It's still alive,and spam comes again


先日「2年前にシンガポールを訪れた際に購入したStarHubプリペイドSIMにオンラインリチャージしようとしたが、(国の選択肢に"Japan"があるにもかかわらず)日本発行のクレジットカードが使えずリチャージ失敗」とエントリしました。


リチャージできるようになってる、と思ったら…


そのSIMはその後もiPhone 3GSに挿しっぱなしにしていますが、SIMの有効期限が切れて2週間程経つ今でも回線が無効になっておらず、ドコモにローミング接続された状態になっています。
そしてオンラインリチャージサイトでの携帯番号の認証も通りますから、リチャージすることで回線を復活させることも可能。
すると先日またもやインドネシア語のスパムSMSが。

前回は$15,000(シンガポールドル?)でしたが、今回は$20,000もらえるそうです。
それにしてもおかしいのは回線の有効期限は切れており、残高照会も音声着信もできない状態なのに、どうしてSMSは届くのか、ということ。

残高照会をすると左のようなエラーメッセージが出て失敗しますし、電話をかけてみると右のように「話し中」で切れてしまいます。
それなのに上のスパムSMSが届いたのですから、不思議に思って当然です。


それなら一度試してみよう、ということでドコモ音声回線からSMSを送信してみました。

するとこのようにちゃんと届きました。
ドコモ音声SIMを挿したGalaxy S II GT-I9100からSMSを送信(左)、そのSMSが期限切れStarHubプリペイドSIMを挿したiPhone 3GSに届いたところ(右)。
ではどうして音声着信はNGで、SMS受信はOKなのか、というのが気になりましたが、よく考えてみるとローミング中ですから、当然着信にも料金がかかります(というかこのSIMはローミング中だけではなく、シンガポール国内での利用であっても着信に料金がかかる)。
そして期限が切れている、ということは当然チャージはゼロですから、着信料金を払うことができないため最初から話し中になってしまう、というわけです。
それに対しSMSは自国内、ローミング中いずれにおいても受信に料金がかかることはありませんから、残高ゼロでも受信できる、というわけです。


それにしてもこのプリペイドSIMは一体いつになったら無効になるのでしょうか。
オンラインリチャージできない上にスパムSMSが届くので、無効になるのならさっさと無効になってもらった方がいいのですが…
まさかSIMを挿している端末の電源をOFFにしたりして携帯回線への接続が切れてしまわない限りずっと回線が有効(=何らかの理由で接続が切れてしまうとその時点でSIMが無効になり、再接続不可になる)、ということはないよなぁ。
「スパムSMSがウザいんだったらSIM抜けよ」という意見もありそうですが、もうしばらくSIMを挿しっぱなしで様子を見ることにします。


余談ですが最近iPhone 3GSのヘタリがかなり目立つようになってきました。
バッテリーの持ちがかなり悪くなっていますし、ホームボタンの反応も鈍い。
購入から3年以上が経過していますから当然と言えば当然ですが、SIMロックフリーですし、自局番号が書き込まれていないプリペイドSIMに自局番号を書き込むことができる、といった他の手持ち端末にはない機能を持っているので、まだまだ完全引退させたくない。
そこでバッテリーとホームボタン周りの部品を交換しようか、と思いますが、そこまでする価値があるかというと微妙なので悩んでしまいます。
iPhone 3GSは4/4Sに比べバッテリー交換が難しい、というのもありますし。
やっぱりバッテリー内蔵式で、交換することを考えていない端末はできるだけ避けた方がいい、ということを改めて感じますね。