リチャージできるようになってる、と思ったら…

2年前にシンガポールを訪れた際に購入したStarHubのプリペイドSIM。

回線維持を狙って現地滞在中にリチャージバウチャーを買えるだけ買っておいたのですが、それも全て使い切ってしまいました(上の画像に映っているリチャージバウチャーも使用済)。
オンラインリチャージサービスもあるのですが、日本発行のクレジットカードは使えない(シンガポールとその周辺国で発行されたクレジットカードのみ利用可)、ということで本来であればこのまま期限切れで終了になってしまいますが、「日本発行のクレジットカードが使えるようになっていれば」と思い有効期限終了日の昨日ダメもとでオンラインリチャージにトライしてみることに。


https://greenprepaid.starhub.com/main.jsp からオンラインリチャージページに入り、手続きを進めます。
プリペイドSIMの種類(音声/データ/BlackBerry)を選択し、StarHub携帯番号を認証してリチャージ額、支払い方法を選んでクレジットカード情報を入力するページへ進みます。
そこで住所を入力する項目にある国を選択するプルダウンを開くと「Japan」の選択肢があります。

何と選択肢には「北朝鮮」まであってびっくり。
いつの間にやらカード発行国の制限がなくなっていたようで、「これならいける」と思い手持ちのクレジットカード情報を入力して次へ進むボタンを押すと…

"Transaction Unsuccessful"のエラーメッセージが出て、リチャージに失敗してしまいます。
"Please contact your bank"というエラー内容からするとやはり日本発行のクレジットカードだとNGのよう。
別のクレジットカードを使っても、ジャパンネット銀行のワンタイムデビット(ネットショッピング用の一回使い切りVISAデビットカード番号を発行するサービス)を使ってもNGで、結局リチャージできませんでした。
とは言えたまたま私が持っているカードがNGだっただけかも知れませんが、当然私自身では試せないので、もし日本発行のクレジットカードでStarHubプリペイドSIMのオンラインリチャージができた、という方は情報頂けると幸いです。


オンラインリチャージができなかったため、私のStarHubプリペイドSIMの期限は切れてしまっているはずですが、なぜかまだローミング利用ができていますし、音声着信も可能。
回線が無効になる前の猶予期間である可能性がありますが、それなら着信できないはずですし、そもそも国際ローミングの利用には残高がS$8以上なければならないので、有効期限切れでチャージがゼロになった状態であればローミング接続できず圏外になるはず。
そこでチャージ残高照会してみると、おかしなことに残高が消えていない。

上がもうすぐ期限切れになることを警告するStarHubからのSMSですが、そこでは期限が切れるのは「2012/12/02 23:59(シンガポール時間)」となっています。
ところが下の今日の夜(19:32)残高照会した際の結果通知SMSでは期限が切れているにもかかわらず残高が残っていることになっている。
なぜなんでしょうか。
上の警告SMSでは"card balance expires on"という表現が使われているので、有効期限切れになるのはチャージ残高で、回線自体は今後も有効であるとも読み取れますが、チャージ有効期限が切れた後もずっと回線が有効な(そしてリチャージすることで再度利用可能になる)プリペイドSIMというのは見たことも聞いたこともないので、それはないでしょう。
とりあえずSIMは端末(iPhone 3GS)に挿した状態にしてしばらく様子を見てみることにします。


というわけでこのプリペイドSIMはこのまま期限切れで終了、ということになります。
以前エントリしたようにこの回線にはインドネシア語のスパムSMSが届いたりして鬱陶しいので(しかもメインのGmailアドレスにまでインドネシア語スパムメールが届くように。なぜ?)、このまま終了になってもいいかな、と思っているところ。
とは言えデータローミングが利用できるし(ただし料金は割高でS$0.05/KB=S$50/MB)、チャージ残高がS$50以上あるので、やっぱり惜しいなぁ。
そういったこともあり次にシンガポールを訪れる際は日本発行のクレジットカードでもオンラインリチャージできるSingTelのプリペイドSIMを購入することにしよう、と思っているところです。