対応の問題はドコモ音声回線SIMをiPhoneに挿し替えることでカバーします。


とりあえずしばらくはこの体制でやってみることにします。